2023年06月29日

薩摩硫黄島_しばらく使用停止

■三島村薩摩硫黄島飛行場 整備のためしばらくの間使用停止

三島村は27日、28日からしばらくの間、三島村薩摩硫黄島飛行場の使用を停止すると発表しました。

三島村薩摩硫黄島飛行場の使用停止は、令和5年6月28日からしばらくの間。「施設の点検、整備のため」としています。
新日本航空により運行されている、鹿児島線(定期チャーター便)は既に21日から運休されています。

薩摩硫黄島飛行場の使用停止について(三島村公式サイト)
http://mishimamura.com/%e8%96%a9%e6%91%a9%e7%a1%ab%e9%bb%84%e5%b3%b6%e9%a3%9b%e8%a1%8c%e5%a0%b4%e3%81%ae%e4%bd%bf%e7%94%a8%e5%81%9c%e6%ad%a2%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/


2023年6月、情報交通ホットラインは開設から四半世紀を迎えました


2022年10月04日

諏訪之瀬島場外_祝・航空便再開!

■祝・航空旅客便再開!■

さあ、トカラの空へ!

2022年10月4日
十島村委託路線 新日本航空 諏訪之瀬島場外離着陸場-鹿児島線
新規就航!
定期的運航の旅客乗合便 週2往復で運航開始です!


今回就航したのは、場外離着陸場です。
2022年で新たに定期的運航便が飛ぶようになった空港・離着陸場は初めて。
2022日本の空の港で最大のニュースです!!



就航に先立ち先月27日に行われた記念フライトでは、地元はほぼ全住民が出てきて再開港をお祝いするほど、熱く熱く盛り上がっています。
諏訪之瀬島と鹿児島結ぶ 初の定期航空路線が来月4日開設(NHK公式)
80人の島の飛行場に待望の待合施設 完成祝い記念フライト、島民総出で出迎える 十島村・諏訪之瀬島(南日本新聞公式)

乗って残そう離島路線!
乗って増やそう離島路線!

十島村公式サイト
十島村観光・定住情報サイト
新日本航空公式サイト 諏訪之瀬島線公式ページ




十島村は、感染症対策と経済社会活動の両立を図っています。
来島には、1に検温、2にPCR検査結果、3に健康申告書、の提示が必要ですが、離島路線を応援・盛り上げていきましょう!

諏訪之瀬島は、今年夏に噴火警戒レベル1になっていたものの、9月28日にレベル3へ引き上げられています。
噴石への警戒、立入禁止区域も多いですが、静まってくれることを願いながら、火山の島の離島路線を熱く応援・盛り上げていきましょう!

2022年09月24日

諏訪之瀬_航空便ついに開始へ

■諏訪之瀬島場外離着陸場 航空便定期運航ついに開始へ

十島村は22日、10月4日より諏訪之瀬島場外離着陸場発着の航空便定期運航を始めると発表しました。

10月4日から運航が始まるのは、新日本航空の諏訪之瀬島-鹿児島線。週2往復(毎週火曜日と金曜日に各1往復)するとしています。
所要時間は約1時間30分で、片道1人60,000円(税込)。十島村・住民割引後料金が片道1人10,800円(税込)で設定されます。
使用機材は定員3名のセスナ式172型としています。

諏訪之瀬島場外離着陸場発着の航空便運航については、今年8月の広報としまで10月就航をめざし準備中と告知されていました。

航空便運航開始のお知らせについて(十島村公式サイト)
http://www.tokara.jp/2022/09/22/15574/

2022年07月06日

九州3空港_羽田とロボ実験

■九州3空港(長崎・宮崎(宮崎ブーゲンビリア)・鹿児島) 東京国際とロボット共同実証実験を開始へ

長崎空港ビルディング、宮崎空港ビル、鹿児島空港ビルディングの3社は、東京国際空港(羽田空港)の旅客ターミナル国内線施設を運営する日本空港ビルデングの協力のもと、ロボットの共同実証実験を開始すると発表しました。

3社が行うのは、案内ロボットや清掃ロボット等の広域連携での共同実証実験。7月5日〜7月29日に、羽田空港で導入されているロボットを、長崎、宮崎、鹿児島の九州地方の3空港で試験運用します。
「旅客ターミナルにおけるお客さまのさらなる利便性向上、非接触サービスによる感染症対策、将来的な労働力の不足などの社会課題解決への貢献を目指」すとしています。

実験を行うのは、案内ロボットの「mini MORK」、翻訳ロボットの「C-FACE」、清掃ロボットの「EGrobo」と「Gaussian」の4種類。各空港の案内所などで運用されます。

羽田では、2016年ロボット実証実験プロジェクト「Haneda Robotics Lab」を立ち上げており、今回の導入はその一環。珍しい国内の他空港との連携は注目です。

九州3空港(鹿児島・宮崎・長崎)と羽田空港がロボットの共同実証実験を実施  〜次世代の広域連携のシームレスな空港サービスの可能性を検証〜(日本空港ビルデング公式サイト)
https://tokyo-haneda.com/site_resource/whats_new/pdf/000012224.pdf

2021年12月01日

枕崎HP_施設概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/特別編 枕崎ヘリポート
日本空港情報館 特別編
枕崎ヘリポート

Makurazaki000.jpg
枕崎ヘリポート
枕崎ヘリポートは平成25年3月31日まで枕崎飛行場でした。
旧・枕崎飛行場の情報はこちらをクリック

■ヘリポートの概要
鹿児島県枕崎市にある公共用ヘリポートです。平成26年9月18日に公共用ヘリポートとして開場しました。
日本最南の公共用へリポートで、枕崎市の中心部から東へ約6キロに位置しています。東シナ海を望む高台にあります。
旧枕崎飛行場を平成25年3月に閉港し、整備しなおしたものです。旧枕崎飛行場跡地には、当ヘリポートのほかに枕崎天文台、枕崎市枕崎空港跡地第一発電所・第二発電所が整備されています。
令和3年12月1日現在、定期就航路線はありません。


■飛行場種別:公共用ヘリポート
■設置管理者:(設置)枕崎市(指定管理)南薩エアポート
■滑走路延長:25×20
■空港コード:-/-
■旅客ビル管理者:(設置)枕崎市(指定管理)南薩エアポート


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/公共用ヘリポート/天文台併設
■見学者への対応:◎==== (見学時閉館中だったため詳細不明)ターミナルパンフ 無/案内所 無/展望デッキ 有/航空ファン向け展示 無
■売店の充実度:===== (見学時閉館中だったため詳細不明)売店0店・飲食店0店
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 無/最寄駅の白沢駅まで約1.7キロ(徒歩圏内)


※就航路線は令和3年12月1日、そのほかの情報は平成26年4月現在のものです。
Makurazaki001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成26年4月撮影、見学時閉館中だったため詳細不明)
元々空港だったため、事務所も入ったターミナルが珍しく建っています。枕崎飛行場開港(平成3年3月21日)に合わせて完成したターミナルをそのまま使っています。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。1階に搭乗施設、2階に事務所、屋上に展望デッキがあります。
正面入口脇に駐機場への出入口が設けられています。
駐車場わきに枕崎天文台があります。

ターミナル前に30台分の無料駐車場が整備されています。
最寄駅の九州旅客鉄道(JR九州)指宿枕崎線白沢駅(西白沢バス停近く)から北へ1.7キロ、白沢バス停から北へ1.6キロでアクセスはしやすいです。(鉄道1日6往復)
白沢バス停
・東行:東大川行(鹿児島交通)
・西行:枕崎行(鹿児島交通)
Makurazaki002.jpg駐機場と滑走路
(写真は平成26年4月撮影)
ターミナルの北東側に、3基分の駐機場と滑走路(ヘリパッド)18/36があります。
格納庫が東端にあるため、ターミナル側に近い側に滑走路、遠い側に駐機場がある面白い配置となっています(格納庫へのヘリポート区域出入口は、ターミナルへのヘリポート区域出入口と異なります)。

鹿児島県防災航空センターがあり、鹿児島県防災航空隊のヘリコプター1機が常駐しています。
Makurazaki003.jpg周辺見どころ施設(太陽光発電施設)
(写真は平成26年4月撮影)
ヘリポート区域の西側、南北方向に長く広がる旧枕崎飛行場の駐機場と滑走路は、太陽光発電施設(Kクリーンエナジー 枕崎市枕崎空港跡地第一発電所・第二発電所)が設置されています。
ターミナルから見学ができます。

※平成26年09月01日:枕崎市枕崎空港跡地第一発電所・第二発電所 新設

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC  
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航路線はありません)
就航路線変遷(令和3年12月以降)
-


■ヘリポート所在地
ヘリポート所在地はクリック(Googleマップ)
■枕崎ヘリポートについてもっと詳しく調べたい方のリンク集
枕崎ヘリポートの公式サイト○(枕崎市 公式サイト/サイト内 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市役所・施設案内 > ヘリポートに情報あり)
枕崎飛行場(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※枕崎ヘリポートの公式サイトではありません。

開設月日 2021.12.01
初調査日 2014.04.18
前調査日 2014.04.18

2021年04月01日

上五島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/上五島空港
日本空港情報館
上五島空港

top.jpg
上五島空港

■飛行場の概要
長崎県上五島市有川町地区にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
長崎県北西部、五島列島にある離島空港。五島列島最北に位置する中通島に隣接した頭ヶ島にあります。島の山頂部分を切り崩して造成、昭和56年に開港しました。 島の最高部付近に位置することもあって風が強いため運航するのが難しいことで知られています。
平成24年9月に、空港区域を含めた周辺地域が、重要文化的景観「新上五島町崎浦の五島石集落景観」に定められています。
平成27年から、特定日に頭ヶ島天主堂へのパーク&ライドの拠点となり、平成30年4月から令和3年3月までパーク&ライドが完全実施されていました。
かつてはオリエンタルエアブリッジにより長崎線が運航されていましたが、平成18年に廃止されています。令和3年4月現在、定期就航路線はありません。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:長崎県
■滑走路延長:800m
■空港コード:===/RJDK
■旅客ビル管理者:新上五島町(平成18年1月まで上五島空港ターミナルビル)


■施設の見どころ:◎==== 小規模/教会風の独特なビルは目を引きます。通常時建物内部には立入できません。
■見学者への対応:===== 平成21年9月当時ターミナル内に入れなかったため不明。
■売店の充実度:===== 平成21年9月当時ターミナル内に入れなかったため不明。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 無(路線バスは徒歩10分ほどの所に頭ヶ島バス停有)/隣接する中通島の中心部有川からは車で30分ほど


※就航路線は令和3年4月、そのほかの情報は特記以外平成21年8月現在のものです。
01.jpg旅客ターミナルの特徴
開港に合わせて完成したターミナルビルです。
地上1階建(一部2階建)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。教会風の独特な外観で、非常に目を引きます。
館内のサインは不明です。
02.jpgターミナル前面
広い歩道がある前面です。赤い舗装が教会風の建物にマッチしています。建物の出入口は1口です。
バスのりばはありません。(徒歩10分ほどの所に頭ケ島バス停があります。/1日2-3便のみ)

頭ケ島バス停
・頭ケ島天主堂行(西肥自動車)
・有川港行・青方行(西肥自動車)

※平成30年10月01日:頭ケ島教会行を頭ケ島天主堂行に変更(バス停名称変更に伴う変更)
03.jpgロビー
上部窓から覗いた様子。
館内には小屋のようなものが増設されています。左側が詳しくはよく分かりませんでした。
平成28年にターミナルビル内に祈りの島インフォメーションセンターが新設されています。

※平成28年04月29日:祈りの島インフォメーションセンター 新設
04.jpg送迎デッキ
屋上が送迎デッキとして開放されており、建物正面に外付けされている階段でアクセスできます。入場無料。定期就航路線がない現在も開放されています。
柵は低く、非常に見やすい環境ですが、立ち入る人もおらず清掃もあまりしていないのか鳥糞などが多数あります。
05.jpg送迎デッキからのながめ
高台にある空港で、正面遠くに平島が見える程度です。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
06.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に無料駐車場があります。
平成27年から令和3年まで、頭ヶ島天主堂へのパーク&ライドの拠点として使用されていました。特定日に、上五島空港駐車場に駐車し、無料シャトルバスで頭ヶ島天主堂方面へ移動するものとなっていました。平成30年4月から令和3年3月までパーク&ライドの完全実施されていました。

パーク&ライド実施日
 H27年 09/19-09/21
 H28年 04/29-11/27
 H29年 04/01-11/26
 H30年 04/01-R3年 03/31 毎日

※平成27年09月19日:パーク&ライド 試行実施開始(〜9/21)
※平成28年05月14日:パーク&ライド 開始(特定日のみ)
※平成30年04月01日:パーク&ライド 完全実施開始(毎日運行)※頭ヶ島天主堂見学の事前予約が必要
※令和03年04月01日:パーク&ライド 終了

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航路線なし)
就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
-

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■上五島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
上五島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※上五島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.09.24
初調査日 2009.08.11
前調査日 2009.08.11

大分県央_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/大分県央飛行場(大分県央空港)
日本空港情報館
大分県央飛行場(大分県央空港)

top.jpg
大分県央飛行場(大分県央空港)

■飛行場の概要
大分県豊後大野市大野町地区にあるその他の空港(旧その他飛行場)です。
平成4年豊肥地区農道離着陸場として開場した、大分県中南部にある飛行場です。空港内に日本文理大学のエクステンションキャンパスがあります。
大分県南部の交通拠点としても期待され、平成9年にその他飛行場となりました。開港以来定期便の就航はありませんが、かつては大分空港との間に定期的な乗合便が就航していました(現在もチャーターは出来ます)。令和3年4月1日現在、定期就航路線はありません。


■飛行場種別:その他の空港(旧その他飛行場)
■設置管理者:大分県
■滑走路延長:800m
■空港コード:===/====
■旅客ビル管理者:大分県


■施設の見どころ:◎==== 小規模/農道離着陸場から始まった空港としては珍しく搭乗待合室なども完備されたターミナルビルです。
■見学者への対応:◎==== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/展望デッキ 無/ファン向け展示 有(飛行場の写真や解説をロビー内に展示)
■売店の充実度:===== 売店0店・飲食店0店/近隣に店舗も無
■アクセスの状況:===== 鉄道 無/バス 無/最寄駅はJR豊肥本線豊後清川駅・緒方駅ですが8キロ程度。バス停は運動公園前が最寄で徒歩10分ほど(各平日のみ2本)


※就航路線令和3年4月1日、そのほかの情報は平成21年10月現在のものです。
SKYVIEW
skyview.jpg skyview2.jpg
広島西→鹿児島便の右窓席から撮影。空港東側上空。
大分県央空港は大分県中南部のなだらかな山中にあります。大野町の中心地からほど近い位置で、千歳大野道路の大野ICからも至近。飛行場のすぐとなりは総合運動公園になっています。工夫次第で、県央の利用者を増やせそうな気がする立地です。

01.jpg旅客ターミナルの特徴・ターミナル前面
(写真は平成21年10月撮影)
開港に合わせて完成したターミナルビルです。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
目を引く水色の外壁と丸い屋根が特徴的。中央に金文字で「大分県央空港」と書く堂々とした建物です。
館内のサインはなく、紙で自作したサインが貼られています。
建物入口は1か所で、スロープも設置されています。

建物前にバスのりばはありませんが、徒歩15分ほどのところにバス停が2か所あります(このほか、大分市内方面・熊本空港方面・熊本方面など便数の多いバスのりば「道の駅おおの」「大野インター」バス停まで約1.2km)。
■最寄バスのりば(運動公園前)(北西方面 約900m/全て大野竹田バス)
大野支所-緒方駅方面を結ぶバスが経由。平日のみ1日計4往復程度。市コミュニティバスと路線バスはほぼ同一ルートを通りますがごく一部区間で経由バス停が異なります。
北行:田中行、豊後大野市コミュニティバス田中・市民病院線 大野支所行
南行:市民病院行(馬場東経由)、豊後大野市コミュニティバス田中・市民病院線 市民病院行(津留公民館前経由/矢田経由あり)

■最寄バスのりば(川北)(北東方面 約900m/全て大野竹田バス)
大野支所-三重駅・豊後大野市役所方面を結ぶバスが経由。1-2時間に1本程度。
西行:田中行
東行:大野竹田バス本社行

※平成24年04月01日?:三重診療所行(大野竹田バス) 運休
※平成26年04月01日:30系統 両家・市民病院線 市民病院行・大野支所行 運休、田中・市民病院線 市民病院行・大野支所行 新設
※平成**年**月**日:三重監督署前行(大野竹田バス) 運休
02.jpgロビー
(写真は平成21年10月撮影)
旅客が立ち入れるのは1階部分です。
待合所、チェックインカウンタ、搭乗待合室などがコンパクトにまとまっています。
白壁のシンプルなデザインですが、壁面という壁面に張り紙などがしてあります。空港の解説などがあり、空港ファンは楽しめます。
03.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成21年10月撮影)
1階ランド側(建物入口)から見て右側にあります。
定期旅客便が就航していないため、遊覧飛行を行う九州航空のカウンタになっています。
※遊覧飛行は、最も安い空港周辺コースから鶴見・臼杵コースまで多数あり。平成21年現在は運航対応人数は1-3人でしたが、その後2人以上に変更されています。大分空港への貸切運航も可能。
04.jpg出発口・搭乗待合室
(写真は平成21年10月撮影)
1階ランド側(建物入口)から見て左側にパーティションで区切った搭乗待合室が設けられています。入口は1か所。
搭乗前には入口で搭乗者のセキュリティチェックが行われる模様です。
定期旅客便はなく、案内掲示はありません。
05.jpg到着口
(写真は平成21年10月撮影)
1階ランド側(建物入口)から見て左側にあります。エプロンからはドアが一つ設けられただけの到着口で、手荷物受渡台もありません。
出発口同様、到着口付近に到着案内掲示はありません。
06.jpg展望デッキ?
(写真は平成21年10月撮影)
ターミナルには送迎デッキはありませんが、ターミナルビル正面のウェストエプロンに面した駐車場の一角に展望エリアがあり、イスなどが設けられています。
滑走路側正面には緒方方面の山並みが見えます。ターミナルビルは滑走路の西端付近に設置されており、飛行機が東側へ離陸する瞬間は撮影が難しいことが多いようです。
08.jpgモニュメント
(写真は平成21年10月撮影)
イーストエプロン脇に竣工記念碑が立っています。
「県中央部に位置する大規模な畑作地帯である豊肥地域へこの新しい農業の波を拡げようとその核となる施設として「農道離着陸場」を建設し新たなフライト団地の育成を企画した」など碑文が書かれていますが、農業生産品の輸送実績は伸び悩んでいるようです。
07.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルが面するウェストエプロンと小型機用のイーストエプロンに挟まれる形で、無料駐車場があります。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC
  IBX   FDA   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航路線なし)
就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
-

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■大分県央飛行場(大分県央空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
大分県央飛行場(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※大分県央飛行場(大分県央空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.10.19
初調査日 2009.10.10
前調査日 2009.10.10

大分県央_4月バス便時刻変更

■大分県央飛行場 アクセスバス便時刻変更(2021年4月)

04/01
◎大分バス・九州産交バス やまびこ号 金池ターミナル→県庁正門前→大野インター→阿蘇くまもと空港→熊本駅前(熊本方面行0・大分方面行0→3・0)
◎大分バス・九州産交バス やまびこ号 県庁正門前←大野インター←阿蘇くまもと空港←熊本駅前(熊本方面行0・大分方面行0→0・3)
×大分バス・九州産交バス やまびこ号 金池ターミナル→県庁正門前→道の駅おおの→阿蘇くまもと空港→熊本駅前(熊本方面行8*・大分方面行0→0・0)
×大分バス・九州産交バス やまびこ号 県庁正門前←道の駅おおの←阿蘇くまもと空港←熊本駅前(熊本方面行0・大分方面行8*→0・0)
*新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で5往復に減便


04月01日:
大分方面・熊本方面(やまびこ号):国道57号線北側復旧ルート完成に伴う変更、竹田〜戸次間を中九州道経由に変更することに伴う経路変更です。犬飼久原、道の駅おおの、朝地駅前、赤水駅前アーデンホテル阿蘇の各停留所が廃止され、大野インター停留所が追加されます(一部便のみ停車)。
大分県央飛行場への最寄りバス停は、道の駅おおのから大野インターに変更されることになります(バス停から空港までは約1キロ強)。一部便は通過の為、減便となります。

大分〜熊本 特急バス「やまびこ号」 2021年4月1日ダイヤ改正実施(認可申請中)(大分バス公式サイト)
https://www.oitabus.co.jp/data/contents/files/20210401yamabiko.pdf


STAY HOME NOW, FLY LATER

2020年01月10日

小値賀_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/小値賀空港
日本空港情報館
小値賀空港

top.jpg
小値賀空港

■飛行場の概要
長崎県北松浦郡小値賀町にある地方管理空港(旧第3種空港)です。
長崎県北西部、五島列島北部に位置する小値賀島にある離島空港。島南東部の海沿いにある空港です。
かつてはオリエンタルエアブリッジにより定期便として長崎線が運航されていましたが平成18年に廃止されています。その後、平成25年までは年末年始、ゴールデンウィーク、夏期の年3回(平成25年は7月から半年間、毎週土日に定期的に運航)、小値賀町が補助金を出し格安チャーター便(福岡線)が運航されていました。令和2年1月現在、定期就航路線はありません。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:長崎県
■滑走路延長:800m
■空港コード:===/RJDO
■旅客ビル管理者:小値賀町(平成18年1月まで小値賀空港ターミナルビル)


■施設の見どころ:◎==== 小規模/シンプルなデザインのビルは目を引きます。運航がない日は建物内部には立入できません。
■見学者への対応:=====(平成21年9月現在通常時は立入禁止) 定期便未就航でターミナル内に入れなかったため不明。
■売店の充実度:=====(平成21年9月現在通常時は立入禁止) 定期便未就航でターミナル内に入れなかったため不明。
■アクセスの状況:===== 鉄道 無/バス 無(路線バスは徒歩30分ほどの所に空港入口バス停有)/島中心部から自転車で20分ほど


※就航路線は令和2年1月、そのほかの情報は特記以外平成21年8月現在のものです。
01.jpg旅客ターミナルの特徴
開港に合わせて完成したターミナルビルです。楕円形でレンガ調の珍しいデザインで、中央の小窓にはステンドグラスを配するなど、見ごたえのある外観です。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。館内のサインは不明。運航がない日は建物内部には入れません。
02.jpgターミナル前面
広い歩道がある前面です。建物の出入口は1口で、正面はスロープになっています。
バスのりばは1か所でバスポールが立っていますが、平成31年1月現在、バスは路線短縮されており乗り入れていません。(徒歩30分ほどの所に空港入口バス停あり。)
03.jpgロビー
正面入口から覗いた様子。
ランド側から見て左側にカウンタがあり、正面に出発口・到着口があります。搭乗待合室はない模様で、おそらく手持ち式の金属探知器による検査であると思われます。
04.jpg送迎デッキ
屋上が送迎デッキとして開放されており、建物正面に外付けされている階段でアクセスできます。入場無料。定期就航路線がない現在も開放されています。
柵は低く、非常に見やすい環境です。
05.jpg送迎デッキからのながめ
正面には海の向こうに野崎島を眺められます。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
06.jpg地上アクセス施設(駐車場)
ターミナルの前に無料駐車場があります。
07.jpgSEA VIEW
小値賀島南東側海上を航行する船上から撮影。
小値賀空港は、島東部の殿崎鼻付近で海に面しています。海岸沿いには大きく植栽で「おぢか空港」と書いてPRしています。
空港周囲は西側の一部を除くほぼ全域で車道がぐるり囲まれていて、良好な撮影スポットとなっています。写真の海岸沿いにも行くことができますが、肝心の飛行機が定期便は飛んでいません。

■就航路線(国内線)
  ANA   APJ   SFJ   ADO   SKY   SNA   ORC
  JAL   JAC   JTA   JJP   RAC
  IBX   FDA   SJO   WAJ   NCA   AMX   NJA   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航路線なし)
*1:小値賀町手配、エス・ジー・シー佐賀航空による運航の定期的チャーター便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※平成25年07月20日:SGC*1福岡 就航
※平成26年01月06日:SGC*1福岡 運休(1/5最終運航)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■小値賀空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
小値賀空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※小値賀空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.09.12
初調査日 2009.08.10
前調査日 2009.08.10

2019年07月21日

上五島_夜ツアー定期開催へ

■上五島空港 滑走路で星空観察のナイトツアーを定期開催へ

五島列島おもてなし協議会は8月から上五島空港星空ナイトツアーを実施します。

協議会が開催するのは、星空ナイトツアー。上五島空港の滑走路を活用して星空を鑑賞するもので、360度の大パノラマで自然プラネタリウムを体感できるとしています。新上五島町の「滞在型観光推進のため、新たな着地型旅行商品として」実施されます。
1か月に1回の定期的な開催で、8月3日、9月21日、10月19日に実施されます。初回の8月3日開催分は、22日が申し込み締め切りとなっています。

ツアーは、青方役場前、ホテルマリンピア、有川うどんの里のいずれかの発着で貸切バスでアクセスするものになります。

上五島空港は平成18年に定期便が廃止されてからほとんど活用されておらず、ここ数年は活用策を探っています。
星空観賞会は、昨年10月に世界遺産登録記念として一度行われていますが、単発ツアーでした。今回は、定期的に開催されるものとなり、着地型商品として、また、空港活用策として定着するのか注目されます。

上五島空港星空ナイトツアーについて(新上五島町公式サイト)
http://official.shinkamigoto.net/goto_culture_full.php?eid=03859&be=2&r=2&wcid=j00001x1
上五島空港星空ナイトツアーの実施について(長崎県公式サイト)
https://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/397677/
ラベル:上五島空港

2019年03月02日

宮崎・鹿児島_空港間バス運休へ

■宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)・鹿児島空港 二空港間バス路線運休へ

宮崎空港と鹿児島空港の二空港間を結ぶバス路線が4月1日に廃止されます。

宮崎交通と南国交通は28日、高速バス宮崎-鹿児島線(はまゆう号)の宮崎空港発着を4月1日に廃止すると発表しました。
はまゆう号は、宮崎市内と鹿児島市内を結ぶ高速バス路線で、現在は全7往復が鹿児島空港と空港南を経由、鹿児島発週6便、宮崎発週2便のみ宮崎空港に乗り入れています。4月1日に宮崎空港乗り入れ便を廃止するとしています。

宮崎空港発着便は2015年4月に開設されており、4年間での廃止となります。
異なる二つの空港の間を結ぶバス路線は、国内では数えるほどしかありません。残念ながら珍しい存在がひとつ消滅することになります。

4月1日(月) 高速バスのダイヤ改正をいたします。(宮崎交通公式サイト)
http://www.miyakoh.co.jp/news/2019/02/41_15.html
【高速バス・空港連絡バス】2019年4月1日より時刻改正(南国交通公式サイト)
https://nangoku-kotsu.com/2019/03/01/%e3%80%90%e9%ab%98%e9%80%9f%e3%83%90%e3%82%b9%e3%80%91%e3%80%90%e7%a9%ba%e6%b8%af%e9%80%a3%e7%b5%a1%e3%83%90%e3%82%b9%e3%80%912019%e5%b9%b44%e6%9c%881%e6%97%a5%e3%82%88%e3%82%8a%e6%99%82%e5%88%bb/

2018年10月29日

上五島・小値賀_競合航路一部再開

■上五島空港・小値賀空港 競合船舶航路が一部再開、騒動終息へ

上五島空港のある新上五島町中通島や小値賀空港のある小値賀島と、長崎・佐世保等を結ぶ船舶航路を運行していた株式会社五島産業汽船とその関連会社のUSAポートサービスが1日に全路線の運行を一時休止した問題で、新しい五島産業汽船株式会社が設立されて19日から一部路線が再開されたほか、11月1日からは九州商船が一部路線を補完するダイヤ改正を実施する予定です。

19日に再開されたのは、他社運行のない上五島(鯛ノ浦)-長崎線で、新たに設立された五島産業汽船株式会社が高速船で1日2往復運行しています。
さらに11月1日からは、九州商船が高速船の佐世保-小値賀-宇久平線を1日1往復上五島の有川に経由させるダイヤ変更を実施。有川-小値賀-宇久平線の代替手段が確保される予定です。

五島産業汽船とUSAポートサービスが1日から運行を一時休止しているのは、同社が運航する高速船・フェリー全路線です。上五島絡みでは有川-佐世保線高速船1日1往復・フェリー1日2往復、鯛ノ浦-長崎線高速船1日3往復、小値賀絡みでは有川-小値賀-宇久平1日2往復、福江絡みでは福江-佐世保線高速船1日2往復が運休。運休によって移動手段がなくなり、影響の大きい新上五島町や小値賀町では騒動になっていました。

今回の他社による運行再開やダイヤ変更では、運休前の便数は確保できていませんが、移動手段は確保できることとなり、ひとまず騒動が終息へ向かうことになります。
上五島空港や小値賀空港では、競合する船舶便の影響もあって平成18年に全便が運休。それ以来12年間、定期便の運航は再開されていません。船舶休止で、上五島空港や小値賀空港発着の航空便再開の話が出てくることも期待されましたが、議論が深まることはありませんでした。

(新会社の)五島産業汽船公式サイト
http://www.goto-sangyo.co.jp/
九州商船公式サイト
http://www.kyusho.co.jp/

2018年10月02日

上五島・福江_競合航路停止

■上五島空港・福江空港(五島つばき空港) 競合船舶航路が運航を停止

上五島空港のある新上五島町中通島や福江空港(五島つばき空港)のある福江島と、長崎・佐世保を結ぶ船舶航路を運行する五島産業汽船は1日、全路線の運行を一時休止しました。特に影響の大きい中通島へのアクセスは、すでに航空路線も休止されており、今回の廃止で船舶便が縮小されます。

五島産業汽船が1日から運行を一時休止しているのは、同社が運航する高速船・フェリー全路線。「会社都合につき、しばらくの間運休」するとしています。上五島絡みでは有川-佐世保線高速船1日1往復・フェリー1日2往復、鯛ノ浦-長崎線高速船1日3往復、福江絡みでは福江-佐世保線高速船1日2往復が運休となっています。

新上五島町を中心に影響は大きいですが、五島産業汽船が運行休止となっても、九州商船が有川-佐世保、有川-長崎、奈良尾-長崎、崎戸商船が友住-佐世保等多くの路線を運航中。野母商船も青方-博多間に就航しており、船舶便は比較的多くの便数が維持されています。

中通島に隣接する頭ケ島に上五島空港がありますが、航空便は、船舶便の競争激化によるサービス競争や性能向上、時間短縮などに押される形で平成18年に休止され、その後は航空便が途絶えたままになっています。
上五島空港のすぐそばにある頭ケ島の集落は、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に登録されたばかりで、注目度が急上昇中。そんななかでの船舶便の休止は航空便にとっては追い風ですが、航空便運航に手を挙げる会社が出てくるかはまだ未知数です。

五島産業汽船公式サイト
http://www.goto-sangyo.co.jp/

2018年10月01日

上五島_10月バス便時刻変更

■上五島空港 アクセスバス便時刻変更(2018年10月)

10/01
◎西肥自動車 頭ケ島天主堂-頭ケ島※-有川港-青方( 0→ 1)
◎西肥自動車 頭ケ島天主堂-頭ケ島※-有川港( 0→平2土休1)
×西肥自動車 頭ケ島教会-頭ケ島※-有川港-青方( 1→ 0)
×西肥自動車 頭ケ島教会-頭ケ島※-有川港(平2土休1→ 0)
※頭ケ島が、上五島空港最寄バス停で、空港から徒歩約10分。


10月01日:
頭ケ島教会バス停が頭ケ島天主堂に名称変更になります。ダイヤ等に変更はありません。

停留所名変更(新上五島町)のお知らせ(西肥自動車公式サイト)
http://www.bus.saihigroup.co.jp/information/14226.html

2018年06月30日

奄美5空港_HOPに行ってみよう

□特集:奄美群島五空港 アイランドホッピングに行ってみよう!!

明日7月1日から、日本エアコミューター(JAC)が奄美群島の徳之島-沖永良部線、沖永良部-那覇線を就航します。第一航空(DAK)が平成27年に運休して以来3年ぶりの復活路線です。JACは、この路線を、奄美-徳之島線と合わせて、「奄美群島アイランドホッピングルート」と命名して売り出しを始めています。
また、8月1日には、スカイマーク(SKY)も鹿児島-奄美線に就航予定。値段が高いうえにダイヤが不便と言われてきた奄美の空が少しずつ少しずつ充実してきています。

一つ一つの島が特徴的な奄美群島。空港があるのは、喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島の五島です。
世界の遺産になるのはまだ先でしょうが、世界に有名になる前に、これを機会に奄美群島のアイランドホッピングをしてみませんか。



ということで、、、
喜界島から順番に飛行機を乗り継いで与論島まで行ければ良いのですが、実は7月1日のダイヤ変更で、沖永良部発着の2路線が開設された代わりに、奄美-沖永良部-与論-奄美線が運休になってしまいます。6月30日までは徳之島-沖永良部間が繋がらず、五つの島を順番にホッピングするのは無理でしたが、せっかく新路線ができたのに、今度は沖永良部-与論間が繋がらないことに。順番渡島が無理なのは引き続き変わらない状況となっています。
DAKが運航していた時代は、曜日限定とはいえ、全ての隣り合う島々を行き来できましたから、その頃に比べると、アイランドホッピングには向かなくなったと言えそうです。

しかし、せっかくアイランドホッピングを前面に出したPRが始まりましたので、今回は、これらも踏まえ、新しい路線・ダイヤを検証。本土の人が利用することを想定し、鹿児島や那覇でスタート・ゴールする形で、ダイヤ改正後の上手なホッピングを考えてみます。順番に訪問は出来ないので、若干行ったり来たりをしながら、同じ路線には乗らない一筆書きでの乗り方を考えてみます。(一部の空港は二回以上立ち寄らないと一筆書きできないので、何度も寄る空港がありますので悪しからず)
※正直、奄美を拠点に往復行き来すれば、沖永良部以外済んでしまいますし、各島で一泊ずつしていけば良いのですが、それではあまり面白くありません。そこで今回は、できるだけ短い時間での一筆書きを色々考えてみました。


喜界のせいで鹿児島経由が必須
まずは、前提として、各島の路線を列挙して、状況を確認してみます。(鹿児島〜那覇間の路線のみ)
 喜界:鹿児島、奄美
 奄美:鹿児島、喜界、徳之島、与論、那覇
 徳之島:鹿児島、奄美、沖永良部NEW!
 沖永良部:鹿児島、徳之島NEW!、那覇NEW!
 与論:鹿児島、奄美、那覇

奄美は上記以外に本土便が何便かあります。

喜界が鹿児島線と奄美線の二路線しかないため、同一経路を通らないとなると、喜界に降り立つためには、必ず鹿児島-喜界-奄美の経路で通り抜けなければなりません。つまり、喜界に行くためには、群島に属さない鹿児島を必ずセットで考える必要が出てきます。
まずは、この喜界を基準にルート設定する必要がありそうです。

喜界の発着便は、JACによる鹿児島線2往復、奄美線3往復の合計5往復10便ですが、別路線利用で喜界を使うダイヤは実質的に以下の6パターンしかありません。そこから他の路線を張り付けていくようにせざるを得ないですね。
鹿児島07:45JAC→09:00喜界10:30JAC→10:50奄美◎
鹿児島07:45JAC→09:00喜界12:00JAC→12:20奄美
鹿児島07:45JAC→09:00喜界16:25JAC→16:45奄美
奄美09:45JAC→10:05喜界17:45JAC→18:50鹿児島
奄美11:15JAC→11:35喜界17:45JAC→18:50鹿児島
奄美15:40JAC→16:00喜界17:45JAC→18:50鹿児島◎


この六パターンをよく見てみると、前者三パターンは、鹿児島朝発便からの乗り継ぎ、後者三パターンは、鹿児島夜着便への乗り継ぎで同じなので、効率という点では、◎を付けた、いずれかの乗り継ぎが最も良いと考えられます。
つまり、喜界で長居しない限りは、実質的には◎のいずれかの二択の状態。前者なら奄美に11時前に着いてから徳之島以南をどう回るか、後者なら徳之島以南をどう回って奄美に15時位までに着けるかを考えれば良いということになります。


どう頑張っても一日では回れない?
以上を踏まえて、経路を考えると、恐らくは次のルートが鹿児島発着で最も短時間で各島を巡れるルートと思われます。
残念ながら1日で回りきれず、1日半(29時間20分)かかります。

[ルートA] 8レグ29時間20分
鹿児島07:45JAC→09:00喜界10:30JAC→10:50奄美12:50JAC→13:35与論14:30RAC→15:05那覇19:50SNA→21:10鹿児島(宿泊)鹿児島07:40JAL→08:50徳之島10:05JAC HOP→10:35沖永良部11:40JAC→13:05鹿児島


鹿児島発着ながら、鹿児島に戻って一泊するというあり得ない行程ですが、同じ路線に乗らないという点では問題ありません。

このルートは、最初に喜界に寄るもの、つまり、最初の◎便を使うルートです。この場合、奄美で徳之島・沖永良部・那覇のホッピング便にはタッチの差で乗り継げず、徳之島行午後便か与論行への乗り継ぎの二択になってしまいます。
徳之島行に乗った場合は、そこから鹿児島へ戻るか、翌日便で沖永良部行くしか方法がとれません。
一方、与論に行った場合は、那覇行きに乗り継ぎが可能です。那覇からその日に沖永良部や奄美に戻ることはできませんが、鹿児島へは戻れるので、一旦鹿児島へ戻り、翌日鹿児島から再スタートする形にしました。
ホッピング便は午前が那覇方面、午後が奄美方面ですので、翌日は、午前便で回れるように、鹿児島からまず徳之島に飛んでいます。
このルートを応用し、二日目の鹿児島からまず沖永良部に飛んだり、一日目に那覇から鹿児島へ戻らずに翌日のホッピング便で那覇→沖永良部→徳之島(→奄美)→鹿児島と島飛びを体感したりすることは出来ますが、鹿児島到着は、いずれもルートAより遅くなります。
このルートは、各島での滞在時間が短めなのが欠点(代わりに那覇滞在時間は長い)ですが、全ての島で飛び立つ飛行機を撮影できます(与論のみ微妙)。


この回り方を逆にするのが、喜界を最後に回るパターン、つまり、二つ目の◎便を使うルートです。
例えば、次のような乗り継ぎが可能でしょうか。

[ルートB] 8レグ57時間10分
鹿児島09:40JAC→11:15沖永良部14:10JAC HOP→14:40徳之島17:55JAL→18:50鹿児島(宿泊)鹿児島09:55SNA→11:25那覇13:25RAC→14:05与論(宿泊)与論14:00JAC→14:40奄美15:40JAC→16:00喜界17:45JAC→18:50鹿児島


ルートAを単純に逆にしただけですが、1日多くかかって総所要時間は57時間10分とかなりかかってしまいます。これは、与論の便数の少なさが要因のひとつです。
ルートAよりも総所要時間は長くなりますが、優れている点はあり、鹿児島を朝早く出る必要がないので、東京国際(羽田)や大阪国際(伊丹)から鹿児島へのアクセスも可能になります。

ちなみに、二日目をルートAの一日目と同様の回り方にすれば、二日間で効率良く回ることが可能です(ルートB')。

[ルートB'] 8レグ35時間30分
鹿児島09:40JAC→11:15沖永良部14:10JAC HOP→14:40徳之島17:55JAL→18:50鹿児島(宿泊)鹿児島07:45JAC→09:00喜界10:30JAC→10:50奄美12:50JAC→13:35与論14:30RAC→15:05那覇19:50SNA→21:10鹿児島



最短経路?はギリギリで乗り継げず24時間プラス
AルートやBルートは、鹿児島との間を何度も行き来するので、何度も飛行機に乗る必要が出てきます。奄美群島は航空会社の競合がないので運賃は高止まりしていますから、乗る回数が増えるとお財布に大きく影響するのが難点です。
そこで、飛行機に乗っている回数や時間を少なくし、できるだけ移動距離を縮めた経路を考えてみると、以下のような回り方があるかと思います。ちょうど南に一直線で行って、異なる経由地で北に一直線で戻るというルートです。沖永良部が与論や奄美と結ばれていないため、那覇や鹿児島を削るのは、やはり難しいですね。

[ルートC] 7レグ35時間10分
鹿児島07:40JAL→08:50徳之島10:05JAC HOP→10:35沖永良部11:05JAC HOP→11:50那覇13:25RAC→14:05与論(宿泊)与論14:00JAC→14:40奄美15:40JAC→16:00喜界17:45JAC→18:50鹿児島


何とか2日間で回りきるルートです。ルートAやルートBよりも飛行機に乗っている時間やレグ数は短いのですが、総所要時間はかかります。
那覇で昼飯を食べる時間があり、与論観光が可能。さらに喜界でもチョロッとした用事なら済ませられるなどの利点はあります。しかし、着いたらすぐに飛び立つホッピングルートをメインで利用するため、沖永良部で飛び立つ飛行機の撮影は不可能です。
最大の問題点は、与論での乗り継ぎがタッチの差で間に合わず、24時間近く滞在することになることです。このため、総所要時間は35時間かかります。那覇→与論が15分早まり、与論→奄美が15分遅くなれば、一日で一筆書きが出来るという、残念なルートになっています。与論→奄美線が30分遅延すれば、ちょうど一日で一筆書きが完了するので、それを狙って一か八かで乗ってみるというのもありかもしれません(苦笑)。鹿児島出発も朝早く、同一日に羽田や伊丹などから訪問はできません。
ただ、飛行機に乗っていない時間が長いので、ルート改変のバリエーションは豊か。那覇から鹿児島へ戻り、そこで一泊したあと、与論へひとっ飛びすることも可能です。そもそも那覇から鹿児島へは直行する必要はなく、那覇→羽田や伊丹→鹿児島と経由しても良いくらいです。
この内容でルートCを改変すると、下のような感じにできます。

[ルートC'] 9レグ35時間10分
鹿児島07:40JAL→08:50徳之島10:05JAC HOP→10:35沖永良部11:05JAC HOP→11:50那覇→東京国際(宿泊)東京国際→鹿児島11:00JAC→12:20与論14:00JAC→14:40奄美15:40JAC→16:00喜界17:45JAC→18:50鹿児島


東京国際からスタートしていたら、なんとも無駄な行程ですが、ルートとしては、そんな経路もとれると言う一例です。

さて、上記ルートをさらに発展させると、一日目と二日目を入れ換えれば、鹿児島11時スタート、那覇11時50分終わりの24時間50分ルート(ルートC'')ができてしまいます。出発地と到着地が異なりますが、鹿児島、那覇ともに本土便が数多く設定されていますから、本土からはアクセスしやすいです。鹿児島発那覇着のこのルートの場合、鹿児島、那覇に共通してある路線のうち、成田国際、東京国際、中部国際、大阪国際、関西国際と、多くの空港から、ホッピングが楽しめます(神戸は初日朝ギリギリ間に合わず、、、)。
出発地と到着地を同じにするのであれば、那覇発着にするなら初日に那覇09:00SNA→10:20鹿児島を、逆に鹿児島発着にするなら最終日に那覇19:50SNA→21:10鹿児島を組み込めば設定できます。

[ルートC''] 7レグ24時間50分!
鹿児島11:00JAC→12:20与論14:00JAC→14:40奄美15:40JAC→16:00喜界17:45JAC→18:50鹿児島(宿泊)鹿児島07:40JAL→08:50徳之島10:05JAC HOP→10:35沖永良部11:05JAC HOP→11:50那覇



那覇発着なら短めで行けるルートも
鹿児島発着に話を戻すと、ルートCの逆ルートも考えられます。

[ルートD] 7レグ35時間10分
鹿児島07:45JAC→09:00喜界10:30JAC→10:50奄美12:50JAC→13:35与論14:30RAC→15:05那覇(宿泊)那覇12:35JAC HOP→13:35沖永良部14:10JAC HOP→14:40徳之島17:55JAL→18:50鹿児島


この向きで回ると、与論ではなく那覇で宿泊が挟まります。那覇での滞在時間が一晩21時間半もあるため、こちらも所要時間は、35時間10分と長めです。ルートCと同じく沖永良部で飛び立つ飛行機の撮影は不可能です(与論も微妙)。
奄美群島に行っているのに、那覇で長期滞在とはなんとも残念ですが、ダイヤ上どうしようもありません。那覇発着便が与論、沖永良部、奄美とも1日1往復と少ないことが影響しています。

さて、実はこのルートも、よく見るともっと所要時間を短くできます。ルートC''と同じように、一日目と二日目を入れ換えれることで、那覇発着のルートに改変できるのです。
これまで鹿児島発着のルートをメインで考えてきましたが、本土から一度那覇まで飛び越えてスタート・ゴールするのも一案かもしれません。

[ルートD'] 7レグ26時間30分
那覇12:35JAC HOP→13:35沖永良部14:10JAC HOP→14:40徳之島17:55JAL→18:50鹿児島(宿泊)鹿児島07:45JAC→09:00喜界10:30JAC→10:50奄美12:50JAC→13:35与論14:30RAC→15:05那覇


この経路は、ルートC''までの時間短縮はできませんが、ルートAやDよりも短い26時間30分で回れます。
那覇は昼発、昼着ですから、本土と行き来するのも可能で、ルートC''の五空港に加え、神戸、岡山、福岡、宮崎から利用できます(九空港までの経由便を活用すればさらにバリエーションが広がります)。ルートDと同じく徳之島以外島滞在時間が短い欠点はあるものの、ホッピングの趣旨からすると許容範囲でしょうか。
那覇はLCCが飛びまくり本土からでも安くアクセスできますから、鹿児島発着よりも格安・快適・短い時間で島巡りができるかもしれません。


奄美発着でも1日完結は不可能
奄美も本土便がありますので、奄美を発着地点として回るパターンも考えてみます。
真ん中のハブ空港を拠点とするため、回りやすいように思えますが、奄美→喜界→鹿児島が夕方、鹿児島→喜界→奄美が朝なので、ルートに組み込むのが難しい状況です。
例えば、以下のようなルートはどうでしょうか。所要時間は29時間35分で、やはり、一日での周遊は出来ません。

[ルートE] 8レグ29時間35分
奄美09:05JAC HOP→09:35徳之島10:05JAC HOP→10:35沖永良部11:05JAC HOP→11:50那覇12:50RAC→13:55奄美15:40JAC→16:00喜界(宿泊)喜界09:30JAC→10:35鹿児島11:00JAC→12:20与論14:00JAC→14:40奄美


この経路は喜界宿泊なのが特徴で、与論滞在も少しあります。
本土からアクセスする場合、初日に奄美からの朝9時5分発に乗るのが難しく、もう一泊が最低必要になってきます。



ここまで考えると、気付くと思いますが、喜界と与論は奄美としか繋がらないため、周遊の組み合わせとして、喜界と与論、徳之島と沖永良部をそれぞれセットにして回る方が効果的であることが分かります。そして、鹿児島便をいかに上手く組み込むかが大きなポイントになります。
与論は便の運航時間帯が偏り、喜界のように先の路線へ乗り継いでホッピングするのが難しいダイヤになっているため、特に孤立性が高いです。奄美-沖永良部線はなく、奄美発着路線や那覇と群島を結ぶ路線はどれも1日1往復、ホッピングルートも徳之島以南は1日1往復ですから、南に行けば行くほど行き来が難しくなる印象です。


間に船を挟めばバリエーションは広がるか?
ここまで、飛行機によるホッピングを考えてきましたが、奄美群島は、船が1日1往復各島間を結んでいます。船を活用すれば、さらにバリエーションが広がるのではないか。
そんなところを見てみます。

まずは、船のダイヤを確認してみます。
[鹿児島-那覇ルート(マリックスラインかマルエーフェリー)]
[北行](マリックスライン クイーンコーラルプラス ※奄美地域7月1日)
那覇07:00→11:50与論12:10→14:10沖永良部・和泊14:40→16:30徳之島・亀徳17:00→20:30奄美・名瀬21:20→08:30鹿児島
[南行](マルエーフェリー フェリー波之上 ※奄美地域7月1日)
那覇19:00←14:10与論13:40←12:00沖永良部・和泊11:30←09:40徳之島・亀徳09:10←05:50奄美・名瀬05:00←18:00鹿児島


[鹿児島-奄美群島折返ルート(奄美海運)]※奄美地域7月1日運航なし
[北行](曜日により下記のいずれか)
(フェリーあまみ)徳之島・平土野12:50→15:10奄美・古仁屋15:30→17:50奄美18:20→20:30喜界21:00→08:30鹿児島
(フェリーきかい)沖永良部・知名15:05→19:55奄美20:15→22:20喜界22:50→10:20鹿児島
[南行](曜日により下記のいずれか)
(フェリーあまみ)徳之島・平土野12:20←10:00奄美・古仁屋09:40←07:30奄美・名瀬07:00←05:00喜界04:30←17:30鹿児島
(フェリーきかい)沖永良部・知名14:50←12:40徳之島・平土野12:20←10:00奄美・古仁屋09:40←07:30奄美・名瀬07:00←05:00喜界04:30←17:30鹿児島


フェリーを使う場合に、一番効果が上がるはずなのは、飛行機がない沖永良部-与論間です。
見てのとおり、一部曜日を除いて、奄美地域には2往復の船が運航していますが、沖永良部-与論間は一往復のみで使いづらい状況です。さらに、ダイヤをよく見てみると、沖永良部→与論の船は与論から奄美方面の飛行機へ乗り継げず、逆に与論→沖永良部の船は沖永良部から徳之島方面の飛行機へ乗り継げないので、ほとんど活用出来ません。
結局、船も飛行機も似たような時刻に発着しているので、乗り継ぎで使うのには不便となっています。
例えば、ルートCで沖永良部→那覇→与論と大回りする無駄な時間で沖永良部→与論をフェリーにできれば、1日での周遊が出来そうですが、フェリーの運行時刻がわずかに届きません。例えば、下のルートFような経路になってしまいます。
与論では那覇行き以外への乗り継ぎが不可能で、いったん鹿児島に戻ることも出来ません。
逆に、与論→沖永良部をフェリーにすると、沖永良部では以北へ行く飛行機に間に合わず。沖永良部では、鹿児島行きへのみ乗り継ぎ可能ですが、そもそも、与論→沖永良部のフェリーに乗るためには、与論に11時半位には着いていなければなりませんが、そんな便がありませんから、この向きでは使用不可能です。
とにもかくにも八方塞がりなのです。ホッビング用途だけを考えるなら、6月末でなくなる沖永良部-与論線が残ってほしいところです。

[ルートF] 7レグ28時間50分
鹿児島07:40JAL→08:50徳之島10:05JAC HOP→10:35沖永良部
→(島内移動)→沖永良部・和泊12:00(フェリー)→13:40与論→(島内移動)→与論14:30RAC→15:05那覇19:50SNA→21:10鹿児島(宿泊)鹿児島07:45JAC→09:00喜界10:30JAC→10:50奄美11:40JAL→12:30鹿児島


どの島で時間を潰すか考えよう
いろいろなパターンを見てきましたが、そもそも一日では回りきれずに二日かかっていることで、時間にかなり余裕が生まれています。
この余裕時間を使えば、様々なルートや便のアレンジが可能です。

とにかく飛行機に乗っていたい、とか、
各空港での撮影は必須だからちょっとずつでも島滞在が欲しい、とか、
そもそも各島での滞在時間を極大にしたい、とか、
この島だけは長くいたい、とか、
できるだけ長く群島内にいたい、とか、
JACに統一したい、とか、
SKYを間に挟みたい、とか、
多少時間がかかってもいいから安く回りたい、とか、
各々の楽しみ方に合わせてルートを考えると良いかもしれません。

那覇や鹿児島も経由するので、間に奄美群島と関係ない路線を組み込むこともできます。また、上記ルートをそのまま、より長く滞在したい島を狙って、上記にない便を設定するのもよいかもしれません。

例えば、各ルートには、以下のような発展形が考えられます。
[ルートA] 最後に沖永良部に着くのは、10時35分ですので、沖永良部18:00JAC→19:10鹿児島で鹿児島に戻れば、7時間半沖永良部を楽しめます。
[ルートB] 最後鹿児島に戻らない方法も。那覇から羽田とか伊丹へ直接戻ることも可能なので、大都市圏から周遊をするのには使い勝手が良いでしょう。
[ルートC] 与論で24時間過ごせますから、YS11のプロペラを見に、サザンクロスセンターを見学してみてはどうでしょう。
[ルートD] 那覇滞在が長いので、奄美群島のホッピングついでに、那覇からの便数が多い宮古や石垣にまでホッピングの足を延ばしてみるのも面白いかもしれません。
[ルートE] 二日目の鹿児島乗り継ぎがギリギリなので、喜界17:45JAC→18:50鹿児島を活用して宿泊地を鹿児島にすることもできます。これなら、翌朝は昼前の遅い便なので、鹿児島の夜を楽しんでも余裕です。
[ルートF] 8月1日以降であれば、最終区間をほぼ同じ時刻に運行するSKY便(奄美11:45SKY→12:35鹿児島)に変更できます。これによりもっと格安に移動ができるかもしれません。

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DAKが運航していた時代は、マスコミでも全く取り上げられなかった、残念な奄美群島アイランドホッピング。バニラエアのメディア戦略のお陰か、注目を集める群島となり、最近やっと島巡りの大々的なPRが始まりました。
国内で空港のある島々が連なっているのは、伊豆諸島と五島列島、琉球諸島、そして奄美群島と結構あります。しかし、伊豆と五島は島間の路線はなく(伊豆にヘリはあり)、琉球諸島は、那覇周辺、宮古周辺、石垣周辺で大きく三分割されているため、実質的に飛行機でアイランドホッピングできるのは、同じような規模の島が並び、隣同士で路線が繋がる奄美群島だけです。
便数が少なく、運賃の下がらない島々だけに、制約は色々ありますが、今度こそ、あなたの好みに合わせた、日本唯一のアイランドホッピングに行ってみませんか。