2024年05月19日

徳之島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/徳之島空港(徳之島子宝空港)
日本空港情報館
徳之島空港(徳之島子宝空港)

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徳之島空港(徳之島子宝空港)

■飛行場の概要
鹿児島県大島郡天城町にある地方管理空港(旧第3種空港)。奄美群島中部に位置する日本一長寿の島、徳之島にある離島空港です。
島北西部の海上(サンゴ礁リーフ上)を埋め立てて造成した空港です。昭和37年、東亜航空の場外離着陸場として開港しました。昭和45年に県営化。昭和55年には全国の離島で初めて本格ジェット化されています。
平成24年2月、開港50周年を記念して、「徳之島子宝空港」という愛称が付きました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、JAL(ジェイエア・日本エアコミューター)により3路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧・第3種空港)
■設置管理者:鹿児島県
■滑走路延長:2000m
■空港コード:TKN/RJKN
■旅客ビル管理者:徳之島空港ビル


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/三つの丸い屋根が目を引くターミナルです。大規模な構造はありませんが、出発と到着が左右に分かれており、その中央に店舗区画がある分かりやすい配置。
■見学者への対応:◎◎=== ターミナルパンフ 無/空港案内所 有(観光案内所併設)/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎=== 売店4店・飲食店1店/飲食店は最小限。売店は徳之島全域の土産が手に入ります。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/天城町中心部からは自転車圏内。主要港がある徳之島町中心部(亀津地区)との間を連絡するバスが航空便に合わせて運行


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は令和5年12月現在のものです。
SKY VIEW
奄美→徳之島の機内左側窓から撮影。空港北側上空。
skyview2.jpg skyview.jpg
リーフ上にある珍しい徳之島空港は、御覧の通り、島から飛び出るように設置されています。
空港がある地域は天城町で写真左上(東側)に町中心部があります。空港の右側(西側)は東シナ海です。空港滑走路と島との間、茶色っぽい部分が残っているリーフ部分です。後述する松原漁港は写真下部のぎりぎり写っていない場所にあります。

TKN001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は令和5年12月撮影)
昭和55年7月のジェット化にあわせて供用開始したターミナルビルです。
地上1階建(一部2階建)。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。ほぼすべての施設が1階にあり、2階は屋上送迎デッキへの出口があるだけです。ボーディングブリッジはなく、全便地上搭乗になります。
左右に出発ロビーと到着ロビー、中央に売店区画があります。
緑色の丸い屋根と白壁がマッチした外観。エプロン側にある背の高い赤色の照明がアクセントになっています。ロビーの旅客トイレ入口には暖簾あり。
館内のサインは、濃灰地に白文字です。
TKN002.jpgターミナル前面
(写真は令和5年12月撮影)
後付けの屋根が目立つ前面です。この屋根のせいで徳之島空港の文字が見づらくなってしまいました。
出入口は左右の2か所。いずれも歩道側に飛び出るように設置されています。また、屋上に上がる階段も歩道側に飛び出ています。
車道は2本が接続しています。

バスのりばは1か所です。(航空便接続)
■のりば 亀津行(徳之島総合陸運)
TKN003.jpgチェックインロビー・出発ロビー
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て左側がチェックインロビー・出発ロビーです。横に多数のラインが入った銀色の天井が目を引くロビーで、チェックインロビー側は丸天井部分が高くなっています。
04.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成21年3月撮影)
1階ランド側から見て左端に設置されています。日本航空グループ(JAL・JAR・JAC)のカウンタです。
05.jpg出発口
(写真は平成21年3月撮影)
出発ロビーの中央寄りに設置されています。入口は1か所。入口前に衝立とポールを立てて仕切った狭い入口です。搭乗待合室との間は曇りガラスで覆われています。
上部に出発案内板があり、黒地に白文字のフラップ板が採用されています。
TKN007.jpg搭乗待合室
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て中央やや左のランド側が搭乗待合室です。出発改札は1か所で、すべての飛行機が地上搭乗です。
TKN008.jpg到着手荷物受取所
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右のエプロン側が到着手荷物受取所です。ターンテーブルは1か所です。
中央部に奄美の伝統建築である高倉模型が展示されています。その手前には、徳之島と奄美大島にしかいないアマミノクロウサギのマスコットが置かれています。ロードキル防止のPR看板です。
TKN009.jpg到着口
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。
出口は1か所です。出発口同様上部に到着案内板があり、黒地に白文字のフラップ板が採用されています。
ちょうど到着口上部が丸天井部分にあたり、天井が高くなっています。
TKN010.jpg到着ロビー
(写真は令和5年12月撮影)
1階ランド側から見て右側が到着ロビーです。
やや広くなった空間です。脇に観光案内所があります。
TKN011.jpg売店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):2店舗(徳之島空港物産館(仙太織物)、徳之島エアポートおみやげセンター)
・搭乗待合室(保安検査後エリア):1店舗(スカイカフェ)

品数は各店とも多め。徳之島の土産が充実しています。
中央部の一角にキッズコーナー(授乳室等)があります。元々おかばやしがあった場所を有効活用しています。

※令和**年**月**日:おかばやし 閉店
※平成**年**月**日:スカイカフェ 開店
TKN012.jpg飲食店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):1店舗(ブルーマリン)

メニューがかなり豊富です。徳之島特産品飲料やアイス等も多数有り、喫茶使用もお勧めです。奄美黒糖焼酎も徳之島以外のものも含め数多く提供されています。雑貨販売の取り扱いもあり。
最終便より早くに閉店するので要注意です。

※平成24年?*月**日:スカイショップハイビスカス 閉店
TKN013-2.jpgサービス店
(写真は令和5年12月撮影)
・中央部(保安検査前エリア):1店舗(西川グループ案内所兼徳之島空港売店)

売店部分の品数は少なく、昼間に閉店している時間帯あり。
14.jpgサービス施設(徳之島観光案内所)
(写真は平成21年3月撮影)
1階到着ロビーわきに徳之島観光連盟による観光案内所があります。3町からなる徳之島全域の観光案内を実施しています。
徳之島は有名なアスリートが多数合宿するスポーツ合宿の名所で、案内所内には有名人のサイン色紙が所狭しと並べられています。
TKN015.jpg送迎デッキ
(写真は令和5年12月撮影)
2階屋上が送迎デッキになっています。入場無料。屋根はついていません。1階出発ロビーのランド側に飛び出るような形で設置されているらせん階段をのぼると到達できます。
エプロン側、ランド側とも眺めることができます。柵は背の高い金網で、大型カメラでの撮影は不向きです。
TKN014.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルは滑走路の東側に設置されており、午前中が順光条件です。
滑走路の向こう側は東シナ海が広がっています。
ターミナルビルは滑走路の南側付近に設置されており、北側に向かって飛行機が離陸する瞬間は撮影しにくいことが多いようです。
TKN019.jpg花ブロックと花植栽
(写真は令和5年12月撮影)
琉球文化の影響も受けている徳之島。ターミナル前面には、沖縄建築で良く使われる花ブロックが見られます。
その前には、プランターに花が植えられています。鹿児島県の花・緑豊かなまちづくり協働事業の回遊拠点に指定されており、徳之島フラワーロード運動を進めている徳之島「夢」振興会議が管理しています。
前面部分には、ソテツなども植えられ、奄美群島に来たことが感じられます。
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▲徳ノ島闘牛ワイド ワイド
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▲チェーンソーアートと記念撮影パネル
館内モニュメント
(写真は令和5年12月撮影)
到着ロビーの上部にある闘牛を描いた絵画「徳ノ島闘牛ワイド ワイド(前田誠海氏)」が目立つでしょうか。
チェックインカウンタ横には撮影パネルが設置され、チェーンソーアートの闘牛(林隆雄氏)が置かれています。
前述の通り、到着手荷物受取場に高倉模型が展示されているほか、出発ロビーには近海でとれた貝殻等の展示等があります。
TKN018.jpg館外モニュメント
(写真は令和5年12月撮影)
旅客ターミナルの南側に「塩田発祥之地記念碑」があります。
空港がある一帯は塩浜と呼ばれ、明治11年から昭和34年まで塩田が広がっていたそうです。塩田発祥之地記念碑はそれを記念する碑になっています。
TKN032.jpg望郷の樹
(写真は令和5年12月撮影)
空港入口付近の緑地帯に望郷の樹と命名されたビロウがあります。
島外の郷友会会員が寄贈したものです。
※車道に囲まれた中央分離帯にあるため、近付く際には注意が必要。草むらです。

※平成27年05月**日:望郷の樹 植樹
TKN021.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和5年12月撮影)
ターミナルの前と南側に270台収容の無料駐車場があります。
なぜか夜通しの利用はできません。このため、島民が出掛ける際は、日帰りでない限り、バス・タクシーか、送迎してもらうしか方法がありません。便数が少なく、日帰りはかなり難しそうですが、、、。

レンタカー各社は空港出入口付近に集中しています。予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
飲食店ブルーマリンで徳之島レンタカーとタイムズカー、西川グループ案内所でオリックスレンタカーの取り扱いがあります(予約済みの場合は到着出口前に送迎係員が来ているようです)。
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▲館内に掲げられたポスター
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▲空港北側に見える通称寝姿山
愛称(子宝)と世界遺産
(写真は令和5年12月撮影)
徳之島空港は、平成24年に「徳之島子宝空港」という愛称が付きました。
徳之島は、ギネス記録の年齢まで生きた人もいたほどで、子宝と言うよりは長寿が有名。子宝は少し意表をつかれる命名です。
これは、当時徳之島の三町が厚生労働省発表の合計特殊出生率でトップを独占していたことと、この空港の北側にそびえる寝姿山が見えることが大きな由来になっています。
長寿で子に恵まれる=人が生きやすい島であることを玄関口でPRする愛称です。

寝姿山は、世界遺産奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の構成エリアおよびその緩衝区域である、猫鼻(まゆんはな)、中盛岳、平山、天城岳の連山です。南側から見ると、妊婦があお向けに寝ている形に見えます。全国各地に人の寝姿に見立てる山々はありますが、胸もお腹も張った妊婦の形に見えるのは非常に珍しいです。しかも、空港付近から見るのが最も妊婦に見えるというから不思議です。

面白いのは、寝姿山の命名者。昭和30〜40年代の新婚旅行ブームで、島を訪れた旅行者が呼び始めたとされています。沖縄返還前の当時、沖永良部や与論は空港整備が遅く、訪れやすい日本最南端の島が徳之島でした。ここに空港があり、航空便があり、そして新婚さんが押し寄せたからこそ、寝姿山も見出されたというわけ。
この空港の愛称は、初めて聞くと多くの人はなんだこの名称?と疑問に感じるかもしれませんが、まさに世界で唯一この空港だからこそ命名できた世界遺産級の愛称と言えそうです。

館内には、当時妊婦だった空港職員と寝姿山を採用した空港のPRポスターが貼られていました。同じJALグループで人気が高いカレンダーA WORLD OF BEAUTYですら全く相手にならないと思えるほど、完璧なPRポスターですね。
子宝にあやかりたい全国の皆様、ぜひ徳之島空港へ!
TKN031.jpg貨物ターミナル
(写真は令和5年12月撮影)
旅客ターミナルの南隣に貨物ターミナルがあります。かなり色褪せている赤いコンクリート壁面と丸い窓が目を引くデザインです。
昭和55年まで使われた旧・旅客ターミナルで、ターミナル前は小型機用のエプロンになっています。

18.jpg周辺見所施設(浅間陸軍飛行場跡)
(写真は平成21年3月撮影)
空港から東へ1キロ弱のところに南北に一直線の道路があります。この道路は、昭和19年に完成した浅間陸軍飛行場の滑走路跡です。1500mの滑走路を持っていたこの飛行場は、第二次世界大戦時に特攻隊が飛び立った「攻撃の前線基地」でしたが、「米軍による昼夜分かたずの攻撃で、飛行場としての機能を失」ったそうです。(「 」内は現地案内板による)
現在の徳之島空港の前身ともいえる飛行場です。
19.jpg周辺見所施設(空港周辺のリーフ)
(写真は平成21年3月撮影)
空港は遠浅のリーフの中に建設されています。
空港開港まで空港の領域には前述したように塩田が広がっていたようです。現在春になるとあおさが繁茂します。

空港から3キロほど北上したところに松原漁港があります。観光客向けに整備されているわけではない単なる漁港ですが、徳之島空港があるリーフの北端側から滑走路を眺められ、海上空港でありながら海と陸を合わせて撮影できるスポットになっています。
また、ターミナル地区に近い側には岡前干潟があります。人工的に植えられたメヒルギが茂っています。航空の天敵である野鳥の飛来が多いようで、平成25年に空港と松原漁港の間に野鳥観察台トリトリデッキが出来ているほどです。トリトリデッキは滑走路を横から眺められるスポットとなっています。

徳之島空港は、奄美トレイルのうち、与名間・松原・浅間コース、徳之島空港・平土野・大津川コースの拠点となっており、前者コースでは、トリトリデッキなどを経由するルートが設定されています。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   NJA  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   AMX   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
鹿児島JAL(ANA)*d4*d5
奄美(奄美大島)JAL(ANA)*d5
沖永良部(えらぶゆりの島)JAL(ANA)*d5
*d1:特定曜日のみの運航
*d2:経由便=沖永良部経由で直行便運賃でアクセスできる空港(同一便に沖永良部で乗継の場合)
*d3:DAKによる不定期乗合便
*d4:JARによる運航便あり
*d5:JACによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和02年10月30日:JAL(ANA)*d4*d5鹿児島・JAL(ANA)*d5奄美・JAL(ANA)*d5沖永良部 ANA共同運航便化(JAL*d4*d5・JAL*d5→JAL(ANA)*d4*d5・JAL(ANA)*d5)
※令和02年10月25日:JAC鹿児島・JAC奄美・JAC沖永良部 運休(10/24最終運航)、JAL*d5奄美・JAL*d5沖永良部 就航
※令和02年08月01日:JAL*d4鹿児島 毎日運航再開(JAL*d1*d4→JAL*d4)
※令和02年05月18日:JAL*d4鹿児島 特定曜日のみ運航に変更(JAL*d4→JAL*d1*d4)
※令和元年10月27日:JAC鹿児島 就航
※令和元年08月27日:JAC鹿児島 運休(8/26最終運航)
※令和元年08月08日:JAC鹿児島 就航
※平成31年01月07日:JAC鹿児島 運休(1/6最終運航)
※平成30年12月28日:JAC鹿児島 就航
※平成30年08月27日:JAC鹿児島 運休(8/26最終運航)
※平成30年08月09日:JAC鹿児島 就航
※平成30年07月01日:JAC沖永良部 就航
※平成30年03月01日:JAC鹿児島 運休(2/28最終運航)
※平成29年10月29日:JAL*d4鹿児島 就航
※平成27年03月02日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 運休(2/28最終運航)
※平成26年10月01日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 就航
※平成26年08月01日:DAK*d3沖永良部・DAK*d2*d3(経由便)那覇 運休(7/30最終運航)
※平成22年04月01日:JAL鹿児島 運休、JAC鹿児島 就航
※平成21年12月01日?:DAK*d3沖永良部(不定期乗合方式) 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年11月01日?:DAK*d3沖永良部 休止(沖永良部間旅客取扱休止)
※平成21年10月01日:DAK*d3沖永良部(不定期乗合方式) 就航(沖永良部間旅客取扱開始)
※平成21年06月20日:DAK*d2*d3(経由便)那覇(不定期乗合方式) 就航

※事前購入型または特定便のみしかない乗り継ぎ割引設定路線は平成26年3月に公開を終了しました。(H23.2.1 JAL東京国際・大阪国際・福岡 新設)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■徳之島空港(徳之島子宝空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
徳之島空港(Wikipedia)◎
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※徳之島空港(徳之島子宝空港)の公式サイトはありません。

開設月日 2009.04.13
初調査日 2009.03.14
前調査日 2023.12.16
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2020年02月22日

徳之島_年利用20万人突破

■徳之島空港(徳之島子宝空港) 2019年年間利用者数20万人突破

国土交通省(国交省)は13日、大阪航空局の管内空港の利用概況集計表速報値(平成31年・令和元年暦年)を発表しました。徳之島空港(徳之島子宝空港)の年間利用者数は20万人を突破しました。

12月は速報値となりますが、西日本の空港の2019年利用者数が出揃いました。大阪航空局の発表は暦年合計は出ていないため、各月の発表数の単純合計となりますが、徳之島空港の2019年利用者数は207,542人で20万人を突破しました。前年比7.7%増で1万5千人弱増加しています。

年度利用者数では、すでに昨年度に20万人を超過しています。

利用実績速報(大阪航空局公式サイト)
http://ocab.mlit.go.jp/about/total/report/
ラベル:徳之島空港
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | 徳之島空港(徳之島子宝空港) | 更新情報をチェックする

2019年10月18日

徳之島_冬 JAC鹿児島線就航へ

■徳之島空港(徳之島子宝空港) 冬ダイヤでJACが鹿児島線を就航へ

国内航空各社は、今冬のダイヤ(2019年10月27日〜2020年3月28日)を発表しました。徳之島空港(徳之島子宝空港)では、日本エアコミューター(JAC)が鹿児島線を新規就航します。

冬ダイヤで一番の注目点は、JAC鹿児島線の新規就航。10月27日から1日1往復を新設します。
この他、期間中2日間だけですが、日本航空(JAL)が大阪国際線を1日1往復期間就航します。

JALは、10月27日から鹿児島線を1日1往復減便します。

今回のダイヤ変更により、徳之島発着は、一部期間を除き、2社3路線7往復で変更ありません。

■10月27日以降の徳之島発着便就航先と便数
鹿児島 4:JAL3(△1)・JAC1(+1) NEW!
奄美 2:JAC2
沖永良部 1:JAC1
* 期間就航有 12/31・01/03 大阪国際JAL0→1(+1) NEW!

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2019年05月18日

徳之島_30年度利用20万人突破

■徳之島空港(徳之島子宝空港) 平成30年度年間利用者数20万人突破

国土交通省(国交省)は17日、 大阪航空局の管内空港の利用概況集計表速報値(平成30年度)を発表しました。徳之島空港(徳之島子宝空港)の平成30年度利用者数は20万人を突破しました。

3月は速報値となりますが、西日本の空港の平成30年度利用者数が出揃いました。徳之島空港(徳之島子宝空港)の平成30年度利用者数は201,021人で20万人を突破しました。昨年比15.3%増で2万6千人ほど増加しています。
平成30年度は7月から沖永良部線が就航。6月までは月1万3千人程度だったものが、7月以降は月1万7千人程度で推移していました。

大阪航空局公式サイト
http://ocab.mlit.go.jp/top/
ラベル:徳之島空港
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2018年10月23日

徳之島_冬 JAC鹿児島線期就へ

■徳之島空港(徳之島子宝空港) 冬ダイヤでJACが鹿児島線を期間就航へ

国内航空各社は、今冬のダイヤ(10月28日〜2019年3月30日)を発表しました。徳之島空港(徳之島子宝空港)では、日本エアコミューター(JAC)が鹿児島線を期間就航します。

冬ダイヤで一番の注目点は、JAC鹿児島線の期間就航。12月28日〜12月31日と1月2日〜1月6日に鹿児島線を1日1往復期間就航します。

日本航空は、路線数・便数に変更はありません。

今回のダイヤ変更により、徳之島発着は、一部期間を除き、2社3路線7往復で変更ありません。

■10月28日以降の徳之島発着便就航先と便数
鹿児島 4:JAL4
奄美 2:JAC1
沖永良部 1:JAC1
*a 期間就航有 12/28〜12/31・01/02〜01/06 鹿児島JAC0→1(+1) NEW!

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2018年02月22日

徳之島_夏 JAC沖永良部線就航へ

■徳之島空港(徳之島子宝空港) 夏ダイヤでJACが沖永良部線を新規就航へ

春秋航空日本と新中央航空を除く国内線定期便就航航空各社は、今夏のダイヤ(3月25日〜10月27日、一部航空会社は一部期間のみ)を発表しました。徳之島空港(徳之島子宝空港)では、日本エアコミューター(JAC)が沖永良部(えらぶゆりの島)線を新規就航します。

夏ダイヤで一番の注目点は、JAC沖永良部線の新規就航。7月1日から1日1往復を新設します。

今回のダイヤ変更により、徳之島発着は、一部期間を除き、2社2路線6往復から2社3路線7往復と、路線数・便数が拡大します。

■3月25日以降の徳之島発着便就航先と便数
鹿児島 4:JAL4
奄美 2:JAC2
沖永良部 1:JAC1(+1)*a NEW!
*a 期間途中からの就航 07/01- 沖永良部JAC0→1(+1) NEW!

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2017年10月28日

徳之島_冬 JAL新規就航へ

■徳之島空港(徳之島子宝空港) 冬ダイヤでJALが鹿児島線を新規就航へ

国内航空各社は、今冬のダイヤ(10月29日〜2018年3月24日)を発表しました。徳之島空港(徳之島子宝空港)では、日本航空(JAL)が鹿児島線を就航します。

冬ダイヤで一番の注目点は、JAL鹿児島線の新規就航。10月29日から1日3往復就航します(運航はジェイエアによる運航)。

日本エアコミューターは、JAL鹿児島線の就航に合わせ、10月29日から鹿児島線を1日3往復減便します。このほか、12月28日〜12月31日と1月2日〜1月6日に鹿児島線を1日1往復増便します。

今回のダイヤ変更により、徳之島発着は、一部期間を除き、2社2路線6往復と、社数が拡大します。

■10月29日以降の徳之島発着便就航先と便数
鹿児島 4:JAC1(▲3)*a、JAL3(+3)新設
奄美 2:JAC2
*a 期間増便有 12/28〜12/31・01/02〜01/06 鹿児島JAC1→2(+1)
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2012年02月26日

徳之島_愛称は子宝に

■徳之島空港 愛称は子宝空港に決定

徳之島空港利用促進協議会は26日、同日行われた徳之島空港開港50周年記念式典で、愛称を「徳之島子宝空港」にしたと発表しました。

発表された愛称は「徳之島子宝空港」。出生率が高く、長寿の人が多いことでも知られる徳之島ならではの珍しい愛称に決定しました。

徳之島空港の愛称は、23日に開港50周年を迎えるの記念し、昨年11月から一般募集したもの。26日行われた記念式典で発表となりました。
南日本新聞によれば、寄せられた名称は「全国1228点」。決定した名称も徳之島島内ではなく川崎市在住者の作品が採用され、全国的に注目された名称となった模様です。

徳之島空港50周年 新愛称は「子宝空港」(南日本新聞公式サイト)
ラベル:徳之島空港
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2011年11月25日

徳之島_愛称募集開始

■徳之島空港 愛称募集を開始

鹿児島県天城町などでつくる徳之島空港利用促進協議会は、徳之島空港開港50周年を記念して、同空港の愛称募集を開始しました。

徳之島空港利用促進協議会が募集を開始したのは、徳之島空港の愛称。親しみやすく印象に残り、使いやすい愛称で、自作未発表のものに限り、ハガキ、FAX、メールで受付を行っています。来年1月13日までの募集で応募資格に制限はないとしています。
結果は、協議会で審査委員会を設けて優秀賞1点を選考し、2月上旬に発表予定。入賞者は2月26日に開催される開港50周年式典で表彰すると発表されています。
ラベル:徳之島空港 愛称
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2010年05月21日

徳之島_運賃引下げ?

徳之島 航空運賃引き下げへ?

大きな政治問題となっている普天間基地移転に関連し、米軍機能の一部を徳之島(徳之島空港を想定?)に移転しようという話があります。新聞報道などによりますと、この件に関連し、平野博文官房長官が16日、基地受け入れのための条件として航空運賃引き下げなど徳之島住民が要望した事項について「すべてのむ」と発言した模様です。

毎日新聞によりますと、
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に絡み、平野博文官房長官が16日に鹿児島県・徳之島の移設賛成派の住民と鹿児島市で会談した際、徳之島3町の借金(公債)の棒引きなど、住民側が示した移設受け入れの7条件にすべて応じる意向を示したことが19日、明らかになった。
とのこと。この7条件のひとつに「航路・航空運賃を沖縄並みに抑制」が含まれていると報じています。

確かに徳之島をはじめとした奄美群島各島の航空運賃は非常に割高です。徳之島には鹿児島・奄美の両線しか定期便はなく、第一航空が運航する不定期乗合便の那覇線を含めても3路線でアクセスしにくい一面もあります。
要望のあった運賃は、奄美群島の主要島である羽田-奄美間(787マイル)は、最も安い先得割引でも30300円もかかります(平成22年5月)。しかも運航便数はたったの1便。
この運賃は、羽田-宮古間(1158マイル、特便割引3で33200円・先得なら19000円)や羽田-石垣間(1228マイル、同38400円・20000円)と比べても異様な高さです
問題の徳之島の場合、羽田ー徳之島間の最安値は、鹿児島にスーパー旅割(12100円)で飛び、そこから先得割引(往復割引18000円)で飛んでやっとこさ30100円です。

当然、住民にとっても旅行者にとっても運賃が高いのは大問題です。

ただ、今回、住民が国に運賃引き下げを要望したというのはやや疑問です。なぜかというと、奄美群島の航空運賃が高い最大の理由はJACしか飛んでおらず競争がないからだからで、住民の要望はただゴネているだけのようにしか見えません。
そもそも国が一航空会社に対して強制的に運賃を下げさせるわけにもいかないでしょうから、国に要望して運賃下げろというのは、つぶれた会社グループの運航会社にさらに税金を投入して運賃下げろということなのでしょうか。これは誰も納得し得ない話。
国は離島路線にはすでに維持するための費用を出しており、それでも運賃が下げられないというのであれば、それはそれだけの需要しかないことにほかなりません。また、JACには奄美群島の市町村が出資しており、要望するのではあれば、国ではなく、当然JACや出資している市町村のような気もします。
国が行うとすれば、米軍基地負担対応として、航空旅客に補助金を出したりする手があるかと思いますが、それを徳之島で実施するのであれば、三沢や岩国、那覇、伊江島(定期便ないですが)などでも実施しなければ批判が出るのは確実でしょう。同様に島民割引をするのであれば、沖縄をはじめ、横田や厚木、岩国など米軍基地がある市区町村住民に対しても割引を実施しないと公平性に欠ける気がします。

個人的には、島内を活性化し、他の航空会社の参入を促すとか利用者を増やして、運賃値下げに向かわせる方がスジと思うのですが、、、。
ただ、国の動きで値下げが実現すれば、場合によっては、運賃を下げるための今後のモデルケースになりうる話でもあります。官房長官は「すべてのむ」と確約発言したようですから、要望された内容をどのように実現するのか注目されます。
(ちなみに米軍部隊は徳之島にのみ移転するのですから、税金投入して安くなるのは当然徳之島便だけなんですよね、、、。)


■普天間移設:徳之島受け入れ7条件「すべてのむ」官房長官(毎日新聞公式サイト)
http://mainichi.jp/select/seiji/futenma/news/20100520k0000m010128000c.html
ラベル:徳之島空港 jac
posted by johokotu at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 徳之島空港(徳之島子宝空港) | 更新情報をチェックする