2025年03月14日

新石垣_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/新石垣空港(南ぬ島石垣空港)
日本空港情報館
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)

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新石垣空港(南ぬ島石垣空港)

■飛行場の概要
沖縄県石垣市にある地方管理空港です。本土や沖縄本島からも旅客船が運行していない八重山地方の玄関口となっています。
平成25年3月7日、島南部にあった旧空港から移転する形で開港した日本最新の空港です。開港と同時に愛称(南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港)が付きました。旅客が利用するターミナルは元々国際線と国内線で分かれていましたが、令和4年10月に一体化しています。
令和7年3月14日現在、国内線のみの運航でANA(全日本空輸・ANAウイングス)、JAL(日本トランスオーシャン航空)、ソラシドエア、Peach Aviation、日本トランスオーシャン航空、琉球エアーコミューターにより定期便8路線、第一航空により定期チャーター便2路線が就航しています。(第一航空は定期点検に伴う期間運休有り)


■飛行場種別:地方管理空港
■設置管理者:沖縄県
■滑走路延長:2000m
■空港コード:ISG/ROIG
■旅客ビル管理者:石垣空港ターミナル


■施設の見どころ:◎◎◎◎= 中規模/日本最新の空港。中央に売店・飲食店を配置する珍しい施設配置、360度展望デッキ、蝶展示等見どころ多数。
■見学者への対応:◎◎◎◎= ターミナルパンフ 有/空港案内所 有/展望デッキ 無料/ファン向け展示 無
■売店の充実度:◎◎◎◎= 売店18店・飲食店5店・サービス店1店
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無(島内に無)/バス 有/石垣市市街地からバスで最速35分。旧空港に比べてアクセス利便性はかなり低下しています。


※就航路線は令和7年3月14日、そのほかの情報は平成25年5月現在のものです。
SKYVIEW
沖縄県道214号石垣空港線の市道宮良産業道路交差点付近(石垣市白保と宮良の境目付近)から撮影。空港南南西側から北北東を見た様子です。
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(令和5年4月撮影)
新石垣空港は、石垣島の東海岸近く、白保地区に位置する空港です。
新空港は設置までに位置が二転三転しています。一時は白保地区の海岸や現位置とほぼ同じ位置で海へ飛び出る形(カラ岳東側案=写真右奥辺り)での整備なども発表されましたが、反対運動が起きて検討しなおしとなり、結局、カラ岳陸上案が採用されました。写真で見ても分かる通り、海に近いとは言っても、やや内陸側の高台に位置しているのが分かります。
この高台はゴルフ場などがあった場所で、見ての通り平坦な場所になっています。
後方に見えるのは案の名称のもとになったカラ岳で、滑走路のすぐ脇にあるのが分かります。空港建設で滑走路側が一部削られています。
中央に写る道路は、沖縄県道214号石垣空港線です。新石垣空港のアクセス路として整備が進む道路で、旧石垣空港区域を通過して、平得交差点まで繋がる予定です。令和3年9月10日に写真の付近まで部分開通しており、ダイナミックに空港全体を眺められるようになりました(歩道はないので要注意)。

■総合
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▲ランド側正面
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▲エプロン側正面
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▲エプロン側国際線側正面
旅客ターミナルの特徴
(写真は平成25年5月・令和6年12月撮影)
旅客ターミナル地区は空港の東側に設置されています。国内線と国際線の2つの旅客ターミナルがありましたが、令和4年3月に国際線を増築し、一体化しました(供用開始は令和4年10月)。
国内線、国際線ともに平成25年3月の開港に合わせて新設された旅客ターミナルです。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
地上4階建て。出発関係のうち、チェックインロビーは1階、搭乗待合室は2階、到着関係は1階にあります。売店は1階中央の到着ロビー周辺に集約されています。

※令和04年10月13日:国際線旅客ターミナルビル増築部使用開始
ISG002.jpgターミナル前面
(写真は令和5年4月撮影)
植えられた南国の木々とコンクリートの屋根が目立つ前面です。柱にはシーサーがあり、喫煙所は琉球赤瓦であるなど沖縄の空港ならではの雰囲気になっています。
国内線の出入口は両端のチェックインロビー前と中央の到着ロビー前の合計3か所、側面に1か所、国際線の出入口は1か所あります。
バスのりばは3か所です。(石垣市内中心部のバスターミナルまで系統4白保線で約45分)
■Aのりば
・系統 2 西一周線 バスターミナル行(白保経由)=一部便
・系統 4 白保線 バスターミナル行(白保経由/石垣港離島ターミナル経由便有・桟橋通り経由便有)
・系統10 バスターミナル行(アートホテル・ANAインターコンチネンタル経由/石垣港離島ターミナル経由便有)

■Bのりば
東運輸
・系統 2 西一周線・系統 5 平野線・系統 6 伊原間線 バスターミナル行(白保経由)
・系統 3 東一周線 バスターミナル行(伊原間・川平経由)
・系統 5 伊原間線・系統 6 平野線 平野行
・系統11 米原キャンプ場線 バスターミナル行(サッカーパークあかんま経由)

■番外のりば
カリー観光
・石垣港離島ターミナル行

※石垣市市街地へのバスは系統4がメイン。系統10は空港アクセスバスの位置づけですが、主要ホテルを経由するため、バスターミナルまでの距離は、系統4より長く、一番時間がかかります。新空港開港直後は、日中は系統10・系統4ともにそれぞれ30分に1本で運行されていて、きれいに15分間隔で発車になっていましたが、減便が続き、令和5年7月以降は系統10は1日2往復運航されているのみとなりました。

※平成30年01月01日:系統10 準急便 バスターミナル行(アートホテル・ANAインターコンチネンタル経由) 運休
※平成29年04月01日:系統10 日航・ANAインターコンチネンタル経由 から アートホテル・ANAインターコンチネンタル経由 に変更
※平成27年10月01日:系統10 鈍行便 バスターミナル行(Okinawa EXES Ishigakijima経由便) 運休
※平成27年07月01日:系統10 鈍行便 バスターミナル行(かりゆし倶楽部経由便) Okinawa EXES Ishigakijima経由に変更
※平成27年06月22日:石垣港離島ターミナル行(カリー観光) 新設
※平成27年04月20日:系統4白保線 バスターミナル行 石垣港離島ターミナル未経由便、桟橋通り経由便 新設
※平成27年03月20日:系統4白保線 バスターミナル行 経由地に石垣港離島ターミナルを追加

■搭乗関係施設
ISG003n.jpg(国内線)チェックインロビー
(写真は令和6年12月撮影、北側)
国内線チェックインロビーは、1階2か所に分かれて設置されています。ランド側から見て左端側(南側)をANAグループ、ソラシド エア(SNA)、中央やや右(北)寄りを日本トランスオーシャン航空(JTA)グループ、Peach Aviation(APJ)、第一航空(DAK)が使用しています。
天井はやや低くなっていますが、カウンタ上部に採光窓があり、明るい印象です。
ISG004d.jpg(国内線)チェックインカウンタ
(写真は令和5年4月撮影、南側)
1階南側にANAグループ(ANA・AKX)、中央やや北側にJALグループ(JAL・JTA・RAC)とDAK、APJのチェックインカウンタがあります。
SNAは全便ANAが共同運航しており、手続きはANAカウンタで行われます。
DAKは手続きしたカウンタ奥で保安検査し、そのまま専用搭乗通路を通って搭乗となります(2階搭乗待合室は使用しません)。

※令和06年01月22日:DAK就航・カウンタ新設
※令和元年10月01日:VNL全便運休
※平成30年07月14日:JAL就航(JTAグループカウンタを使用)
※平成30年07月01日:VNL就航・カウンタ新設
※平成27年03月29日:SKY拠点撤退、SNA就航
※平成25年07月10日:SKY就航・カウンタ新設
※平成25年06月14日:APJ就航・カウンタ新設
ISG005.jpg(国内線)出発口・搭乗待合室
(写真は平成25年5月撮影、北側)
搭乗待合室は2階エプロン側にあります。ANA、SNA、JALグループ、APJの出発口は2階中央にあり、1階両端のカウンタ脇にある階段を上り、狭い通路を進んだ先にあります。搭乗改札は4か所、搭乗橋は5か所あります。両端に分かれており、それぞれ2か所ずつです。
南側は寒色系、北側は暖色系の色が用いられています。
中央に売店があり、航空会社系の2店が出店しています。
ISG006.jpg搭乗橋
(写真は平成25年5月撮影、8番から7番側を撮影)
新石垣空港では、旧空港にはなかった搭乗橋が登場。5番から9番まで全部で5つの搭乗橋があり、8番・9番は国内線・国際線共用となっています。

※令和04年03月**日:9番搭乗橋 新設
ISG007-1.jpg(国内線)地上到着通路
(写真は令和6年12月撮影)
プロペラ機のRAC運航便は搭乗橋が使用できないため、地上搭乗/降機となります。
1階エプロン側に地上到着通路出入り口があります。
ISG007.jpg(国内線)手荷物受取場
(写真は平成25年5月撮影)
1階中央エプロン側に手荷物受取場があります。ターンテーブルは2か所です。
中央部分には船が展示されています。
ISG008.jpg(国内線)到着口・到着ロビー
(写真は平成25年5月撮影)
1階中央は到着ロビーとなっており、出口は1か所2口です。2階までの吹き抜け空間となっていて、広々とした印象です。
2口ある出口の間に水槽(あくありうむ)があって八重山周辺でみられる魚が泳いでいるのが目を引きます。ロビー両側に案内カウンタ、サービスカウンタがあります。
案内掲示はモニタタイプのものが各カウンタ脇にあります。案内カウンタ脇には大きなパンフラックがあり、地元の旅館や商店、レンタカー等のパンフレット数多く置かれています。石垣島の無料情報誌も置かれているので、到着したらまず確認したいところです。
ISG003i.jpg(国際線)チェックインロビー
(写真は令和5年4月撮影)
国際線チェックインロビーは、1階ランド側から見て中央やや右(北)寄りに設置されています。前述の北寄りの国内線チェックインロビーのすぐ横にあります。天井は国内線チェックインロビーよりやや低く、カウンタ上の採光窓もありませんが、白を基調とした明るいロビーです。

※令和04年10月13日:新国際線チェックインロビー使用開始
ISG004i.jpg(国際線)チェックインカウンタ
(写真は令和5年4月撮影)
1階国際線チェックインロビーに航空会社を特定していない共用カウンタがあります。

※令和04年10月13日:新国際線チェックインカウンタ使用開始
ISG005i.jpg(国際線)出発ロビー・搭乗待合室
(写真は令和5年4月撮影、国際線出発ロビーへ上がる階段)
出発ロビー、搭乗待合室は2階です。搭乗待合室はエプロン側ではなくランド側に設置されています。
令和5年6月現在定期便が就航しておらず、普段は閉鎖されています。

※令和04年10月13日:新国際線出発ロビー・搭乗待合室使用開始
ISG008i.jpg(国際線)手荷物受取場・到着口
(写真は令和5年4月撮影)
国際線到着施設は1階ランド側から見て右端側にまとまっています。
ランド側に検疫・入国審査場・手荷物受取場・税関があり、ランド側に到着口があります。

※令和04年10月13日:新検疫・入国審査場・手荷物受取場・税関・国際線到着口使用開始
ISG009i.jpg(国際線)到着ロビー
(写真は令和5年4月撮影)
1階ランド側から見て右端側が到着ロビーです。チェックインロビーから一体化した空間です。
到着口正面に総合案内所があります。令和5年6月現在定期便が就航しておらず、普段は総合案内所は無人です。

※令和04年10月13日:新国際線到着ロビー使用開始
ISGi004.jpg(国際線)出発通路・到着通路
(写真は平成25年5月撮影)
8番・9番搭乗橋は国際線・国内線で共用されており、国際線専用の出入口が設けられています。写真左側のエレベータを降りると国際線到着、右に進むと国内線到着となります。

■その他の施設
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▲売店 一般ロビー(北側)
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▲売店 搭乗待合室内
売店
(写真は平成25年5月・令和6年12月撮影)
中央到着ロビーに多くの売店が出店しています。売店は主にランド側に配置されています。
空弁は、売店では、搭乗待合室内の「コーラルウェイ」で若干の取り扱いがあります。空港のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」をあしらった限定商品もいくつか見られます。
国際線搭乗待合室内に売店はありません。

・1階中央南側区画:売店9店(つばさ、エーデルワイス沖縄、砂川冷凍総合食品、石垣島鍾乳洞、ゲンキショップ、石垣島マルシェ、あざみ屋、琉球真珠、CU-COてぃんがーら)
・1階中央北側区画:売店6店(八重山屋、石垣空港売店、石垣市特産品販売センター、ことぶき、島土産、海人工房)
・1階国際線チェックインロビー:売店1店(ファミリーマート)
・2階国内線搭乗待合室内:売店2店(Coralway、ANA FESTA)

※令和05年06月28日:ゲンキショップ 閉店
※令和05年03月27日:ドラッグイレブン 閉店
※令和04年10月13日:ファミリーマート 開店
※令和04年04月02日:エーデルワイス沖縄 開店
※令和04年03月31日:石垣島プリン エアポート 閉店
※平成31年04月05日:石垣島プリン エアポート 開店
※平成31年03月29日:石垣の塩 閉店
※平成**年**月**日:御菓子御殿 閉店
※平成28年04月28日:ドラッグイレブン 開店
※平成28年04月04日:CU-COてぃんがーら 開店
※平成28年03月29日:REKIO・GORES 閉店
bag.jpgショッピングバッグ
(写真は平成20年12月撮影)
「石垣空港売店」のショッピングバック。旧石垣空港時代から変わらない袋を使用しています。
白地に9つの石垣島の風景写真と「石垣島」の文字が描かれたデザイン。風景写真を掲示している非常に珍しい土産袋です。
小型のビニール袋は、デザインが異なり、大きさにより様々な色を使い、八重山諸島が描かれています。
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▲飲食店 オープンスペース(南側)
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▲飲食店 オープンスペース(南側全景)
飲食店
(写真は令和5年4月・令和6年12月撮影)
中央到着ロビー両側にテーブルが並べられたオープンスペースがあり、それを囲むように多くの飲食店が出店しています。源で空弁の取り扱いがあります。
旧石垣空港から引き継がれた飲食店ゆうなパーラーは令和元年をもって閉店しています。

・1階南側区画:2店(スターバックス、源)
・1階北側区画:3店(いしなぎ屋、やいま村、ミルミル本舗)

※令和02年01月01日:ゆうなパーラー 閉店
ISG013.jpgサービス店
(写真は令和5年4月撮影)
ランド側中央2階にマッサージ店1店が出店しています。

・2階ランド側中央:1店(パナ・ン)

※令和05年05月08日:沖縄PCR検査センター 閉店
※令和03年06月03日:沖縄PCR検査センター 開店
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▲3階展望デッキ
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▲2階送迎デッキ(写真は北)
展望デッキ・送迎デッキ
(写真は令和5年4月撮影)
エプロン側の、2階両側に送迎デッキ、3階南側屋上部に展望デッキがあります。さらにランド側の2階中央にも左右に分かれてデッキがあります。いずれも入場無料です。
航空機が見えるのは、エプロン側にある送迎デッキと展望デッキです。
3階屋上の展望デッキは南側のみの設置で、360度見ることができる円形をしたデッキです。ランド側に背の高い柵がない一方、エプロン側は目の粗い柵がはられています。
2階送迎デッキは、屋根はありません。南側は5番、北側は8番搭乗口への通路脇にガラス張り空間を設け、出発ギリギリまで見送りができる珍しい構造になっています。エプロン側もガラス張りです。北側にはマーシャリング体験スポットがあります。
エプロン側の送迎デッキ・展望デッキへは、1階左右の奥まったところにある通路からアクセスになります。1階階段昇り口は、ガラス越しに正面に駐機する飛行機を見ることが出来、ベンチも設置されています。
ランド側のデッキは背の高い柵はありません。
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▲3階展望デッキからのながめ(エプロン側)
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▲2階展望デッキからのながめ(ランド側)
展望デッキからのながめ
(写真は令和5年4月撮影)
ランド側は石垣島の中でも美しい海と有名な白保の海、エプロン側は正面にエプロンの駐機スペースと滑走路を眺められます。ターミナルビルは滑走路の東側にあり、飛行機の撮影は午前が順光です。
ターミナルビルは滑走路の南端付近に設置されており、北側に向かって飛行機が離陸する時は斜め気味の撮影になることが多いようです。
ISG019.jpg会議室・特別待合室
(写真は令和6年12月撮影、会議室)
ランド側北側2階に特別待合室、南側1階に会議室2階があります。
有料で誰でも使用できます。
ISG032.jpg休憩所・ゲームコーナー
(写真は令和5年4月撮影)
ランド側中央2階に休憩所があります。前述のサービス店、デッキ出入口があるほか、ソファが多数置かれています。一部はゲームコーナーとされており、沖縄限定プリントシール機やクレーンゲーム機が設置されています。
ISG033.jpgイベントスペース
(写真は令和5年4月撮影)
国内線到着口正面には通常時はただのロビーとなっているイベントスペースがあります。
両側にある旗頭は、石垣ならではの展示。令和5年訪問時には「弥勒世」と「南海勝地」と書かれていました。
ISG036.jpg光庭(バタフライガーデン)
(写真は令和5年4月撮影)
1階それぞれの国内線チェックインカウンタ裏に、石垣の自然を再現した光庭(バタフライガーデン)があります。ガラスの外から無料で眺められます。
石垣市の市蝶で日本最大のオオゴマダラなどが飛んでいます。
ISG037.jpgストリートピアノ
(写真は令和5年4月撮影)
1階国際線到着ロビーにストリートピアノが設置されました。開港10周年を記念してアルベルト城間氏から寄贈されたもの。自由に演奏が出来ます。

※令和05年03月14日:ストリートピアノ設置
ISG018.jpgモニュメント等
(写真は令和5年4月撮影、いのち輝く八重山)
1階カーブサイドには、長さが1.18mもあるという世界最大級の大シャコ貝が置かれているほか、柱にシーサーが埋め込まれています。
1階国内線手荷物受取場には、船が展示されています。
2階南側階段脇には、いのち輝く八重山(原画・監修 玉那覇有公氏)というステンドグラス作品があります。
トップ写真にも写る入口正面の空港銘板は石垣市出身の書道家茅原南龍氏によるものです。

※平成26年03月07日:いのち輝く八重山 新設
ISG034.jpgマスコットキャラクター(ぱいーぐる)
(写真は令和5年4月撮影)
新石垣空港開業を控え、平成23年10月31日、新石垣空港早期建設を進める郡民の会がマスコットキャラクターを制作しました。国の天然記念物カンムリワシをデザイン化したもので、公募で「ぱいーぐる」という愛称が付きました。
駐車場に像が設置されています。
新石垣空港のキャラクターとされていましたが、空港開業から1年経った平成26年3月7日に石垣市の特別住民第一号として登録され、石垣市の公認キャラクターに出世しています。
ISG017.jpg陸上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成25年5月撮影)
旅客ターミナルビル前に295台(うち7台は身障者専用)収容の駐車場があります。
駐車スペースは部分的に緑化されています。
ISG023.jpg陸上アクセス施設(レンタカー)
(写真は令和5年4月撮影)
レンタカー各社は、大手から地元系まで、空港の入口付近に多数集まっています。
このうち、石垣島レンタカーステーションは複数のレンタカー会社が入り、空港送迎も共同で行われています。
ガソリンスタンドも併設されています。

事前に予約を入れておけば、空港駐車場での受渡または送迎がある場合があります。石垣では港周辺と空港を拠点とするパターンが多いと思われますが、両方に出店している、あるいは両方へ送迎がある店はごく少数なので、ワンウェイ利用を検討する際は注意が必要です。

※平成25年09月11日:石垣島レンタカーステーション エネオス開店
※平成25年09月10日:石垣島レンタカーステーション IRSコンビニ・八重山旅行開店
※平成25年09月01日:石垣島レンタカーステーション 開業(オリックスレンタカー2店舗、OTSレンタカー、日産レンタカー)
ISG026.jpg陸上アクセス施設(サイクル・ステーション)
(写真は令和5年4月撮影)
1階カーブサイドにサイクル・ステーションがあります。
ラックと空気入れが用意されています。

■かつてあった見どころ
ISGi001.jpgかつてあった見どころ((国際線)増築前のターミナルの特徴)
(写真は平成25年5月撮影)
国際線旅客ターミナルは、国内線の北側にくっつくように整備されていましたが、令和4年3月に増築され、国内線側と一体化されています。
元々の建物は、地上1階建て。前面入口は国内線よりもエプロン側に引っ込んだ小さなスペースでした。すべての施設が1階にまとまっていました。定期便運航がある夏期の週2日とチャーター便運航日以外は閉鎖されていました。
ISGi003.jpgかつてあった見どころ((国際線)増築前のチェックインロビー・出発ロビー・到着ロビー)
(写真は平成25年5月撮影、閉鎖中のためガラス外より撮影)
国際線旅客ターミナルは、小さなスペースで、外から見える範囲は限定的。入口を入ってすぐ目の前にチェックインカウンタ、左奥に出発口、右に到着口がまとまってあります。カウンタは各社共通です。搭乗待合室は売店はなく、トイレと喫煙所があるのみです。手荷物受取場のベルトは1本です。
ISG016.jpgかつてあった見どころ(ゆいレールカード販売機)
(写真は平成25年5月撮影)
那覇市内で運行されているゆいレールのカード販売機が出発口横に設置されていました。地方空港に行くと東京の東京モノレールや京急の券売機があるように、ぱっと見た目はよくある販売機なのですが、よくよく見てみると、新石垣空港限定絵柄のカード三種類が販売されています。空港マニア垂涎の逸品です!(絵柄はすべてイラスト)。

■周辺見どころ施設
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▲旧石垣空港入口の様子(閉鎖直後ころ)
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▲真栄里暫定ヘリポート
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▲石垣市役所と真栄里ヘリポート
周辺見どころ施設(旧石垣空港跡地)
(写真は平成25年5月・令和5年4月撮影)
市街地に近い真栄里・大浜地区(平得)に平成25年3月まで使用されていた旧石垣空港跡地があります。
見学した平成25年5月は、入口のフェンスは閉まっていましたが、空港移転後は、暫定ヘリポートとして使用されていました。平成26年4月に急患搬送用の新しいヘリコプター用の場外離着陸場(真栄里ヘリポート)が供用開始しましたが、令和元年12月に運用を停止。令和2年11月に再び暫定ヘリポートが設置され、急患輸送に使用されています(石垣島には島中央部にも中日本航空のヘリポートがあります)。
跡地利用計画が徐々に進んでいます。平成26年7月に、元々空港出張所があった消防の本体である石垣市消防本部が移転してきたほか、平成30年10月には八重山病院が移転開院、令和3年11月に石垣市役所が移転してきています。
市役所や病院周辺は整地が進んでおり、旧空港の面影は徐々に減ってきています。滑走路は溶けかかりながら北半分はまだ残っているようですが、近寄ることは出来ず地上からは確認できません。病院の目の前に沖縄県道214号石垣空港線が整備されていますが、その脇に旧空港へのアクセス路(沖縄県道214号石垣空港線の旧道)が旧空港入口付近まで残っており、令和5年4月現在、旧空港入口にあった空港名を記した石碑はまだ残っていました。
旧石垣空港の情報はクリック

※令和03年11月15日:石垣市役所 新設
※令和02年11月11日:真栄里暫定ヘリポート 新設
※令和元年12月06日:真栄里ヘリポート 運用停止
※平成26年04月01日:真栄里ヘリポート 新設
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▲白保飛行場跡地
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▲平喜名飛行場跡地
周辺見どころ施設(旧飛行場跡地)
石垣島には太平洋戦争時に平得、白保、平喜名、宮良(秘匿)の4つの飛行場が使用されました。4飛行場ともすでに消滅しています。
平 得:前項目でも紹介した、平成25年3月7日に廃止された旧空港です。市街地に近かったこともあり、戦後に旅客化され、46年間、旅客機が就航していました。石垣市役所北方に有蓋掩体壕が残っているほか、フルスト原遺跡付近に無蓋掩体壕、遺跡下に日本軍が掘った弾薬庫の壕群(6か所)が残っています。(案内板のある弾薬庫跡以外は草地の中にあり、かなり発見が難しいようです。そもそも民有地を通過しないといけないようですし、沖縄の草地、しかも洞窟などの穴付近はハブ注意ですし、これを見て見学に行かれるようでしたら自己責任でお願いします。)
白 保:現空港の南側にあった旧日本軍飛行場。新石垣空港の進入灯などが見える至近距離にあります。滑走路があった付近は農地が広がっています。周辺にいくつか壕が残っています。
平喜名:現空港の西方にあった平喜名はこの島の元祖飛行場に当たる飛行場で昭和8年に出来た飛行場で、最盛期にはX字に滑走路があったそうです。現在跡地は国際農林水産業研究センター熱帯・島嶼研究拠点となっており、一般人の立ち入りはできませんが、センターの構内や周辺には日本軍が掘った壕が残っているのだそうです。
宮良(秘匿):新石垣空港と市街地の間にある宮良地区にも旧日本軍秘匿飛行場がありました。宮良川沿いなどに特攻艇秘匿壕跡などが残っているそうですが、平成22年に土地造成のため一部が取り壊されたそうです。
16.jpgかつてあった見どころ(新石垣空港建設時)
新石垣空港造成中は、滑走路西側に見学台も設けられており、工事の様子を見学できました。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
成田国際(成田)APJ
東京国際(羽田)ANA・JAL*d6
中部国際(セントレア)ANA・JTA
関西国際(関空)APJ・JTA・ANA
福岡APJ
那覇JTA・ANA*d1・SNA(ANA)・RAC*d5
宮古RAC・ANA*d1
多良間(かりゆす多良間)(一時運休中)
波照間(一時運休中)
与那国RAC
*d0:一部曜日のみの運航
*d1:AKXによる運航便あり
*d3:那覇経由便
*d4:JALによる運航便あり
*d5:出発便のみ
*d6:JTAによる運航便あり
*d7:DAKによる定期的乗合便(定期チャーター便)


就航路線変遷(平成25年3月7日以降)
※令和07年02月28日:APJ*d0福岡 毎日運航に変更(APJ*d0→APJ)
※令和07年02月04日:APJ福岡 特定曜日運航化(APJ→APJ*d0)
※令和06年10月27日:ANA*d1宮古 就航
※令和06年09月28日:DAK*d0*d7多良間・DAK*d0*d7波照間 再開(9/28〜10/4は台風のため欠航)
※令和06年08月16日:DAK*d0*d7多良間・DAK*d0*d7波照間 欠航
※令和06年01月22日:DAK*d0*d7多良間・DAK*d0*d7波照間 就航
※令和05年10月29日:APJ中部国際 運休
※令和05年03月26日:APJ中部国際 就航
※令和05年02月01日:APJ中部国際 運休
※令和03年10月31日:ANA*d1福岡 運休(10/30最終運航)、APJ福岡 就航
※令和03年03月28日:JTA東京国際 運休、JAL*d6東京国際 就航
※令和03年03月12日:APJ*d0中部国際 毎日運航に変更(APJ*d0→APJ)
※令和03年01月22日:APJ*d0中部国際 就航
※令和02年03月29日:RAC那覇 出発便のみに変更(RAC→RAC*d5)
※令和元年12月26日:APJ成田国際 就航
※令和元年10月01日:VNL成田国際 運休(9/30最終運航)
※令和元年06月01日:VNL那覇 運休(5/31最終運航)
※平成30年09月01日:JAL東京国際 運休(8/31最終運航)
※平成30年07月14日:JAL東京国際 就航
※平成30年07月01日:VNL成田国際・VNL那覇 就航
※平成30年03月25日:ANA*d1宮古 運休(3/24最終運航)、ANA*d1福岡 就航(通年運航化)
※平成27年03月29日:SKY那覇・SKY*d3東京国際 運休(3/28最終運航)、SNA(ANA)那覇 就航
※平成26年07月19日:APJ那覇 運休(7/18最終運航・計画欠航のまま運休)
※平成26年05月30日:APJ*d0那覇 毎日運航化(APJ*d0→APJ)
※平成26年05月08日:APJ那覇 特定曜日運航化(APJ→APJ*d0)
※平成26年04月25日:APJ*d0那覇 毎日運航化(APJ*d0→APJ)
※平成26年04月07日:APJ那覇 特定曜日運航化(APJ→APJ*d0)
※平成26年03月30日:SKY成田国際・SKY神戸 運休(3/29最終運航)、SKY*d3東京国際 就航
※平成26年01月08日:SKY成田国際 特定曜日運航化(SKY→SKY*d0)
※平成25年12月20日:SKY*d0成田国際 毎日運航化
※平成25年10月27日:SKY成田国際・SKY神戸 特定曜日運航化(SKY→SKY*d0)
※平成25年09月13日:APJ那覇 就航
※平成25年07月10日:SKY成田国際・SKY神戸・SKY那覇 就航
※平成25年06月14日:APJ関西国際 就航
※平成25年03月31日:ANA東京国際 就航
※平成25年03月18日:JTA*d0与那国 運休(3/17最終運航)
※平成25年03月07日:JTA東京国際・ANA中部国際・JTA関西国際・ANA関西国際・JTA那覇・ANA*d1那覇・RAC宮古・ANA*d1宮古・RAC与那国・JTA与那国 就航

(季節運航路線)
・JTA中部国際
 R03年 3/28-4/4・4/29-5/5・7/1-10/31・12/24-12/31
 R04年 1/1-1/4・3/27-4/3・4/29-5/8・7/1-10/31・12/23-12/31
 R05年 1/1-1/4・3/26-4/2・4/28-5/7・7/14-8/31・12/22-12/31
 R06年 1/1-1/8・3/14-4/7・4/26-5/6・7/12-8/31・12/27-12/31
 R07年 1/1-1/5・3/14-
・ANA大阪国際
 H28年以前は未就航、H29年 12/22-1/8、H30年 7/14-8/31、
 R元年 8/2-8/27、R02年 7/22*-8/31*、R03年 7/16-8/31・12/18-1/4
 R04年 7/15-8/31、R05年 7/14-8/31、R06年 7/12-8/31
・ANA*d1福岡
 H24年以前は未就航、H25年 7/1-10/26、H26年 3/30-10/25、H27年 4/24-5/10・6/20-10/24、
 H28年 4/28-5/8・6/18-10/29、H29年 4/28-5/7・6/17-10/28、H30年以降は通年運航化

(定期点検に伴う一時運休)
・DAK*d0*d7多良間
 R07年 01/14-03/09
 R06年 02/27-03/31・05/20-06/02・06/30-08/04・10/15-11/03・12/10-12/27
・DAK*d0*d7波照間
 R07年 01/16-03/09
 R06年 02/27-03/31・05/19-06/02・06/30-08/04・10/17-11/03・12/12-12/24

(新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う長期欠航・曜日運航)
・APJ成田国際 長期欠航:R02年 4/24-6/18、曜日運航:R03年 5/11-6/30
・JTA*d4東京国際 長期欠航:R02年 4/20-6/17(6/18)、R03年 2/1(2/2)-2/6(2/7)
・ANA東京国際 長期欠航:R02年 4/22-6/4、曜日運航:R02年 6/5-6/15
・ANA中部国際 長期欠航:R02年 4/17-7/21、R03年 1/19-3/11・6/7-6/22、R04年 1/27-2/28
、曜日運航:R03年 4/12-4/28
・APJ中部国際 長期欠航:R03年 5/10-6/3、曜日運航:R03年 6/4-7/20・8/23-10/30、R04年 2/1-3/10
・JTA中部国際 長期欠航:R03年 9/4-10/14・10/20-10/25
・JTA関西国際 長期欠航:R02年 4/8-6/25、R03年 1/26-3/6(3/7)・5/7(5/8)-5/16・6/1-6/10・9/7(9/8)-9/15(9/16)・9/27(9/28)-10/9(10/10)、曜日運航:R03年 3/7-5/6・5/17-5/31、R04年 2/24-3/9・4/6-4/14
・ANA関西国際 長期欠航:R02年 4/17-7/21・9/1-11/30、R03年 1/19-3/4、R04年 2/1-2/28、曜日運航:R03年 3/5-3/11
・APJ関西国際 長期欠航:R02年 4/24-6/18、曜日運航:R03年 5/18-6/16、R04年 2/2-2/25
・ANA*d1福岡 長期欠航:R02年 4/17-7/21、R03年 1/19-3/11、5/13-7/20・7/27-8/5・8/17-8/22、曜日運航:R03年 3/12-3/27・10/2-10/7
・APJ福岡 曜日運航:R04年 2/1-3/8・10/30-12/21、R05年 1/10-2/28
・RAC*d5那覇 曜日運航:R02年 5/1-7/15

※事前購入型または特定便のみしかない乗継運賃設定路線は平成25年7月から公開を終了しました。(H25.3.7 JAL旭川・女満別・釧路・帯広・新千歳・函館・青森・三沢・秋田・山形 新設、H25.3.31 ANA新千歳・秋田・庄内・仙台・新潟・富山・小松 新設)


■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (定期就航路線 長期欠航中)
*i1:定期チャーター便

就航路線変遷(平成25年3月7日以降)
※令和02年02月22日:[国際線定期便全便欠航] HKE香港 長期欠航
※平成28年06月16日:HKE香港 就航
※平成26年04月17日:TNA台北 運休(4/16最終運航)
※平成26年04月02日:CAL台北桃園 就航(期間運航)、TNA台北桃園 就航
※平成25年10月27日:MDA台北 運休(10/26最終運航)
※平成25年09月30日:TNA*i1台北 運休(9/29最終運航)
※平成25年09月04日:MDA*i1台北 定期便化
※平成25年07月03日:MDA*i1台北桃園 就航
※平成25年05月23日:TNA*i1台北桃園 就航

(期間運航路線)
・CAL台北桃園(H26年〜R元年に就航)
 H26年 04/02-12/02、H27年 04/01-10/24、H28年 03/30-10/29、H29年 03/29-10/28、
 H30年 03/28-10/24、H31年 04/03-10/26

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
新石垣空港ターミナル株式会社の公式サイト△
沖縄県新石垣空港課の公式サイト△
新石垣空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※新石垣空港(南ぬ島石垣空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2013.03.07
初調査日 2013.05.10
前調査日 2024.12.19
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2025年02月15日

新石垣_国際定期便再開へ 5年2か月振

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 4月3日から国際線定期便再開へ 5年2か月ぶり

祝!日本!
ついにコロナ禍脱出へ!
全空港の国際線定期便再開決定!


香港エクスプレス(HKE)は14日、新石垣-香港線を4月3日から再開すると発表しました。このまま再開が実現すると、新石垣発着の国際線定期便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で2020年2月22日に長期欠航となって以降、実に5年2か月ぶりの就航になります。
また、ジンエアー(JNA)も14日、自社公式サイト(韓国語版のみ)で新石垣-ソウル仁川線を4月3日から就航すると発表しました。(2月17日追記)


HKEが再開するのは新石垣-香港線で、4月3日から週7往復するとしています。
JNAが就航するのは新石垣-ソウル仁川線で、4月3日から週5往復するとしています。(2月17日追記)
新石垣発着の国際線定期便は、COVID-19パンデミックの影響で、2020年2月22日以降長期欠航が続いています。国際線定期便は実に5年2か月ぶりの運航となります。
国内では既に29空港で国際線定期便が再開済み。さらに2空港で国際線定期便が新規就航しています。このまま就航が実現すれば、国内32空港目の国際線定期便運航空港となります。そして、COVID-19パンデミックの影響で国際線定期便の長期欠航が続く空港がついに消滅。5年かかってやっとコロナ禍を脱することになります

COVID-19パンデミック前の地方空港に就航する国際線は、中国や韓国からの就航が多く、新石垣も例外ではありませんでしたが、2020年3月以降、なぜか中国と韓国のみは到着空港を成田国際(成田)と関西国際(関空)に強制限定されました(2020年冬以降は、原則成田・関空とし、許可取れれば他空港も就航可能にする運用に変更)。このため、中国や韓国よりも現地感染者・感染率の悪い国の到着空港制限が全く行われずに他空港で次々国際線が再開する中、新石垣をはじめとする地方空港は取り残された状態になっていました。

日本国内のCOVID-19対策は、2023年5月8日にほぼ全面緩和。COVID-19関係の水際対策はそれを待てずに2023年4月29日に完全緩和されており、それから2年もかかってやっと国際線定期便の再開が実現します。
また、COVID-19関係の国際線を巡る各空港の就航制限は、それより早く2022年10月11日にほぼ緩和されており、それから2年半以上もかかってやっと国際線定期便の再開が実現します。
そもそも、2022年6月には、内閣総理大臣が地方空港からの国際線再開を高らかに宣言したにも関わらず、なぜか実際の国際線再開まで3年もかかってしまいました。
そして、日本国内の経済対策優先で就航再開を急いだにもかかわらず、また、本邦社ではなく、日本経済にはあまり寄与しない外国社による就航から再開ですね。

HKEは新石垣発着便について、一度2023年6月に再開予定で、予約なども開始していました。が、内閣総理大臣が受け入れ態勢が整ったと全世界に向けて高らかに宣言したにも関わらず、日本側の準備が全く出来ておらず、再開が延期になっていました。
新石垣は、コロナ禍中に唯一国際線施設を増設しており、ついに施設を活用する日がやってくることになりました。

おかえり石垣!那覇・石垣線セール(HKE公式サイト)
https://www.hkexpress.com/ja/Plan/Special-Offers/Promotions/okaisg_flashsale_20250214?icid=isgoka_flashsale_20250214
午後7:00 ・ 2025年2月14日投稿(HKE公式X)
https://x.com/HKExpressJP/status/1890340209021116472
이시가키지마(ISG) 신규취항 안내(JNA公式サイト(韓国語のみ))←2月16日現在日本語版では未発表
https://www.jinair.com/company/announce/announceView?anceSeq=25880&searchWord=&searchKey=titlCtn&page=1

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2024年01月22日

新石垣_DAKはVIP的搭乗

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) DAKはカウンタ奥で保安検査実施、そのまま専用通路通るVIP的搭乗

第一航空(DAK)は、1月22日に、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航しました。DAKは、1階チェックインカウンタ奥で保安検査し、専用の搭乗通路を通って搭乗します。

1月22日にDAKが新たに就航したのは、多良間-新石垣線と新石垣-波照間線の定期チャーター便です。
新石垣では、1階チェックインカウンタ奥で保安検査し、専用の搭乗通路を通って搭乗します。2階の保安検査場、搭乗待合室は利用しません。

他の国内線航空会社は、2階の保安検査場で保安検査後、搭乗待合室から搭乗です。新石垣には有料の特別待合室はあるものの、ANA、JALグループとも上級会員用専用通路等はありません。
DAK利用の場合は、上級会員を差し置いて、同空港で唯一VIP的な扱いの搭乗を体験できることになりました。
ぜひ、多良間、波照間へ、特別な搭乗体験を!

第一航空(波照間線・多良間線)就航のお知らせ(石垣空港ターミナル公式サイト)
https://www.ishigaki-airport.co.jp/info/2024/01/post-10.html
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2023年12月29日

新石垣_DAK北側で手続きへ

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) DAKは北側で搭乗手続きを実施へ

第一航空(DAK)は、1月22日に、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航します。就航に先立ち、石垣空港ターミナルは26日、DAKは、1階チェックインロビーのうち北側の、日本航空グループカウンタとPeach Aviation(APJ)カウンタの間にカウンタを設けて出発手続きを行うと発表しました。

1月22日にDAKが新たに就航するのは、多良間-新石垣線と新石垣-波照間線の定期チャーター便。
新石垣では、1階のチェックインロビーのうち北側の、日本航空グループカウンタとPeach Aviationカウンタの間にカウンタを設け、出発手続きを行います。

新石垣は、1階にチェックインロビーがありますが、既存カウンターに空きがなく、スカイマーク就航時には場所の確保に苦労していたほど。すでにカウンタを設けられるスペースがないことから、DAKがカウンタをどこに設置するのか注目されていました。

第一航空(波照間線・多良間線)就航のお知らせ(石垣空港ターミナル公式サイト)
https://www.ishigaki-airport.co.jp/info/2023/12/2022121201.html
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 新石垣空港(南ぬ島石垣空港)/石垣空港 | 更新情報をチェックする

2023年06月04日

新石垣_アクセス改悪バス減へ

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 7月からアクセスバスが大幅減便へ

新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に乗り入れている東運輸は5月25日、7月1日から新石垣空港-バスターミナル間のバスのうち系統10を大幅減便すると発表しました。

東運輸が発表したのは、新石垣空港を発着するバス系統10。現在12往復の同路線を7月1日から2往復に大幅減便するとしています。新しいダイヤでは、朝1便と昼1便となる予定です。

6月現在、新石垣空港から市内へは、系統4が日中30分間隔で29往復、系統10が日中90分間隔で12往復運行されています。
系統10は、元々準急便と鈍行便が合わせて約30分間隔で運行、系統4と15分ずらすことで、空港発の完全15分間隔を実現する系統でした。ただ、系統4と異なり、複数のリゾートホテルを経由するため、系統4白保線より時間がかかるルートになっています。このため利用が敬遠されたのか、平成30年には準急便が運休。さらに新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響もあり、日中90分間隔に減便されていました。
残る2往復は朝と昼の1便ずつ。リゾートホテル経由のため、チェックアウト・チェックイン時刻を意識した設定なのかと思いきや、朝便は早朝、昼便は空港行が13時台・空港発が14時台で、少し微妙な時間帯の運行になる予定です。

今回の大幅減便については、「慢性的な運転手不足の中、公共交通を守るべく、運転手、事務員の時間外労働、休日出勤により運行を維持して参りましたが、このような対策にも限界がきており、現行のダイヤ継続が困難」と理由を明らかにしており、全国で急速悪化している公共交通維持の問題が浮き彫りとなってしまいました。

07/01
△東運輸 系統10 石垣空港-ANAインターコンチネンタル-バスターミナル(12→ 2)


系統I空港線 大幅減便のお知らせ(東運輸公式サイト)
http://www.azumabus.co.jp/2023/05/25/%e7%b3%bb%e7%b5%b1%e2%91%a9%e7%a9%ba%e6%b8%af%e7%b7%9a%e5%a4%a7%e5%b9%85%e6%b8%9b%e4%be%bf%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/


2023年6月、情報交通ホットラインは開設から四半世紀を迎えます

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2022年10月07日

新石垣_国際線増築ロビー供用へ

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 国際線増築範囲のロビー供用開始へ

石垣空港ターミナルは4日、13日から国際線旅客ターミナルビルのロビーを供用開始すると発表しました。

今回供用が開始されるのは、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)国際線旅客ターミナルビルの1階ロビー。増築された部分の一部です。
1階は国際線のチェックインロビーと到着ロビーになっています。国内線側と一体化された空間で、国際線チェックインカウンタが設けられています。
13日には、コンビニエンスストアがオープンする予定です。

今回ロビー供用が開始される建物自体は、今年3月に既に完成しています。しかし、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で国際線は全便欠航が続いているため、利用が出来ない状態が続いていました。

国際線旅客ターミナルのロビー供用開始のお知らせ(石垣空港ターミナル公式サイト)
https://www.ishigaki-airport.co.jp/info/2022/10/2022100401.html
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2019年12月07日

石垣_旧空港ヘリポート運用停止

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 旧空港のヘリポートが運用停止

石垣市は6日、旧石垣空港跡地にある場外離着陸場(真栄里ヘリポート)の運用を停止しました。

運用停止は、石垣市真栄里・大浜地区(平得)にある旧石垣空港跡地で進めている石垣市役所新庁舎建設工事に伴うもの。同場外離着陸場で行われていたヘリコプターの離着陸は、今後、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)を活用することになります。

これにより、旧空港跡地の民間人が利用できる航空関連施設がついに消滅。一方で、新空港の施設がさらに有効活用されることになります。

真栄里ヘリポートは、平成26年4月に元々急患搬送用として開設されています。非公共用ヘリポートにも分類されない単なる場外離着陸場ですが、空港移転後も旧空港跡地には暫定ヘリポートを開設、その後真栄里ヘリポートに引き継がれており、これまで、旧空港エリアでのヘリコプターによる緊急輸送拠点は途切れていませんでした。
さらに、旧空港跡地には、平成30年10月に県立八重山病院が移転してきたばかり。真栄里ヘリポートは、八重山群島などの患者のヘリコプターでの搬送の拠点になってきました。新空港を使用した場合、ヘリ到着から病院まで、これまで目と鼻の先だたものが、15分程度かかることになります。
それだけに今回の運用停止は、八重山地域で大きな波紋を広げています。特に患者の命に関わる話であり、大きな問題として捉えられているようです。
県立八重山病院は沖縄県の災害拠点病院に指定されていますが、近隣地でのヘリポート確保が指定の条件にもなっています。

きょうから運用停止 伊原間の救急隊対応 真栄里ヘリポート(八重山日報公式サイト)
http://www.yaeyama-nippo.co.jp/archives/9973
来月6日以降、使用できず 新庁舎建設工事本格化で(八重山毎日新聞公式サイト)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/35915/
真栄里ヘリポート継続使用を 竹富町の4団体が町に要請(八重山毎日新聞公式サイト)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/35557/
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2019年10月18日

石垣_冬 APJ成田線就航へ

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 冬ダイヤでAPJが成田国際線を新規就航へ

国内航空各社は、今冬のダイヤ(2019年10月27日〜2020年3月28日)を発表しました。新石垣空港(南ぬ島石垣空港)では、Peach Aviation(APJ)が成田国際(成田)線を新規就航します。

冬ダイヤで一番の注目点は、APJ成田線の新規就航。12月26日から1日1往復を新設します。
同路線は、APJと合併するバニラ・エアが9月30日まで運航していた路線で、約3か月空けての再開となります。

既存路線の増減便は小規模です。
ANAは、12月3日〜12月19日と1月6日〜1月23日(一部日程除く)に那覇線を1日1往復期間減便します。
APJは、12月26日〜1月31日に関西国際線を1日1往復期間増便します。

日本トランスオーシャン航空、ソラシドエア、琉球エアーコミューターは、路線数・便数に変更はありません。

今回のダイヤ変更により、新石垣発着は、一部期間を除き、6社8路線31往復で変更ありません。

■10月27日以降の新石垣発着便就航先と便数
成田 1:APJ1(+1)*a NEW!
羽田 4:JTA2・ANA2
中部 1:ANA1
関空 3:APJ1*b・ANA1・JTA1
福岡 1:ANA1
那覇 16:JTA7・ANA6*c・SNA(ANA)2・RAC1
宮古 2:RAC2
与那国 3:RAC3
*a 期間途中からの就航 12/26〜 成田国際APJ0→1(+1) NEW!
*b 期間増便有 12/26〜01/31 関西国際APJ1→2(+1)
*c 期間減便有 12/03〜12/07・12/09・12/10・12/12〜12/19・01/06〜01/16・01/19〜01/23 那覇ANA6→5(△1)

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2019年02月16日

石垣_夏 VNL全便運休へ

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 夏ダイヤでVNLが全便運休へ

天草エアラインと新中央航空を除く国内線定期便就航航空各社は、今夏のダイヤ(3月31日〜10月26日、一部航空会社は一部期間のみ)を発表しました。新石垣空港(南ぬ島石垣空港)では、バニラ・エア(VNL)が全便運休します。

夏ダイヤで一番の注目点は、VNLの全便運休。VNLは6月1日から那覇線1日2往復、10月1日から成田国際(成田)線1日1往復を運休して全便を運休、拠点撤退します。
これに合わせてVNLとの統合が予定されているPeach Aviation(APJ)が、成田線の就航を表明はしていますが、運航開始日は未定となっています。

ANAは、7月13日と7月15日、8月2日〜8月27日に大阪国際(伊丹)線1日1往復を期間就航します。

ソラシドエアとAPJ、日本トランスオーシャン航空、琉球エアーコミューターは路線数・便数に変更はありません。

今回のダイヤ変更により、新石垣発着は、一部期間を除き、6社8路線33往復から6社8路線31往復と、便数が縮小します。

■3月31日以降の新石垣発着便就航先と便数
成田 1:VNL1*a
羽田 4:JTA2・ANA2
中部 1:ANA1
関空 3:ANA1・JTA1・APJ1
福岡 1:ANA1
那覇 16:JTA/RAC8・ANA6・SNA(ANA)2
宮古 2:RAC2
与那国 3:RAC3
*a 期間途中から運休 10/01- 成田国際VNL1→0(▲1)運休
* 期間就航有 07/13・07/15・08/02-08/27 大阪国際ANA0→1(+1) NEW!
* 期間途中から運休有 06/01- 那覇VNL2→0(▲2) 運休
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2018年07月01日

石垣_那覇線の県補助復活

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 那覇線の県補助割り引きが復活、VNL運賃は値下げ無し

沖縄県は6月27日、那覇-新石垣(南ぬ島石垣)線で7月以降適用を保留していた沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業について、継続適用すると発表しました。これを受け、6月27日に日本航空(JAL)グループが、6月28日にANAとソラシドエア(SNA)が、一度大幅値上げしていた離島住民向け割引の大幅値下げを開始しています。

沖縄県が発表したのは、那覇-新石垣線の沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業についての7月1日以降の適用再開。7月1日から同線にバニラエア(VNL)が就航することから、5月17日に、7月以降は適用を保留しましたが、適用条件の見直しを行うことで継続適用することになりました。

これを受け、JALグループが6月27日に、ANAとSNAが6月28日に、離島住民向け割引(JALは離島割引、ANAは沖縄アイきっぷ、SNAはソラ島割)の運賃変更を発表しました。
全社とも、7月から10月下旬まで搭乗分の那覇-新石垣線の離島割引の運賃額は、元々、通常期10,500円・ピーク期11,050円で設定・販売されていたものが、5月17日の適用保留発表後、7月1日以降は通常期16,850円・ピーク期17,400円と大幅値上げされていました。この運賃が、再び通常期10,500円・ピーク期11,050円に戻ることになりました。

この適用をめぐっては、6月5日に石垣市議会が適用継続を沖縄県に要請するなど騒動になっていました。

沖縄県では、補助設定にあたり、これまで航空運賃を四割程度低減するよう各路線ごとに補助金額を決めるとする設定基準として掲げていました。今回、この基準を変更することでVNLにも適用できる上限運賃制に近い形に変更し、補助適用を再開することになりました。
ただし、VNLは、普通運賃に当たるシンプルバニラがそもそも3,780円〜12,380円に設定しています。仮に沖縄県がJAL、ANA、SNAの各社に出している補助金(6,350円)と同額をVNLに出すとマイナスの運賃額になってしまいます。このため、適用再開後も、VNLへの補助はできないままで、特に値下げは発表されていません。

那覇-新石垣線への沖縄県補助の適用は、SKYが就航していた平成25年7月〜平成27年3月にも適用保留になり、地元自治体を巻き込んだ騒動に発展しています。SKY就航期間中は、ANA、JALグループともに割引運賃を対抗値下げし、自社努力で値下げできることを証明済。特定の航空会社にしか補助を出さない中途半端な税金投入や運賃認可の方法に批判も出そうです。

なお、今回制度が一時的に未適用になった期間に購入している利用者に対する差額分の還付も実施されることになっています。還付方法の詳細は今後発表される予定です。
※VNLの那覇-新石垣線は台風7号の影響で7月1日と2日は欠航になっています。

石垣-那覇航空路線における沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業の適用継続について(沖縄県公式サイト)
http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/kotsu/kokyokotsu/h30kosuto2.html
JALグループ、2018年7月1日〜2019年10月26日搭乗分 国内線運賃の一部変更を届出(JAL公式サイト)
http://press.jal.co.jp/ja/release/201806/004775.html
2018年7月1日(日)〜2018年10月27日(土)ご搭乗分の国内線運賃の一部変更を届け出(ANA公式サイト)
https://www.ana.co.jp/group/pr/201806/20180628.html
運賃設定の一部変更について(SNA公式サイト)
https://www.solaseedair.jp/corporate/pdf/press180628-2.pdf
石垣―那覇路線 市議会が離島割継続要請(八重山毎日新聞公式サイト)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/33613/
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2018年06月30日

石垣_VNL北側で手続き

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) VNLは北側で手続きを実施へ

バニラエア(VNL)は、7月1日に新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航するのに先立ち、公式サイトでカウンタ位置などを公開しました。日本トランスオーシャン航空(JTA)グループとPeach Avation(APJ)がカウンタを構える北側で手続きが行われます。

VNLは7月1日、成田国際-新石垣線、那覇―新石垣線の2路線の運航を開始し、南ぬ島石垣空港に就航します。VNLのチェックインカウンタは、JTAグループとAPJがカウンタを構える1階北側に設置し、搭乗手続きが行われることが明らかになりました。

空港カウンター・アクセス  石垣空港(VNL公式サイト)
https://www.vanilla-air.com/jp/guide/airport/ISG-ishigaki
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2018年05月22日

石垣_県補助割引ANAも値上

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 那覇線の県補助割り引き適用保留でANAも値上げ

ANAは22日、那覇-新石垣(南ぬ島石垣)線の割引運賃「沖縄アイきっぷ」の大幅値上げを発表しました。

ANAが発表したのは、那覇-新石垣線で設定している割引運賃「沖縄アイきっぷ」の大幅値上げ。
沖縄県が沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業について7月1日以降那覇-新石垣線への適用を保留したことを受けた措置です。7月から10月27日まで搭乗分の那覇-新石垣線の沖縄アイきっぷを、これまでの通常期10,500円・ピーク期11,050円から通常期16,850円・ピーク期17,400円に大幅値上げします。

県補助消滅に伴う、那覇-新石垣線の離島住民向け割引運賃の大幅値上げは、既に、18日にJALグループ、21日にソラシドエアも発表しており、ANAの設定で同路線に就航している全社が大幅値上げをすることになります。

石垣−那覇航空路線の沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業の適用保留について(沖縄県公式サイト)
http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/kotsu/kokyokotsu/horyuu.html
2018年7月1日(日)〜2018年10月27日(土)ご搭乗分の国内線運賃の一部変更を届出(ANA公式サイト)
https://www.ana.co.jp/group/pr/201805/20180522-2.html
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石垣_県補助割引SNAも値上

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 那覇線の県補助割り引き適用保留でSNAも値上げ

ソラシドエア(SNA)は21日、那覇-新石垣(南ぬ島石垣)線の割引運賃「ソラ島割」の大幅値上げを発表しました。

SNAが発表したのは、那覇-新石垣線で設定している割引運賃「ソラ島割」の大幅値上げ。
沖縄県が沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業について7月1日以降那覇-新石垣線への適用を保留したことを受けた措置です。7月から10月27日まで搭乗分の那覇-新石垣線のソラ島割を、これまでの通常期10,500円・ピーク期11,050円から通常期16,850円・ピーク期17,400円に大幅値上げします。

県補助消滅に伴う、那覇-新石垣線の離島住民向け割引運賃の大幅値上げは、18日に既にJALグループも発表しています。

石垣−那覇航空路線の沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業の適用保留について(沖縄県公式サイト)
http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/kotsu/kokyokotsu/horyuu.html
「ソラ島割」の運賃変更について(2018年7月1日ご搭乗分より)(SNA公式サイト)
https://www.solaseedair.jp/info/2018/05/201871.html
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2018年05月20日

石垣_VNLで県補助消滅へ

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) VNL就航で那覇線の県補助割り引きが消滅へ

沖縄県は17日、那覇-新石垣(南ぬ島石垣)線で現在適用している沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業について7月以降適用を保留すると発表しました。これを受け、18日には日本航空(JAL)グループが離島割引の大幅値上げを発表しています。

沖縄県が発表したのは、那覇-新石垣線の沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業についての7月1日以降の適用保留。7月1日から同線にバニラエア(VNL)が就航する予定であることから、適用を保留することになりました。
これを受け、JALグループが18日にさっそく離島割引の運賃変更を発表しました。7月から10月下旬まで搭乗分の那覇-新石垣線の離島割引の運賃額は、これまで、通常期10,500円・ピーク期11,050円で設定・販売されていましたが、7月1日以降は通常期16,850円・ピーク期17,400円と大幅値上げされます。

まだ発表はされていませんが、ANAの沖縄アイきっぷ、ソラシドエア(SNA)のソラ島割ともに、県からの補助を前提に、通常期10,500円・ピーク期11,050円に設定しており、今後、大幅値上げが実施されるのか注目されます。

7月1日から就航するVNLは、普通運賃に当たるシンプルバニラを3,780円〜12,380円に設定しています。沖縄県では、補助設定にあたり、航空運賃を四割程度低減するよう各路線ごとに補助金額を決めるとする設定基準として掲げており、少なくともVNL那覇-新石垣線に1,500円〜4,900円程度の補助は出せるはず。しかし、それすら県補助は非適用になる残念な事態となります。仮に沖縄県がこれまで、JAL、ANA、SNAの各社に出していた同額の補助金(6,350円)を出すとマイナスの運賃になってしまうことから、補助が打ち切りになる模様です。

那覇-新石垣線への沖縄県補助の適用は、SKYが就航していた平成25年7月〜平成27年3月にも適用保留になり、地元自治体を巻き込んだ騒動に発展しています。SKY就航期間中は、ANA、JALグループともに割引運賃を対抗値下げし、自社努力で値下げできることを証明済。特定の航空会社にしか補助を出さない中途半端な税金投入や運賃認可の方法に批判も出そうです。

石垣−那覇航空路線の沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業の適用保留について(沖縄県公式サイト)
http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/kotsu/kokyokotsu/horyuu.html
JALグループ、2018年7月1日〜2019年10月26日搭乗分 国内線運賃の一部変更を届出(JAL公式サイト)
http://press.jal.co.jp/ja/release/201805/004725.html
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | 新石垣空港(南ぬ島石垣空港)/石垣空港 | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

石垣_夏 VNL新規就航へ

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 夏ダイヤでVNLが新規就航、ANAが宮古線を運休、2路線を新規就航へ

(3月15日追記)

春秋航空日本と新中央航空を除く国内線定期便就航航空各社は、今夏のダイヤ(3月25日〜10月27日、一部航空会社は一部期間のみ)を発表しました。新石垣空港(南ぬ島石垣空港)では、バニラエア(VNL)が新規就航、ANAが宮古線を運休、2路線を新規就航します。

夏ダイヤで一番の注目点は、VNLの新規就航。VNLは7月1日から成田国際(成田)線1日1往復、那覇線1日2往復を新規就航します。また、ANAが3月25日から宮古線1日1往復を運休、福岡線1日1往復を新規就航、7月14日〜8月31日に大阪国際(伊丹)線1日1往復を期間就航します。

既存路線の増減便は小規模。
ANAは、3月25日から那覇線を1日1往復減便します。なお、那覇線は7月14日〜9月30日のみ1日1往復期間増便します。

ソラシドエアとPeach Aviation、日本トランスオーシャン航空、琉球エアーコミューターは路線数・便数に変更はありません。

今回のダイヤ変更により、新石垣発着は、一部期間を除き、5社6路線31往復から68路線33往復と、社数・路線数・便数が拡大します

■3月25日以降の新石垣発着便就航先と便数
成田 1:VNL1(+1)*a NEW!
羽田 4:JTA2・ANA2
中部 1:ANA1
関空 3:ANA1・JTA1・APJ1
福岡 1:ANA1(+1)NEW!
那覇 18JTA/RAC8・ANA6(△1)*b・SNA(ANA)2・VNL2(+2)*a NEW!
宮古 2:RAC2
与那国 3:RAC3
*a 期間途中からの就航 07/01- 成田国際VNL1(+1)・那覇VNL2(+2)
*b 期間増便有 07/14-09/30 那覇ANA6→7
* 期間就航有 07/14-08/31 大阪国際ANA0→1(+1) NEW!
* 宮古ANA1→0(△1) 運休

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