■宮古空港 SKY3往復化で大手に追い風? 10月実績出揃う
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、28日までに10月の搭乗実績を公表しました。先月同様にSKYの3往復化が響いたとみられ、大手は利用者を確保しました。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。今年はSKYが2往復から3往復に増便し、その影響が注目されていました。大手の事前購入型運賃の値下げは、SKYの運航時間帯を狙い撃ちした値下げになっており、SKYが昼便を運航開始したことで、大手が格安になる便が増えているからです。
結果は、SKYは利用者数を伸ばしたものの、提供座席数の増加ほど利用は延びずに搭乗率が下落。安い運賃が人を引き付けたのか、大手は利用者数、搭乗率ともに上昇しました。搭乗率はJTAとANAは七割台に対して、SKYは五割台と低迷し、相変わらずSKYは3往復化するジレンマを抱えています。
■那覇-宮古線 10月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA8、ANA5、SKY3)
JTA 47,745人(+ 4.5%)、77.9%(+ 5.7P)
ANA 26,412人(+ 6.8%)、71.0%(+ 8.4P)
SKY 16,463人(+35.4%)、53.5%(▲ 5.7P)
2014年11月29日
2014年11月04日
宮古_9月SKY3便で低迷
■宮古空港 SKY3便化影響で一人負け 9月実績出揃う
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、4日までに9月の搭乗実績を公表しました。SKYの3往復化が響いた結果になっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。今年はSKYが2往復から3往復に増便し、その影響が注目されていました。大手の事前購入型運賃の値下げは、SKYの運航時間帯を狙い撃ちした値下げになっており、SKYが昼便を運航開始したことで、大手が格安になる便が増加しています。
SKYは、利用者数を伸ばしたものの、三往復化したほどの伸びはなく、搭乗率は急落。JTAは利用者数が延び、搭乗率はJTAが八割台、ANAは七割台に対しSKYは五割台と低迷しました。
■那覇-宮古線 9月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY3)
JTA 51,918人(+ 4.3%)、82.0%(+ 4.0P)
ANA 29,009人(▲ 3.9%)、76.5%(+ 1.5P)
SKY 18,220人(+19.7%)、57.8%(▲15.1P)
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、4日までに9月の搭乗実績を公表しました。SKYの3往復化が響いた結果になっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。今年はSKYが2往復から3往復に増便し、その影響が注目されていました。大手の事前購入型運賃の値下げは、SKYの運航時間帯を狙い撃ちした値下げになっており、SKYが昼便を運航開始したことで、大手が格安になる便が増加しています。
SKYは、利用者数を伸ばしたものの、三往復化したほどの伸びはなく、搭乗率は急落。JTAは利用者数が延び、搭乗率はJTAが八割台、ANAは七割台に対しSKYは五割台と低迷しました。
■那覇-宮古線 9月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY3)
JTA 51,918人(+ 4.3%)、82.0%(+ 4.0P)
ANA 29,009人(▲ 3.9%)、76.5%(+ 1.5P)
SKY 18,220人(+19.7%)、57.8%(▲15.1P)
2014年10月10日
宮古_8月SKY3便化影響
■宮古空港 SKY3便化の影響色濃く搭乗率低下、大手は搭乗率伸ばす 8月実績出揃う
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、9日までに8月の搭乗実績を公表しました。7月と異なり、SKYの3往復化が大きく影響したのか、SKYは搭乗率を落とした一方、大手は搭乗率を伸ばしています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。今年はSKYが2往復から3往復に増便しており、その影響が注目されていました。
SKYは、昨年は2往復、今年は3往復に増便しています。大手の事前購入型運賃の値下げは、SKYの運航時間帯を狙い撃ちした値下げになっており、SKYが昼便を運航開始したことで、大手が事前購入型運賃で格安になる便が増加しています。
これが大きく響いたのか、SKYは、利用者数の伸びが少なく搭乗率は減少し、逆に大手は利用者数・搭乗率とも増加。搭乗率は、JTAとANAは八割台と高水準の一方、SKYは六割台と低迷しました。
8月は夏休み需要(観光客)が多くなる月間で、地元の意向とは合致しない利用者も多いと思われますが、やはり大手の格安便が増えるとSKYへの利用意向が減ることが示された格好となっています。
SKYは冬ダイヤも3往復を継続予定ですが、2往復の方が採算は良いとみられ、今後の利用者増加が大きな課題となりそうです。
■那覇-宮古線 8月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA9往復→9往復 62,791人(+ 6.4%)、83.9%(+ 9.6P)
ANA5往復→5往復 33,630人(+10.9%)、85.9%(+11.6P)
SKY2往復→3往復 21,069人(+13.5%)、66.9%(▲19.1P)
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、9日までに8月の搭乗実績を公表しました。7月と異なり、SKYの3往復化が大きく影響したのか、SKYは搭乗率を落とした一方、大手は搭乗率を伸ばしています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。今年はSKYが2往復から3往復に増便しており、その影響が注目されていました。
SKYは、昨年は2往復、今年は3往復に増便しています。大手の事前購入型運賃の値下げは、SKYの運航時間帯を狙い撃ちした値下げになっており、SKYが昼便を運航開始したことで、大手が事前購入型運賃で格安になる便が増加しています。
これが大きく響いたのか、SKYは、利用者数の伸びが少なく搭乗率は減少し、逆に大手は利用者数・搭乗率とも増加。搭乗率は、JTAとANAは八割台と高水準の一方、SKYは六割台と低迷しました。
8月は夏休み需要(観光客)が多くなる月間で、地元の意向とは合致しない利用者も多いと思われますが、やはり大手の格安便が増えるとSKYへの利用意向が減ることが示された格好となっています。
SKYは冬ダイヤも3往復を継続予定ですが、2往復の方が採算は良いとみられ、今後の利用者増加が大きな課題となりそうです。
■那覇-宮古線 8月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA9往復→9往復 62,791人(+ 6.4%)、83.9%(+ 9.6P)
ANA5往復→5往復 33,630人(+10.9%)、85.9%(+11.6P)
SKY2往復→3往復 21,069人(+13.5%)、66.9%(▲19.1P)
2014年08月28日
宮古_7月SKY3便化影響小
■宮古空港 SKY3往復化の影響は小さめ?各社利用延ばす 7月実績出揃う
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、27日までに7月の搭乗実績を公表しました。SKYの3往復化の大きな影響は見られず、各社横並びで利用を延ばしています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。今年は7月18日からSKYが2往復から3往復に増便しており、その影響が注目されていました。
SKYは、昨年は7月10日を境に3往復から2往復に減便、今年は逆に7月18日を境に2往復から3往復に増便しています。大手の事前購入型運賃の値下げは、SKYの運航時間帯を狙い撃ちした値下げになっており、SKYが昼便を運航開始したことで、大手が格安になる便が増加しています。
そんな中、SKYは、利用者数、搭乗率とも上昇。7月は夏休み需要(観光客)が多くなる月間で、地元の意向とは合致しない利用者も多いと思われますが、宮古では、ある程度定着してきたことがはっきりしてきました。
興味深かったのは大手2社も利用が延びたことで、搭乗率は各社15%程度向上し、JTAとANAは八割台、SKYは七割台と高水準で推移しています。SKYの3往復化の影響はあまり大きくなかったように感じる結果となりました。
■那覇-宮古線 7月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2or3*)
JTA 55,115人(+13.0%)、81.1%(+13.3P)
ANA 30,385人(+15.2%)、80.1%(+14.2P)
SKY 18,323人(+34.6%)、70.9%(+15.2P)
*SKYは7/1〜7/17 2往復、7/18〜7/31 3往復
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、27日までに7月の搭乗実績を公表しました。SKYの3往復化の大きな影響は見られず、各社横並びで利用を延ばしています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。今年は7月18日からSKYが2往復から3往復に増便しており、その影響が注目されていました。
SKYは、昨年は7月10日を境に3往復から2往復に減便、今年は逆に7月18日を境に2往復から3往復に増便しています。大手の事前購入型運賃の値下げは、SKYの運航時間帯を狙い撃ちした値下げになっており、SKYが昼便を運航開始したことで、大手が格安になる便が増加しています。
そんな中、SKYは、利用者数、搭乗率とも上昇。7月は夏休み需要(観光客)が多くなる月間で、地元の意向とは合致しない利用者も多いと思われますが、宮古では、ある程度定着してきたことがはっきりしてきました。
興味深かったのは大手2社も利用が延びたことで、搭乗率は各社15%程度向上し、JTAとANAは八割台、SKYは七割台と高水準で推移しています。SKYの3往復化の影響はあまり大きくなかったように感じる結果となりました。
■那覇-宮古線 7月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2or3*)
JTA 55,115人(+13.0%)、81.1%(+13.3P)
ANA 30,385人(+15.2%)、80.1%(+14.2P)
SKY 18,323人(+34.6%)、70.9%(+15.2P)
*SKYは7/1〜7/17 2往復、7/18〜7/31 3往復
2014年08月07日
宮古_6月一年で定着
■宮古空港 SKY一年で定着、各社均衡を保つ 6月実績出揃う
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、7日までに6月の搭乗実績を公表しました。三社が競合する那覇-宮古線は、各社均衡を保ちました。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。6月は、SKYの再就航からちょうど一年となります。
SKYは昨年3往復、今年は2往復ですが、利用者数は増加、搭乗率も10ポイント以上上昇し六割台になっています。三社合わせた全体の旅客数も伸びており、一年でかなり定着してきた印象です。
三社の利用動向を見ると、利用者数はSKYの約二倍がANA、そのまた約二倍がJTAと今まで通りで、搭乗率もJTAがやや抜け、ANA、SKYの順番は変わらず、各社均衡を保っています。
SKYは7月18日から再び3往復化するため、7月以降この均衡が変化するのか注目されます。
■那覇-宮古線 6月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 51,867人(▲ 1.7%)、80.9%(+ 7.9P)
ANA 25,631人(+10.7%)、66.7%(+ 4.2P)
SKY 13,475人(+37.9%)、63.4%(+10.6P)
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、7日までに6月の搭乗実績を公表しました。三社が競合する那覇-宮古線は、各社均衡を保ちました。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。6月は、SKYの再就航からちょうど一年となります。
SKYは昨年3往復、今年は2往復ですが、利用者数は増加、搭乗率も10ポイント以上上昇し六割台になっています。三社合わせた全体の旅客数も伸びており、一年でかなり定着してきた印象です。
三社の利用動向を見ると、利用者数はSKYの約二倍がANA、そのまた約二倍がJTAと今まで通りで、搭乗率もJTAがやや抜け、ANA、SKYの順番は変わらず、各社均衡を保っています。
SKYは7月18日から再び3往復化するため、7月以降この均衡が変化するのか注目されます。
■那覇-宮古線 6月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 51,867人(▲ 1.7%)、80.9%(+ 7.9P)
ANA 25,631人(+10.7%)、66.7%(+ 4.2P)
SKY 13,475人(+37.9%)、63.4%(+10.6P)
2014年07月09日
宮古_5月参入効果はっきり
■宮古空港 SKY参入効果はっきり、乗り分け傾向は先月同様 5月実績出揃う
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、8日までに5月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発した那覇-宮古線は、路線全体の搭乗者数は増加しました。各社への乗り分け傾向は前月までと変わらず、搭乗率はJTAが7割台、ANAとSKYが5割台となっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
5月は、4月に引き続き、昨年はちょうどSKYが一時撤退した時期に当たります。JTAとSKYが、 昨年は高い運賃に逆戻りしていて、今年はSKYとの競合で安売りしていたこともあり、路線全体の搭乗者数は当然のように昨年より増加。SKY参入分がほぼ純増しており、参入効果はあったとみられます。
利用者の乗り分け傾向は先月までと変わらず推移していて、旅客数はSKYの約二倍がANA、そのまた約二倍がJTA程度で引き続き安定。搭乗率もJTA、ANA、SKYの順番は変わらず推移しています。
■那覇-宮古線 5月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 46,894人(▲ 1.3%)、71.0%(+ 6.1P)
ANA 22,040人(+ 5.2%)、56.3%(▲ 0.6P)
SKY 10,796人*、50.8%*
*SKYは昨年5月一時撤退中のため昨年比なし
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、8日までに5月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発した那覇-宮古線は、路線全体の搭乗者数は増加しました。各社への乗り分け傾向は前月までと変わらず、搭乗率はJTAが7割台、ANAとSKYが5割台となっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
5月は、4月に引き続き、昨年はちょうどSKYが一時撤退した時期に当たります。JTAとSKYが、 昨年は高い運賃に逆戻りしていて、今年はSKYとの競合で安売りしていたこともあり、路線全体の搭乗者数は当然のように昨年より増加。SKY参入分がほぼ純増しており、参入効果はあったとみられます。
利用者の乗り分け傾向は先月までと変わらず推移していて、旅客数はSKYの約二倍がANA、そのまた約二倍がJTA程度で引き続き安定。搭乗率もJTA、ANA、SKYの順番は変わらず推移しています。
■那覇-宮古線 5月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 46,894人(▲ 1.3%)、71.0%(+ 6.1P)
ANA 22,040人(+ 5.2%)、56.3%(▲ 0.6P)
SKY 10,796人*、50.8%*
*SKYは昨年5月一時撤退中のため昨年比なし
2014年06月02日
宮古_4月傾向は変わらず
■宮古空港 総旅客数は当然の増加も乗り分け傾向は先月同様で変わらず 4月実績出揃う
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、2日までに4月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発した那覇-宮古線は、路線全体の搭乗者数は増加しました。各社への乗り分け傾向は前月までと変わらず、搭乗率はJTAとANAが6割台、SKYが5割台となっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
4月は、昨年はちょうどSKYが一時撤退した時期に当たります。JTAとSKYが、 昨年は高い運賃に逆戻りしていて、今年はSKYとの競合で安売りしていたこともあり、路線全体の搭乗者数は当然のように昨年より増加しました。
しかし、SKY参入分は純増しておらず、JTA、ANAとも利用者は減少しています。利用者の乗り分け傾向は先月までと変わらず推移していて、旅客数はSKYの約二倍がANA、そのまた約二倍がJTA程度で安定。搭乗率はJTAが6割台、ANAが6割台、SKYが5割台と平均化されてきました。
■那覇-宮古線 4月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 45,655人(▲ 6.0%)、68.7%(▲ 4.3P)
ANA 23,202人(▲ 0.2%)、61.8%(▲ 1.1P)
SKY 12,276人*、57.8%*
*SKYは昨年4月一時撤退中のため昨年比なし
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、2日までに4月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発した那覇-宮古線は、路線全体の搭乗者数は増加しました。各社への乗り分け傾向は前月までと変わらず、搭乗率はJTAとANAが6割台、SKYが5割台となっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
4月は、昨年はちょうどSKYが一時撤退した時期に当たります。JTAとSKYが、 昨年は高い運賃に逆戻りしていて、今年はSKYとの競合で安売りしていたこともあり、路線全体の搭乗者数は当然のように昨年より増加しました。
しかし、SKY参入分は純増しておらず、JTA、ANAとも利用者は減少しています。利用者の乗り分け傾向は先月までと変わらず推移していて、旅客数はSKYの約二倍がANA、そのまた約二倍がJTA程度で安定。搭乗率はJTAが6割台、ANAが6割台、SKYが5割台と平均化されてきました。
■那覇-宮古線 4月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 45,655人(▲ 6.0%)、68.7%(▲ 4.3P)
ANA 23,202人(▲ 0.2%)、61.8%(▲ 1.1P)
SKY 12,276人*、57.8%*
*SKYは昨年4月一時撤退中のため昨年比なし
2014年05月02日
宮古_3月ANA低下止まらず
■宮古空港 ANA利用者数低下止まらず 3月実績出揃う
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、2日までに3月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発した那覇-宮古線は、全社搭乗者数が減少、搭乗率は、JTAが7割台、ANAとSKYが6割台となっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
3月の搭乗結果は、先月に引き続きANAが利用者数を落とし、これまでと傾向は変わらず推移しています。
■那覇-宮古線 3月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 51,960人(▲ 5.4%)、77.5%(▲ 6.0P)
ANA 25,890人(▲16.9%)、62.5%(▲ 5.2P)
SKY 14,955人(▲ 5.5%)、69.3%(+21.2P)
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、2日までに3月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発した那覇-宮古線は、全社搭乗者数が減少、搭乗率は、JTAが7割台、ANAとSKYが6割台となっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
3月の搭乗結果は、先月に引き続きANAが利用者数を落とし、これまでと傾向は変わらず推移しています。
■那覇-宮古線 3月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 51,960人(▲ 5.4%)、77.5%(▲ 6.0P)
ANA 25,890人(▲16.9%)、62.5%(▲ 5.2P)
SKY 14,955人(▲ 5.5%)、69.3%(+21.2P)
2014年04月08日
宮古・石垣_SKYの次の一手
■宮古空港・新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 大手の対抗値下げ効果絶大、4月からはSKYの次の一手に注目
空の駅情報館では、昨年6月に宮古、7月に新石垣にスカイマーク(SKY)が就航してから、毎月、日本航空グループ、ANAグループの大手2社とSKYが競合する両空港発着路線の搭乗実績を見つめています。
SKY撤退で値段が大きく変動し、騒ぎになった宮古と、似たような環境の新石垣。SKYが普通運賃を大幅値下げして勝負をかけたこと、運賃設定が二路線で同一となり比較がしやすいこと、大手がはっきりと対抗値下げを行ったこと、批判の声も上がるなどしていた中でみ大手が対抗値下げを続けたことなどから、実際の利用がどうなるか気になってしまい、定期的に取り上げてきました。
大手の対抗値下げ効果は絶大
約9か月間見てきて分かったことは、SKYが低料金で参入しても、対抗する大手が値下げをすれば、利用者は大手に留まり、大手の対抗値下げは効果が絶大だということでしょうか。
新石垣では、以前からSKY参入を期待する声が多かったですが、いざ就航すれば、大手は値下げして迎え撃ち、SKYは利用者を引き寄せられませんでした。
小規模参入で均衡を保つ
一方で、新興社が小規模の参入であれば、共存できることも分かりました。
宮古の場合、SKYは朝夕だけの1日2往復で利便性が悪いですが、大手が運航時間帯が重ならない便は高い値段を示していることもあり、利用者は3社でうまく均衡しています。昨年4月に一時撤退した際にひと悶着あったこともあり、大手の値段設定に怒った客を上手く取り入れられた可能性がありますから、単純に便数や運賃額だけでの比較はできないかもしれませんが、SKYは1日3往復から2往復に減便した7月以降かなり安定的な数値を残しています。
それとは対照的に、1日4往復と便数が多く、全時間帯をカバーした新石垣は、大手が全時間帯で対抗値下げをしているため、なかなかSKYの利用者は伸びていません(個人的に気になるのは、乗継運賃がどこまで需要喚起になったかですが、データがないので分からないですね)。
すでに大手が多数便を運航する路線の場合、格安で便数を多くすれば、客を奪えるというものではないことを示した好事例と言えるかもしれません。
地元への認知度が不足?
さらに、SKYはまだまだ地元の認知度不足・利用意向不足があることも否めないことが分かりました。
夏場など混雑時になると、利用者数や搭乗率が大手以上に急速に上がることから、普段利用する地元利用者はまずは大手を使っており、観光客などはSKYも選択肢に入っていることを示すように思えます。
これらを見ると、まずは、新興社が大手と並べて利用を検討されるようにならなければ、特に新石垣のSKY一人負け状態はなかなか変わらない気もします。
3月末からは認知度向上を狙ったてこ入れ
そんなSKYですが、3月30日から、低迷している新石垣発着路線をてこ入れしました。今後は、この一手がどう影響するのか注目されます。
まず行ったのは、路線の改編。路線を那覇線のみに統一し、加えて、東京便を成田線直行便1日1往復から東京国際(羽田)線那覇経由便1日4往復に変更しています。
これは、羽田-長崎線が神戸経由便になっているのと同じようなものです。ただ、便数を見ると、長崎の場合は、羽田線は他社より少なく、神戸線は他社より多いのに対して、新石垣線は、羽田線は他社より多く、那覇線は少ないと逆になっていて、効果があるのか注目されます。
実は、この動きは、対抗するANAと正反対の動きになっています。ANAは、昨年までに、羽田、中部、関西国際を那覇経由から直行化する変更を実施。羽田線はかなりの高搭乗率をキープしています。
SKYは、羽田-那覇線、那覇-新石垣線のダイヤを大幅にいじってはおらず、元々出来ていた乗り継ぎをただ経由便として表示し、経由便運賃を設定しただけ。直行便意向が強いと言われる日本で、ANAが直行便で成功したなか、経由便化により、利用が定着するか注目されています。
話題のミニスカ制服も導入
続いて、SKYでは、てこ入れ策の一つとして、賛否両論で大きな話題になっているミニスカ制服での乗務を打ち出しました。那覇-新石垣線に限り、5月のエアバス330(A330)型機運航開始前まで、ミニスカ制服とするとしています。
SKYの発表では、あくまで石垣島での特別サービスとしてスタートさせた「航空券お届けサービス」のPRのためとしていますが、話題作りで認知度を上げる狙いがあることは明らかです。
SKYの場合、宮古や新石垣に飛んでいることを知らない利用者も多そうですから、羽田での露出増と、話題性で認知度が高まるか気になるところ。
空の駅情報館では、今後の旅客動向に引き続き注目していきます。
空の駅情報館では、昨年6月に宮古、7月に新石垣にスカイマーク(SKY)が就航してから、毎月、日本航空グループ、ANAグループの大手2社とSKYが競合する両空港発着路線の搭乗実績を見つめています。
SKY撤退で値段が大きく変動し、騒ぎになった宮古と、似たような環境の新石垣。SKYが普通運賃を大幅値下げして勝負をかけたこと、運賃設定が二路線で同一となり比較がしやすいこと、大手がはっきりと対抗値下げを行ったこと、批判の声も上がるなどしていた中でみ大手が対抗値下げを続けたことなどから、実際の利用がどうなるか気になってしまい、定期的に取り上げてきました。
大手の対抗値下げ効果は絶大
約9か月間見てきて分かったことは、SKYが低料金で参入しても、対抗する大手が値下げをすれば、利用者は大手に留まり、大手の対抗値下げは効果が絶大だということでしょうか。
新石垣では、以前からSKY参入を期待する声が多かったですが、いざ就航すれば、大手は値下げして迎え撃ち、SKYは利用者を引き寄せられませんでした。
小規模参入で均衡を保つ
一方で、新興社が小規模の参入であれば、共存できることも分かりました。
宮古の場合、SKYは朝夕だけの1日2往復で利便性が悪いですが、大手が運航時間帯が重ならない便は高い値段を示していることもあり、利用者は3社でうまく均衡しています。昨年4月に一時撤退した際にひと悶着あったこともあり、大手の値段設定に怒った客を上手く取り入れられた可能性がありますから、単純に便数や運賃額だけでの比較はできないかもしれませんが、SKYは1日3往復から2往復に減便した7月以降かなり安定的な数値を残しています。
それとは対照的に、1日4往復と便数が多く、全時間帯をカバーした新石垣は、大手が全時間帯で対抗値下げをしているため、なかなかSKYの利用者は伸びていません(個人的に気になるのは、乗継運賃がどこまで需要喚起になったかですが、データがないので分からないですね)。
すでに大手が多数便を運航する路線の場合、格安で便数を多くすれば、客を奪えるというものではないことを示した好事例と言えるかもしれません。
地元への認知度が不足?
さらに、SKYはまだまだ地元の認知度不足・利用意向不足があることも否めないことが分かりました。
夏場など混雑時になると、利用者数や搭乗率が大手以上に急速に上がることから、普段利用する地元利用者はまずは大手を使っており、観光客などはSKYも選択肢に入っていることを示すように思えます。
これらを見ると、まずは、新興社が大手と並べて利用を検討されるようにならなければ、特に新石垣のSKY一人負け状態はなかなか変わらない気もします。
3月末からは認知度向上を狙ったてこ入れ
そんなSKYですが、3月30日から、低迷している新石垣発着路線をてこ入れしました。今後は、この一手がどう影響するのか注目されます。
まず行ったのは、路線の改編。路線を那覇線のみに統一し、加えて、東京便を成田線直行便1日1往復から東京国際(羽田)線那覇経由便1日4往復に変更しています。
これは、羽田-長崎線が神戸経由便になっているのと同じようなものです。ただ、便数を見ると、長崎の場合は、羽田線は他社より少なく、神戸線は他社より多いのに対して、新石垣線は、羽田線は他社より多く、那覇線は少ないと逆になっていて、効果があるのか注目されます。
実は、この動きは、対抗するANAと正反対の動きになっています。ANAは、昨年までに、羽田、中部、関西国際を那覇経由から直行化する変更を実施。羽田線はかなりの高搭乗率をキープしています。
SKYは、羽田-那覇線、那覇-新石垣線のダイヤを大幅にいじってはおらず、元々出来ていた乗り継ぎをただ経由便として表示し、経由便運賃を設定しただけ。直行便意向が強いと言われる日本で、ANAが直行便で成功したなか、経由便化により、利用が定着するか注目されています。
話題のミニスカ制服も導入
続いて、SKYでは、てこ入れ策の一つとして、賛否両論で大きな話題になっているミニスカ制服での乗務を打ち出しました。那覇-新石垣線に限り、5月のエアバス330(A330)型機運航開始前まで、ミニスカ制服とするとしています。
SKYの発表では、あくまで石垣島での特別サービスとしてスタートさせた「航空券お届けサービス」のPRのためとしていますが、話題作りで認知度を上げる狙いがあることは明らかです。
SKYの場合、宮古や新石垣に飛んでいることを知らない利用者も多そうですから、羽田での露出増と、話題性で認知度が高まるか気になるところ。
空の駅情報館では、今後の旅客動向に引き続き注目していきます。
2014年03月27日
宮古_2月ANA搭乗率低下
■宮古空港 ANA搭乗率低下、傾向はこれまでと変わらず 2月実績出揃う
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、27日までに2月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、SKYのみ搭乗者数を伸ばしたものの、搭乗率は、JTAが7割台、ANAが5割台、SKYが6割台と、先月に引き続きANAがやや数字を落としましたが、これまでと傾向は変わらず推移しています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
2月の搭乗結果は、これまでと同様、旅客数、搭乗率ともSKYは増加、JTAとANAは減少となっています。
■那覇-宮古線 2月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 45,593人(▲ 4.9%)、73.3%(▲ 7.4P)
ANA 22,302人(▲ 9.8%)、59.4%(▲ 6.9P)
SKY 12,302人(+ 2.9%)、62.1%(+21.9P)
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、27日までに2月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、SKYのみ搭乗者数を伸ばしたものの、搭乗率は、JTAが7割台、ANAが5割台、SKYが6割台と、先月に引き続きANAがやや数字を落としましたが、これまでと傾向は変わらず推移しています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
2月の搭乗結果は、これまでと同様、旅客数、搭乗率ともSKYは増加、JTAとANAは減少となっています。
■那覇-宮古線 2月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 45,593人(▲ 4.9%)、73.3%(▲ 7.4P)
ANA 22,302人(▲ 9.8%)、59.4%(▲ 6.9P)
SKY 12,302人(+ 2.9%)、62.1%(+21.9P)
2014年02月27日
宮古_1月ANA搭乗率低下
■宮古空港 ANA搭乗率低下、傾向はこれまでと変わらず 1月実績出揃う
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、26日までに1月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、SKYのみ搭乗者数を伸ばしたものの、搭乗率は、JTAが6割台、ANAが4割台、SKYが5割台とANAがやや数字を落としましたが、これまでと傾向は変わらず推移しています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
1月の搭乗結果は、これまでと同様、旅客数、搭乗率ともSKYは増加、JTAとANAは10%前後の減少となっています。
■那覇-宮古線 1月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 44,073人(▲ 9.7%)、64.1%(▲10.3P)
ANA 20,563人(▲13.9%)、49.5%(▲ 8.8P)
SKY 11,613人(+ 9.1%)、52.9%(+19.9P)
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、26日までに1月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、SKYのみ搭乗者数を伸ばしたものの、搭乗率は、JTAが6割台、ANAが4割台、SKYが5割台とANAがやや数字を落としましたが、これまでと傾向は変わらず推移しています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
1月の搭乗結果は、これまでと同様、旅客数、搭乗率ともSKYは増加、JTAとANAは10%前後の減少となっています。
■那覇-宮古線 1月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY2)
JTA 44,073人(▲ 9.7%)、64.1%(▲10.3P)
ANA 20,563人(▲13.9%)、49.5%(▲ 8.8P)
SKY 11,613人(+ 9.1%)、52.9%(+19.9P)
2014年02月25日
宮古・石垣_SKYお届け開始へ
■宮古空港・新石垣空港(南ぬ島石垣空港) SKYが搭乗券お届けサービスを開始へ
スカイマーク(SKY)は25日、宮古島、池間島、来間島、石垣島で、搭乗券お届けサービスを開始すると発表しました。
SKYが開始すると発表したのは、沖縄離島での搭乗券お届けサービス。
宮古空港と新石垣空港(南ぬ島石垣空港)の各空港所予約係で予約を受け付けた航空券を指定の場所まで届けるサービスで、宮古空港所は宮古島、池間島、来間島、石垣空港所は石垣島がサービス対象地域となっています。3月1日からサービスを開始するとしています。
SKYは、宮古と新石垣では、各空港所で予約を受け付けるなど、沖縄離島独自のサービスを進めています。
航空券の電子化が進むなか、航空券を届けるという珍しいサービスで、利用が定着するのか注目です。
■宮古島および石垣島における航空券お届けサービスの開始について(SKY公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/140225_press.pdf
スカイマーク(SKY)は25日、宮古島、池間島、来間島、石垣島で、搭乗券お届けサービスを開始すると発表しました。
SKYが開始すると発表したのは、沖縄離島での搭乗券お届けサービス。
宮古空港と新石垣空港(南ぬ島石垣空港)の各空港所予約係で予約を受け付けた航空券を指定の場所まで届けるサービスで、宮古空港所は宮古島、池間島、来間島、石垣空港所は石垣島がサービス対象地域となっています。3月1日からサービスを開始するとしています。
SKYは、宮古と新石垣では、各空港所で予約を受け付けるなど、沖縄離島独自のサービスを進めています。
航空券の電子化が進むなか、航空券を届けるという珍しいサービスで、利用が定着するのか注目です。
■宮古島および石垣島における航空券お届けサービスの開始について(SKY公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/140225_press.pdf
2014年01月28日
宮古_12月JTA搭乗率7割
■宮古空港 JTAのみ搭乗率七割確保 12月実績出揃う
日本トランスオーシャン航空(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)の3社は、28日までに12月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、SKYのみ搭乗者数を伸ばしたものの、搭乗率は、JTAが7割台、ANAが5割台、SKYが5割台となっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
12月の搭乗結果は、旅客数、搭乗率ともSKYは増加、JTAとANAは減少となりました。
SKYの再就航から半年が経過し、旅客数は、SKYのだいたい倍がANA、そのさらに倍がJTAとなる状況で、安定してきた印象です。
■那覇-宮古線 12月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA 48,318人(▲ 4.4%)、71.6%(▲ 4.5P)
ANA 22,086人(▲ 9.8%)、54.5%(▲ 5.0P)
SKY 11,757人(+ 9.5%)、53.6%(+21.0P)
日本トランスオーシャン航空(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)の3社は、28日までに12月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、SKYのみ搭乗者数を伸ばしたものの、搭乗率は、JTAが7割台、ANAが5割台、SKYが5割台となっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
12月の搭乗結果は、旅客数、搭乗率ともSKYは増加、JTAとANAは減少となりました。
SKYの再就航から半年が経過し、旅客数は、SKYのだいたい倍がANA、そのさらに倍がJTAとなる状況で、安定してきた印象です。
■那覇-宮古線 12月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA 48,318人(▲ 4.4%)、71.6%(▲ 4.5P)
ANA 22,086人(▲ 9.8%)、54.5%(▲ 5.0P)
SKY 11,757人(+ 9.5%)、53.6%(+21.0P)
2013年12月26日
宮古_11月引続き利用減
■宮古空港 各社とも引き続き利用者減少 11月実績出揃う
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、26日までに11月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、各社とも利用者が減少。搭乗率は10月に引き続き、JTAが7割台、ANAが6割台、SKYが5割台と差が出ています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
11月の搭乗結果は、旅客数は各社とも減少、特にJTAは2割近い減少となりました。ただ各社とも供給量が減少しており、搭乗率はJTAが微減、SKYは改善しています。
■那覇-宮古線 11月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA 47,633人(▲16.3%)、75.7%(▲ 2.4P)
ANA 24,386人(▲ 8.1%)、60.3%(▲ 5.9P)
SKY 10,950人(▲ 3.0%)、51.6%(+13.2P)
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、26日までに11月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、各社とも利用者が減少。搭乗率は10月に引き続き、JTAが7割台、ANAが6割台、SKYが5割台と差が出ています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
11月の搭乗結果は、旅客数は各社とも減少、特にJTAは2割近い減少となりました。ただ各社とも供給量が減少しており、搭乗率はJTAが微減、SKYは改善しています。
■那覇-宮古線 11月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA 47,633人(▲16.3%)、75.7%(▲ 2.4P)
ANA 24,386人(▲ 8.1%)、60.3%(▲ 5.9P)
SKY 10,950人(▲ 3.0%)、51.6%(+13.2P)
2013年11月29日
宮古_10月各社利用者減少
■宮古空港 各社とも利用者減少 10月実績出揃う
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、29日までに10月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、各社とも利用者が減少。搭乗率は、JTAが7割台、ANAが6割台、SKYが5割台とやや差が出てきました。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
10月の搭乗結果は、旅客数は各社とも減少、特にJTAは2割減となりました。ただ各社とも供給量が減少しており、搭乗率はJTAが微減、ANAとSKYは改善しています。
■那覇-宮古線 9月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA 45,679人(▲20.6%)、72.2%(▲ 3.5P)
ANA 24,725人(▲ 4.6%)、62.6%(+ 4.2P)
SKY 12,160人(▲ 7.3%)、59.2%(+18.9P)
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、29日までに10月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、各社とも利用者が減少。搭乗率は、JTAが7割台、ANAが6割台、SKYが5割台とやや差が出てきました。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
10月の搭乗結果は、旅客数は各社とも減少、特にJTAは2割減となりました。ただ各社とも供給量が減少しており、搭乗率はJTAが微減、ANAとSKYは改善しています。
■那覇-宮古線 9月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA 45,679人(▲20.6%)、72.2%(▲ 3.5P)
ANA 24,725人(▲ 4.6%)、62.6%(+ 4.2P)
SKY 12,160人(▲ 7.3%)、59.2%(+18.9P)