■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) SKY独り負け、ANA順調に推移 12月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、3日までに、12月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が運休、SKY那覇線は4往復から3往復に減便されています。
那覇線
SKYは減便しましたが、利用者数を延ばしました。しかし、搭乗率は四割台と独り負け状態でした。大手も利用者を伸ばしており、搭乗率はANAとJTAとも六割台後半となりました。
羽田線
先月同様、1往復のANAの利用者数が2往復のJTA超えを達成。ANAは搭乗率七割近くと高い水準を維持しています。完全にANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
大手は二社とも利用が大幅増加しています。搭乗率はJTAが四割台、ANAが六割台となっています。
これまでSKY参入の影響を見るため、毎月利用状況を確認してきましたが、今年3月末でSKYの撤退が決まりましたので、今回で毎月の確認は終了します。
新石垣の推移を見て、地方空港においては、いかに新規参入が難しいかを確認できた気がします。3月からはソラシドエアが就航しますが、ANA傘下ですからSKYほどの競争になるとは思えず、運賃の安定化を願うのみですね。
■3社競合区間の12月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY3)
JTA 43,211人(+ 6.3%)、58.6%(+ 9.8P)
ANA 36,441人(+ 4.8%)、58.9%(+ 5.8P)
SKY 13,490人(+ 9.6%)、41.0%(+11.9P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 8,630人(▲ 6.2%)、48.0%(▲ 3.1P)
ANA 13,507人(+12.6%)、69.5%(+ 4.2P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 3,741人(+34.7%)、40.8%(▲ 8.8P)
ANA 6,818人(+22.0%)、62.6%(+10.4P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
2015年02月03日
2014年12月26日
石垣_11月SKY3往復も五割
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) SKY三往復化も搭乗率はSKYのみ五割台 11月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、25日までに、11月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が運休、SKY那覇線は4往復から3往復に減便されています。
那覇線
SKYは減便しましたが、昨年実績が悪すぎたのか、利用者数を大幅に延ばしました。搭乗率も適度に上昇していますが、それでも搭乗率は五割台です。APJ運休による効果もあってか、大手はほぼ横ばいで、JTAは利用者数減・搭乗率増、ANAは利用者増・搭乗率減となっています。
搭乗率は、ANAとJTAは六割台、SKYは五割台。昨年に引き続き観光需要が落ち込む時期になった途端に再びSKYの独り負けで、先月に引き続きSKYは地元利用がまだまだ取り込めていない印象を受ける結果となりました。
羽田線
先月同様、1往復のANAの利用者数が2往復のJTA超えを達成。ANAは搭乗率八割台と高い水準を維持しています。先月に引き続き、ANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
大手は二社とも利用が減少傾向で、搭乗率はJTAが四割台、ANAが五割台となっています。
■3社競合区間の11月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY3)
JTA 46,362人(▲ 1.3%)、65.6%(+ 6.6P)
ANA 44,773人(+ 8.2%)、68.0%(▲ 1.6P)
SKY 17,060人(+35.2%)、53.5%(+23.5P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 11,356人(+ 9.1%)、65.3%(+ 4.6P)
ANA 13,582人(+ 6.1%)、83.8%(+ 4.8P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 4,039人(▲ 8.9%)、44.9%(▲ 7.3P)
ANA 6,200人(+ 2.4%)、58.7%(▲ 1.6P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、25日までに、11月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が運休、SKY那覇線は4往復から3往復に減便されています。
那覇線
SKYは減便しましたが、昨年実績が悪すぎたのか、利用者数を大幅に延ばしました。搭乗率も適度に上昇していますが、それでも搭乗率は五割台です。APJ運休による効果もあってか、大手はほぼ横ばいで、JTAは利用者数減・搭乗率増、ANAは利用者増・搭乗率減となっています。
搭乗率は、ANAとJTAは六割台、SKYは五割台。昨年に引き続き観光需要が落ち込む時期になった途端に再びSKYの独り負けで、先月に引き続きSKYは地元利用がまだまだ取り込めていない印象を受ける結果となりました。
羽田線
先月同様、1往復のANAの利用者数が2往復のJTA超えを達成。ANAは搭乗率八割台と高い水準を維持しています。先月に引き続き、ANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
大手は二社とも利用が減少傾向で、搭乗率はJTAが四割台、ANAが五割台となっています。
■3社競合区間の11月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY3)
JTA 46,362人(▲ 1.3%)、65.6%(+ 6.6P)
ANA 44,773人(+ 8.2%)、68.0%(▲ 1.6P)
SKY 17,060人(+35.2%)、53.5%(+23.5P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 11,356人(+ 9.1%)、65.3%(+ 4.6P)
ANA 13,582人(+ 6.1%)、83.8%(+ 4.8P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 4,039人(▲ 8.9%)、44.9%(▲ 7.3P)
ANA 6,200人(+ 2.4%)、58.7%(▲ 1.6P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
2014年11月29日
石垣_10月再びSKY独り負け
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 再びSKYの独り負け? 10月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、28日までに、10月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が運休、SKY那覇線は26日から3往復に減便されています。
那覇線
SKYは利用者数を大幅に延ばしましたが、昨年実績が悪すぎたのか、搭乗率は上昇したものの低水準となっています。APJ運休による効果もあってか、大手は二社とも利用者数を延ばしています。
先月までは、各社一進一退の状況が続いていましたが、今月は、搭乗率がANAとJTAは六割台、SKYは四割台と差が出ました。昨年に引き続き観光需要が落ち込む時期になった途端に再びSKYの独り負け。SKYは地元利用がまだまだ取り込めていない印象を受ける結果となりました。
羽田線
ANAが利用者数のJTA超えを達成。相変わらず八割台と高い水準を維持しています。JTAは、利用者数が減少、先月に引き続き、ANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
大手は二社とも利用が堅調。状況に大きな変化はなく、利用動向も似たり寄ったりな状況です。
■3社競合区間の10月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY4*)
JTA 43,920人(+ 0.8%)、62.4%(+ 8.7P)
ANA 41,065人(+ 6.8%)、64.5%(▲ 2.3P)
SKY 19,056人(+33.1%)、48.9%(+14.0P)
*SKYは10/26〜 3往復
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 12,562人(▲ 3.0%)、74.0%(+ 0.8P)
ANA 14,265人(+13.7%)、87.2%(+ 9.8P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 5,191人(+ 6.1%)、59.0%(+ 5.3P)
ANA 6,161人(+14.7%)、55.6%(+ 2.7P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、28日までに、10月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が運休、SKY那覇線は26日から3往復に減便されています。
那覇線
SKYは利用者数を大幅に延ばしましたが、昨年実績が悪すぎたのか、搭乗率は上昇したものの低水準となっています。APJ運休による効果もあってか、大手は二社とも利用者数を延ばしています。
先月までは、各社一進一退の状況が続いていましたが、今月は、搭乗率がANAとJTAは六割台、SKYは四割台と差が出ました。昨年に引き続き観光需要が落ち込む時期になった途端に再びSKYの独り負け。SKYは地元利用がまだまだ取り込めていない印象を受ける結果となりました。
羽田線
ANAが利用者数のJTA超えを達成。相変わらず八割台と高い水準を維持しています。JTAは、利用者数が減少、先月に引き続き、ANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
大手は二社とも利用が堅調。状況に大きな変化はなく、利用動向も似たり寄ったりな状況です。
■3社競合区間の10月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY4*)
JTA 43,920人(+ 0.8%)、62.4%(+ 8.7P)
ANA 41,065人(+ 6.8%)、64.5%(▲ 2.3P)
SKY 19,056人(+33.1%)、48.9%(+14.0P)
*SKYは10/26〜 3往復
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 12,562人(▲ 3.0%)、74.0%(+ 0.8P)
ANA 14,265人(+13.7%)、87.2%(+ 9.8P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 5,191人(+ 6.1%)、59.0%(+ 5.3P)
ANA 6,161人(+14.7%)、55.6%(+ 2.7P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
2014年11月04日
石垣_9月那覇線均衡保つ
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 那覇線は均衡保つ、ANAは各路線で利用伸ばす 9月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、4日までに、9月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が計画欠航で運休、ANA東京国際(羽田)線が臨時便を使い2往復化しています。
那覇線
那覇線は、SKYが提供座席数以上に利用者数を大幅に延ばし、搭乗率も上昇しました。羽田線の2往復化で利用減少が懸念されたANAも利用者数は延ばしています。
搭乗率はANAが七割台、JTAとSKYが六割台で、各社一進一退の状況です。
羽田線
羽田線は、ANAが2往復化したことで利用者数は引き続きJTA超えを達成。相変わらず八割台と高い水準を維持しています。JTAは、利用者数、搭乗率とも減少、ANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、ANAが数値を延ばしました。JTAは昨年とほぼ同等の利用。状況に大きな変化はないですが、ANAは上手く利用者を集めているようです。
■3社競合区間の9月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY4)
JTA 48,223人(▲15.6%)、66.5%(+ 4.4P)
ANA 46,384人(+ 4.3%)、70.3%(▲ 1.1P)
SKY 26,484人(+27.3%)、62.3%(+12.9P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA2)
JTA 12,617人(▲ 0.8%)、72.5%(▲ 1.9P)
ANA 19,224人(+43.0%)、80.7%(▲ 2.3P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 7,964人(+ 4.7%)、88.7%(▲ 3.9P)
ANA 6,780人(+12.5%)、64.2%(+ 4.1P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、4日までに、9月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が計画欠航で運休、ANA東京国際(羽田)線が臨時便を使い2往復化しています。
那覇線
那覇線は、SKYが提供座席数以上に利用者数を大幅に延ばし、搭乗率も上昇しました。羽田線の2往復化で利用減少が懸念されたANAも利用者数は延ばしています。
搭乗率はANAが七割台、JTAとSKYが六割台で、各社一進一退の状況です。
羽田線
羽田線は、ANAが2往復化したことで利用者数は引き続きJTA超えを達成。相変わらず八割台と高い水準を維持しています。JTAは、利用者数、搭乗率とも減少、ANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、ANAが数値を延ばしました。JTAは昨年とほぼ同等の利用。状況に大きな変化はないですが、ANAは上手く利用者を集めているようです。
■3社競合区間の9月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY4)
JTA 48,223人(▲15.6%)、66.5%(+ 4.4P)
ANA 46,384人(+ 4.3%)、70.3%(▲ 1.1P)
SKY 26,484人(+27.3%)、62.3%(+12.9P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA2)
JTA 12,617人(▲ 0.8%)、72.5%(▲ 1.9P)
ANA 19,224人(+43.0%)、80.7%(▲ 2.3P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 7,964人(+ 4.7%)、88.7%(▲ 3.9P)
ANA 6,780人(+12.5%)、64.2%(+ 4.1P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
2014年10月10日
石垣_8月JTA大型化影響
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) JTA羽田線機材大型化が影響 8月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、9日までに、8月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が計画欠航で運休、ANA東京国際(羽田)線が臨時便を使い2往復化しているほか、JTAが羽田線の機材を大型化しています。
結果は、JTAの羽田線の機材大型化が大きく影響したものとなりました。
那覇線
那覇線は、JTAが利用者を大幅に落としました。JTAは羽田線利用者が大幅に増えているため、その影響が大きく出たものとみられます。一方で、羽田線の2往復化で利用減少が懸念されたANAは数値を延ばしています。APJの運休からSKYとANAに利用者が流れていると思われる結果となっています。各社とも搭乗率七割前後で、観光需要は利用意向が平均化されてきているようにもみえます。
羽田線
羽田線は、ANAが2往復化したことで利用者数はJTA超えを達成。JTAも機材大型化し提供座席数が約2.9倍となったため利用数が約2.7倍増と大幅増加しています。利用者数が増えたため、搭乗率の下落幅は小さく、2社とも七〜八割台と高い水準を維持しています。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、JTA、ANAとも昨年とほぼ同等の利用。利用者は増え、搭乗率は減っています。昨年と比較し状況に大きな変化がないため、利用動向にも大きな変化は生じていないようです。
■3社競合区間の8月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA9、SKY4)
JTA 10往復→10往復 48,887人(▲17.7%)、74.3%(+ 2.5P)
ANA 8往復→9往復 60,053人(+20.6%)、77.1%(+ 0.7P)
SKY 4往復→4往復 30,424人(+10.2%)、69.3%(+ 3.7P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA2)
JTA 2往復→2往復* 19,339人(+169.4%)、76.8%(▲ 4.9P)
ANA 1往復→2往復* 24,344人(+64.6%)、89.5%(▲ 1.8P)
*JTAは機材大型化を実施、ANAは1往復臨時便として運航
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 1往復→1往復 8,309人(+ 4.3%)、91.0%(▲ 4.9P)
ANA 1往復→1往復 8,312人(+ 7.9%)、76.2%(▲ 0.7P)
APJ 1往復→1往復 ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、9日までに、8月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が計画欠航で運休、ANA東京国際(羽田)線が臨時便を使い2往復化しているほか、JTAが羽田線の機材を大型化しています。
結果は、JTAの羽田線の機材大型化が大きく影響したものとなりました。
那覇線
那覇線は、JTAが利用者を大幅に落としました。JTAは羽田線利用者が大幅に増えているため、その影響が大きく出たものとみられます。一方で、羽田線の2往復化で利用減少が懸念されたANAは数値を延ばしています。APJの運休からSKYとANAに利用者が流れていると思われる結果となっています。各社とも搭乗率七割前後で、観光需要は利用意向が平均化されてきているようにもみえます。
羽田線
羽田線は、ANAが2往復化したことで利用者数はJTA超えを達成。JTAも機材大型化し提供座席数が約2.9倍となったため利用数が約2.7倍増と大幅増加しています。利用者数が増えたため、搭乗率の下落幅は小さく、2社とも七〜八割台と高い水準を維持しています。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、JTA、ANAとも昨年とほぼ同等の利用。利用者は増え、搭乗率は減っています。昨年と比較し状況に大きな変化がないため、利用動向にも大きな変化は生じていないようです。
■3社競合区間の8月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA9、SKY4)
JTA 10往復→10往復 48,887人(▲17.7%)、74.3%(+ 2.5P)
ANA 8往復→9往復 60,053人(+20.6%)、77.1%(+ 0.7P)
SKY 4往復→4往復 30,424人(+10.2%)、69.3%(+ 3.7P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA2)
JTA 2往復→2往復* 19,339人(+169.4%)、76.8%(▲ 4.9P)
ANA 1往復→2往復* 24,344人(+64.6%)、89.5%(▲ 1.8P)
*JTAは機材大型化を実施、ANAは1往復臨時便として運航
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 1往復→1往復 8,309人(+ 4.3%)、91.0%(▲ 4.9P)
ANA 1往復→1往復 8,312人(+ 7.9%)、76.2%(▲ 0.7P)
APJ 1往復→1往復 ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
2014年10月07日
石垣_冬 2社2路線運休へ
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 冬ダイヤでANAとAPJが2路線を運休へ
国内航空各社は9月25日までに、今冬のダイヤ(平成26年10月26日〜平成27年3月28日)を発表しました。新石垣空港(南ぬ島石垣空港)ではANAとPeach Aviation(APJ)が2路線を運休します。
冬ダイヤで一番の注目点は、ANAとAPJの路線変更。
ANAは、10月26日から福岡線1日1往復を運休するほか、東京国際線を一部期間1日1往復増便、那覇線を一部期間1日1往復減便します。
APJは、7月から計画欠航している那覇線1日1往復を運休します。
スカイマークは、10月26日から那覇線を1日1往復減便します。
日本トランスオーシャン航空と琉球エアーコミューターは変更はありません。
今回のダイヤ変更により、新石垣発着は、5社7路線から5社6路線に路線数が縮小し、36往復(経由便も含め40往復)から33往復(同36往復)に便数が縮小します。(期間運航便は最大で1往復増便)。
■10月26日以降の新石垣発着便就航先と便数
羽田 JTA2・ANA2*a(+1)・SKY3(▲1、那覇経由便)
中部 ANA1
関空 JTA1、ANA1、APJ1
那覇 JTA8・RAC1、ANA7*b(▲1)、SKY3(▲1)
宮古 RAC2、ANA1
与那国 RAC3
*a 羽田ANA1→2は、12/27〜1/5、2/1〜
*b 那覇ANA8→7は、12/1〜12/18、1/6〜1/9、1/14〜1/31(7往復期間も一部日程で8往復運航日あり)
* 福岡ANA1→0(運休)
* 那覇APJ1→0(運休) ※既に7月から計画欠航中
国内航空各社は9月25日までに、今冬のダイヤ(平成26年10月26日〜平成27年3月28日)を発表しました。新石垣空港(南ぬ島石垣空港)ではANAとPeach Aviation(APJ)が2路線を運休します。
冬ダイヤで一番の注目点は、ANAとAPJの路線変更。
ANAは、10月26日から福岡線1日1往復を運休するほか、東京国際線を一部期間1日1往復増便、那覇線を一部期間1日1往復減便します。
APJは、7月から計画欠航している那覇線1日1往復を運休します。
スカイマークは、10月26日から那覇線を1日1往復減便します。
日本トランスオーシャン航空と琉球エアーコミューターは変更はありません。
今回のダイヤ変更により、新石垣発着は、5社7路線から5社6路線に路線数が縮小し、36往復(経由便も含め40往復)から33往復(同36往復)に便数が縮小します。(期間運航便は最大で1往復増便)。
■10月26日以降の新石垣発着便就航先と便数
羽田 JTA2・ANA2*a(+1)・SKY3(▲1、那覇経由便)
中部 ANA1
関空 JTA1、ANA1、APJ1
那覇 JTA8・RAC1、ANA7*b(▲1)、SKY3(▲1)
宮古 RAC2、ANA1
与那国 RAC3
*a 羽田ANA1→2は、12/27〜1/5、2/1〜
*b 那覇ANA8→7は、12/1〜12/18、1/6〜1/9、1/14〜1/31(7往復期間も一部日程で8往復運航日あり)
* 福岡ANA1→0(運休)
* 那覇APJ1→0(運休) ※既に7月から計画欠航中
2014年08月28日
石垣_7月APJ運休影響?
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) APJ運休が影響?SKY利用高まる 7月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、27日までに、7月の利用実績を公開しました。
昨年7月は、10日からSKYが三路線の運航をスタートした状況でした。
今年は、7月19日から、Peach Aviation(APJ)那覇線が計画欠航で運休(そのまま路線休止)、ANA東京国際(羽田)線が臨時便を使い2往復化しています。
那覇線
那覇線は、SKYが提供座席数以上に利用者数を大幅に延ばし、搭乗率が急上昇しました。羽田線の2往復化で利用減少が懸念されたANAも数値を延ばしています。
搭乗率はSKYが最高。APJの運休からSKYに利用者が流れたと思われ、影響がかなり大きかったように見える結果となっています。
羽田線
羽田線は、ANAが2往復化したことで利用者数はJTA超えを達成しています。搭乗率は下落したものの、利用者数が増えたため、下落幅は小さく、八割台と高い水準を維持しています。JTAは、利用者数が増加したものの、搭乗率は減少しています。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、ANAが数値を延ばしました。JTAは昨年とほぼ同等の利用。状況に大きな変化もないため、利用動向にも大きな変化は生じていないようです。
■3社競合区間の7月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ0〜1*)
JTA 46,201人(▲12.3%)、67.5%(+ 3.7P)
ANA 50,456人(+15.9%)、71.6%(+ 1.9P)
SKY 30,894人(+89.1%)、73.3%(+17.0P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×36=6,480席)
*APJは7/1〜7/18 1往復、7/19〜7/31 運休
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1〜2**)
JTA 14,988人(+57.9%)、72.6%(▲ 7.2P)
ANA 15,696人(+11.6%)、84.7%(▲ 2.1P)
**ANAは7/1〜7/24 1往復、7/25〜7/31 2往復
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 6,898人(+ 0.0%)、76.8%(▲ 0.4P)
ANA 6,757人(+14.9%)、64.0%(+ 3.3P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、27日までに、7月の利用実績を公開しました。
昨年7月は、10日からSKYが三路線の運航をスタートした状況でした。
今年は、7月19日から、Peach Aviation(APJ)那覇線が計画欠航で運休(そのまま路線休止)、ANA東京国際(羽田)線が臨時便を使い2往復化しています。
那覇線
那覇線は、SKYが提供座席数以上に利用者数を大幅に延ばし、搭乗率が急上昇しました。羽田線の2往復化で利用減少が懸念されたANAも数値を延ばしています。
搭乗率はSKYが最高。APJの運休からSKYに利用者が流れたと思われ、影響がかなり大きかったように見える結果となっています。
羽田線
羽田線は、ANAが2往復化したことで利用者数はJTA超えを達成しています。搭乗率は下落したものの、利用者数が増えたため、下落幅は小さく、八割台と高い水準を維持しています。JTAは、利用者数が増加したものの、搭乗率は減少しています。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、ANAが数値を延ばしました。JTAは昨年とほぼ同等の利用。状況に大きな変化もないため、利用動向にも大きな変化は生じていないようです。
■3社競合区間の7月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ0〜1*)
JTA 46,201人(▲12.3%)、67.5%(+ 3.7P)
ANA 50,456人(+15.9%)、71.6%(+ 1.9P)
SKY 30,894人(+89.1%)、73.3%(+17.0P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×36=6,480席)
*APJは7/1〜7/18 1往復、7/19〜7/31 運休
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1〜2**)
JTA 14,988人(+57.9%)、72.6%(▲ 7.2P)
ANA 15,696人(+11.6%)、84.7%(▲ 2.1P)
**ANAは7/1〜7/24 1往復、7/25〜7/31 2往復
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 6,898人(+ 0.0%)、76.8%(▲ 0.4P)
ANA 6,757人(+14.9%)、64.0%(+ 3.3P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
2014年08月07日
石垣_6月APJ影響はっきり
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) SKYよりAPJの影響はっきり 6月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、7日までに、6月の利用実績を公開しました。
昨年6月はPeach Aviation(APJ)が関西国際(関空)線運航をスタートし、まだSKYが就航前の状況でした。SKYの路線集約の影響よりも、APJ就航の影響の方がはっきりと出る結果となっています。
那覇線
相変わらずSKYが一人負け状態。JTA、ANAともに大きな影響は受けていないように見える結果となっています。
東京国際(羽田)線
羽田線は、ANAが引き続き絶好調で搭乗率は8割台を割ったものの、利用者数は伸びています。JTAは利用者数・搭乗率ともに減少しています。
SKYが那覇経由便を4往復も設定し、利用者を奪うか注目されていますが、JTA、ANAとも目立った利用減は見られず、むしろANAは増加し、SKY成田国際線の運休分も奪った印象です。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、ANAが大幅減。搭乗率も4割台とかなり数値を落としています。JTAはやや減少であったものの、SKY神戸線撤退で利用の向上も期待されましたなか、APJの影響の方が大きく出ているものと見られます。
■3社競合区間の6月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 44,084人(▲ 1.7%)、61.2%(▲ 0.5P)
ANA 39,940人(+ 4.8%)、61.4%(▲ 4.1P)
SKY 21,311人、50.2%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 10,532人(▲ 6.7%)、60.5%(▲ 4.4P)
ANA 12,344人(+ 5.3%)、76.2%(+ 3.8P)
SKY ※那覇経由便、公表なし
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 5,384人(▲ 1.8%)、60.2%(▲ 3.9P)
ANA 4,820人(▲13.2%)、45.6%(▲ 9.8P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、7日までに、6月の利用実績を公開しました。
昨年6月はPeach Aviation(APJ)が関西国際(関空)線運航をスタートし、まだSKYが就航前の状況でした。SKYの路線集約の影響よりも、APJ就航の影響の方がはっきりと出る結果となっています。
那覇線
相変わらずSKYが一人負け状態。JTA、ANAともに大きな影響は受けていないように見える結果となっています。
東京国際(羽田)線
羽田線は、ANAが引き続き絶好調で搭乗率は8割台を割ったものの、利用者数は伸びています。JTAは利用者数・搭乗率ともに減少しています。
SKYが那覇経由便を4往復も設定し、利用者を奪うか注目されていますが、JTA、ANAとも目立った利用減は見られず、むしろANAは増加し、SKY成田国際線の運休分も奪った印象です。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、ANAが大幅減。搭乗率も4割台とかなり数値を落としています。JTAはやや減少であったものの、SKY神戸線撤退で利用の向上も期待されましたなか、APJの影響の方が大きく出ているものと見られます。
■3社競合区間の6月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 44,084人(▲ 1.7%)、61.2%(▲ 0.5P)
ANA 39,940人(+ 4.8%)、61.4%(▲ 4.1P)
SKY 21,311人、50.2%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 10,532人(▲ 6.7%)、60.5%(▲ 4.4P)
ANA 12,344人(+ 5.3%)、76.2%(+ 3.8P)
SKY ※那覇経由便、公表なし
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 5,384人(▲ 1.8%)、60.2%(▲ 3.9P)
ANA 4,820人(▲13.2%)、45.6%(▲ 9.8P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
2014年07月09日
石垣_5月経由便効果出ず
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) SKY経由便効果出ず、APJ参入効果はくっきり 5月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、8日までに、5月の利用実績を公開しました。SKYが利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負け状態です。
昨年5月は新空港開港直後で大ブームの状況でしたし、Peach Aviation(APJ)、SKYともに運航開始前でしたから、単純にJTAとANAの昨年比は減少する可能性が高い月になります。
今回は、SKYが路線のテコ入れを行い、那覇線とそれを利用した那覇経由東京国際(羽田)線を設定したことで、利用動向に変化が出たのか注目されました。
那覇線
SKYの路線再編で最も影響が出ると見られていた那覇線。JTA、ANAとも、利用者数・搭乗率いずれも増加し、影響を感じさせない結果となっています。
SKYは搭乗率4割台と相変わらず低迷。那覇経由羽田線分のデータが出ないので、そちらは数値が上がっているのかもしれませんが、テコ入れ効果はほとんど現れていないように感じる結果となっています。
東京国際(羽田)線
羽田線は、ANAが引き続き絶好調で搭乗率8割台をキープ。JTAは旅客数が減少しています。
SKYが那覇経由便を4往復も設定し、利用者を奪うか注目されていますが、JTA、ANAとも目立った利用減は見られず、むしろANAは増加し、SKY成田国際線の運休分も奪った印象です。
今夏、JTAは機材大型化、ANAは臨時便運航を決定しており、大手には追い風が吹いている状況です。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、JTA、ANAとも、利用者数が一割以上減少。搭乗率もともに4割台とかなり数値を落としています。SKY撤退で利用の向上も期待されましたが、大きく数値を下げており、昨年は運航していなかったAPJの影響が大きく出ているものと見られます。
■3社競合区間の5月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 43,379人(+ 1.5%)、58.3%(+ 1.6P)
ANA 41,688人(+16.8%)、61.4%(+ 2.9P)
SKY 17,926人、40.8%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 10,637人(▲ 6.2%)、59.1%(+ 1.1P)
ANA 14,714人(+15.3%)、80.4%(+ 4.2P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 4,134人(▲15.0%)、45.0%(▲12.1P)
ANA 4,504人(▲14.1%)、41.3%(▲ 9.3P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、8日までに、5月の利用実績を公開しました。SKYが利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負け状態です。
昨年5月は新空港開港直後で大ブームの状況でしたし、Peach Aviation(APJ)、SKYともに運航開始前でしたから、単純にJTAとANAの昨年比は減少する可能性が高い月になります。
今回は、SKYが路線のテコ入れを行い、那覇線とそれを利用した那覇経由東京国際(羽田)線を設定したことで、利用動向に変化が出たのか注目されました。
那覇線
SKYの路線再編で最も影響が出ると見られていた那覇線。JTA、ANAとも、利用者数・搭乗率いずれも増加し、影響を感じさせない結果となっています。
SKYは搭乗率4割台と相変わらず低迷。那覇経由羽田線分のデータが出ないので、そちらは数値が上がっているのかもしれませんが、テコ入れ効果はほとんど現れていないように感じる結果となっています。
東京国際(羽田)線
羽田線は、ANAが引き続き絶好調で搭乗率8割台をキープ。JTAは旅客数が減少しています。
SKYが那覇経由便を4往復も設定し、利用者を奪うか注目されていますが、JTA、ANAとも目立った利用減は見られず、むしろANAは増加し、SKY成田国際線の運休分も奪った印象です。
今夏、JTAは機材大型化、ANAは臨時便運航を決定しており、大手には追い風が吹いている状況です。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、JTA、ANAとも、利用者数が一割以上減少。搭乗率もともに4割台とかなり数値を落としています。SKY撤退で利用の向上も期待されましたが、大きく数値を下げており、昨年は運航していなかったAPJの影響が大きく出ているものと見られます。
■3社競合区間の5月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 43,379人(+ 1.5%)、58.3%(+ 1.6P)
ANA 41,688人(+16.8%)、61.4%(+ 2.9P)
SKY 17,926人、40.8%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 10,637人(▲ 6.2%)、59.1%(+ 1.1P)
ANA 14,714人(+15.3%)、80.4%(+ 4.2P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 4,134人(▲15.0%)、45.0%(▲12.1P)
ANA 4,504人(▲14.1%)、41.3%(▲ 9.3P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
2014年06月02日
石垣_4月SKY経由便効果出ず
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) SKY経由便の効果あまり出ず? 4月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、2日までに、4月の利用実績を公開しました。SKYが利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負け状態です。
4月は、初めて1か月通して新空港開港後の数値との比較になります。昨年4月は新空港開港直後で大ブームの状況でしたし、Peach Aviation(APJ)、SKYともに運航開始前でしたから、単純にJTAとANAの昨年比は減少する可能性が高い月になります。
今回は、SKYが路線のテコ入れを行い、那覇線とそれを利用した那覇経由東京国際(羽田)線を設定したことで、利用動向に変化が出たのか注目されました。
那覇線
SKYの路線再編で最も影響が出ると見られていた那覇線。JTA、ANAとも、利用者数・搭乗率いずれも減少し、搭乗率はいずれも6割台と1割弱下落しています。
しかし、SKYも搭乗率4割台と相変わらず低迷。那覇経由羽田線分のデータが出ないので、そちらは数値が上がっているのかもしれませんが、テコ入れ効果はほとんど現れていないように感じる結果となっています。
東京国際(羽田)線
羽田線は、ANAが絶好調で搭乗率8割台。JTAは旅客数が減少し、搭乗率6割台となっています。
SKYが那覇経由便を4往復も設定し、利用者を奪うか注目されましたが、JTA、ANAとも目立った利用減は見られず、むしろANAは増加し、SKY成田国際線の運休分も奪った印象です。やはり経由便は受け入れられないのでしょうか、、、。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
SKYの神戸線撤退で、数値が上がると見られていた関空線。結果はJTA、ANAとも、利用者数・搭乗率のいずれも一割以上減少。搭乗率はJTAは6割台、ANAは5割台とかなり数値を落としています。那覇線や羽田線より大きく数値を落としていて、APJ就航の影響が大きく出ているものと見られる興味深い結果になりました。
■3社競合区間の4月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ週3〜週7)
JTA 47,857人(▲ 9.6%)、65.7%(▲ 7.0P)
ANA 42,004人(▲ 1.7%)、64.4%(▲10.1P)
SKY 18,126人、42.7%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×42=7,560席)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 11,464人(▲ 8.8%)、65.9%(▲ 7.7P)
ANA 15,450人(+15.4%)、86.5%(+ 3.8%)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 5,756人(▲13.8%)、64.0%(▲11.8P)
ANA 5,416人(▲14.8%)、51.3%(▲12.0P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、2日までに、4月の利用実績を公開しました。SKYが利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負け状態です。
4月は、初めて1か月通して新空港開港後の数値との比較になります。昨年4月は新空港開港直後で大ブームの状況でしたし、Peach Aviation(APJ)、SKYともに運航開始前でしたから、単純にJTAとANAの昨年比は減少する可能性が高い月になります。
今回は、SKYが路線のテコ入れを行い、那覇線とそれを利用した那覇経由東京国際(羽田)線を設定したことで、利用動向に変化が出たのか注目されました。
那覇線
SKYの路線再編で最も影響が出ると見られていた那覇線。JTA、ANAとも、利用者数・搭乗率いずれも減少し、搭乗率はいずれも6割台と1割弱下落しています。
しかし、SKYも搭乗率4割台と相変わらず低迷。那覇経由羽田線分のデータが出ないので、そちらは数値が上がっているのかもしれませんが、テコ入れ効果はほとんど現れていないように感じる結果となっています。
東京国際(羽田)線
羽田線は、ANAが絶好調で搭乗率8割台。JTAは旅客数が減少し、搭乗率6割台となっています。
SKYが那覇経由便を4往復も設定し、利用者を奪うか注目されましたが、JTA、ANAとも目立った利用減は見られず、むしろANAは増加し、SKY成田国際線の運休分も奪った印象です。やはり経由便は受け入れられないのでしょうか、、、。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
SKYの神戸線撤退で、数値が上がると見られていた関空線。結果はJTA、ANAとも、利用者数・搭乗率のいずれも一割以上減少。搭乗率はJTAは6割台、ANAは5割台とかなり数値を落としています。那覇線や羽田線より大きく数値を落としていて、APJ就航の影響が大きく出ているものと見られる興味深い結果になりました。
■3社競合区間の4月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ週3〜週7)
JTA 47,857人(▲ 9.6%)、65.7%(▲ 7.0P)
ANA 42,004人(▲ 1.7%)、64.4%(▲10.1P)
SKY 18,126人、42.7%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×42=7,560席)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 11,464人(▲ 8.8%)、65.9%(▲ 7.7P)
ANA 15,450人(+15.4%)、86.5%(+ 3.8%)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 5,756人(▲13.8%)、64.0%(▲11.8P)
ANA 5,416人(▲14.8%)、51.3%(▲12.0P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
2014年05月02日
石垣_3月SKY運休線も低迷
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 運休のSKY成田線・神戸線とも搭乗率低迷したまま 3月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は2日までに、3月の利用実績を公開しました。SKYが各路線とも、利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負けの状態。30日で運休した成田国際(成田)線、神戸線とも乗り納め需要もなく、低い搭乗率のまま終了しました。
今月は、昨年3月7日に新石垣空港が開港してから、一年たった初の搭乗実績になります。各社とも昨年の開港フィーバーの余波か昨年比は苦戦しています。
SKYは成田線、神戸線を運航する最後の月でしたが、搭乗率は低いまま運休となりました。
那覇線は、新空港開港の影響を受け、JTA、ANAとも、利用者数・搭乗率いずれも減少しましたが、それでも搭乗率7割台を確保しています。SKYは搭乗率が5割台に回復したものの、低調であることに変わりはありません。
ANAはこれまでと同傾向で本土からの直行便客数が大幅に増えていて、那覇線に大きく影響が出ています。昨年3月末に東京国際(羽田)線を就航しており、那覇線の前年比大幅低下は3月が最後となりそうです。
東京線(JTAとANAは羽田線・SKYは成田線)はANAが引き続き絶好調で搭乗率8割台。JTAは旅客数が減少しましたが、なんとか搭乗率7割台を確保しています。SKYは搭乗率5割台と引き続き低迷したまま運休となりました。
3月30日以降はSKYが羽田線(那覇経由便)4往復を新設。4月以降の羽田線、那覇線の搭乗率が増加してくるのか注目されます。
大阪線(SKYは神戸線・他3社は関西国際線)は、新空港開港の影響を受け、JTA、ANAとも、利用者数・搭乗率いずれも減少。搭乗率はJTA、ANAともに7割台で前年割れ、Peach Aviationの影響も出ているものと見られます。SKYは搭乗率4割台後半とやや健闘したものの、低迷したまま運休となりました。
■3社競合区間の3月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 59,290人(▲ 6.0%)、71.1%(▲ 9.0P)
ANA 51,956人(▲16.9%)、77.6%(▲ 3.9P)
SKY 21,380人、55.4%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
(2)東京-新石垣線(JTA羽田1、ANA羽田1、SKY成田1)
JTA 12,789人(▲ 4.4%)、71.1%(▲ 5.0P)
ANA 14,390人(+2974.8%)、86.0%(▲ 0.7P)
SKY 4,488人、56.3%
※ANAは昨年度3/31のみ運航
※SKYは今年度3/1〜3/29運航
(3)大阪-新石垣線(JTA関空1、ANA関空1、SKY神戸週3、APJ関空1)
JTA 6,528人(▲12.7%)、70.5%(▲10.7P)
ANA 8,219人(▲ 9.7%)、79.1%(▲ 5.8P)
SKY 2,275人、49.4%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
※SKYは今年度3/1〜3/29運航
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は2日までに、3月の利用実績を公開しました。SKYが各路線とも、利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負けの状態。30日で運休した成田国際(成田)線、神戸線とも乗り納め需要もなく、低い搭乗率のまま終了しました。
今月は、昨年3月7日に新石垣空港が開港してから、一年たった初の搭乗実績になります。各社とも昨年の開港フィーバーの余波か昨年比は苦戦しています。
SKYは成田線、神戸線を運航する最後の月でしたが、搭乗率は低いまま運休となりました。
那覇線は、新空港開港の影響を受け、JTA、ANAとも、利用者数・搭乗率いずれも減少しましたが、それでも搭乗率7割台を確保しています。SKYは搭乗率が5割台に回復したものの、低調であることに変わりはありません。
ANAはこれまでと同傾向で本土からの直行便客数が大幅に増えていて、那覇線に大きく影響が出ています。昨年3月末に東京国際(羽田)線を就航しており、那覇線の前年比大幅低下は3月が最後となりそうです。
東京線(JTAとANAは羽田線・SKYは成田線)はANAが引き続き絶好調で搭乗率8割台。JTAは旅客数が減少しましたが、なんとか搭乗率7割台を確保しています。SKYは搭乗率5割台と引き続き低迷したまま運休となりました。
3月30日以降はSKYが羽田線(那覇経由便)4往復を新設。4月以降の羽田線、那覇線の搭乗率が増加してくるのか注目されます。
大阪線(SKYは神戸線・他3社は関西国際線)は、新空港開港の影響を受け、JTA、ANAとも、利用者数・搭乗率いずれも減少。搭乗率はJTA、ANAともに7割台で前年割れ、Peach Aviationの影響も出ているものと見られます。SKYは搭乗率4割台後半とやや健闘したものの、低迷したまま運休となりました。
■3社競合区間の3月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 59,290人(▲ 6.0%)、71.1%(▲ 9.0P)
ANA 51,956人(▲16.9%)、77.6%(▲ 3.9P)
SKY 21,380人、55.4%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
(2)東京-新石垣線(JTA羽田1、ANA羽田1、SKY成田1)
JTA 12,789人(▲ 4.4%)、71.1%(▲ 5.0P)
ANA 14,390人(+2974.8%)、86.0%(▲ 0.7P)
SKY 4,488人、56.3%
※ANAは昨年度3/31のみ運航
※SKYは今年度3/1〜3/29運航
(3)大阪-新石垣線(JTA関空1、ANA関空1、SKY神戸週3、APJ関空1)
JTA 6,528人(▲12.7%)、70.5%(▲10.7P)
ANA 8,219人(▲ 9.7%)、79.1%(▲ 5.8P)
SKY 2,275人、49.4%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
※SKYは今年度3/1〜3/29運航
2014年04月16日
石垣_TNA1月持たず運休へ
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) TNA台北線一か月持たずに運休へ
復興航空(TNA)は15日、新石垣-台北・桃園線を19日から運休すると発表しました。
TNAが運休するのは、新石垣-台北・桃園線。水土の週2往復がなくなります。
この路線は、冬ダイヤ期間の運休を経て4月2日から再開した路線ですが、一か月持たず運休となってしまいます。
新石垣では、昨年3月の開港以降、国際線定期便として台北線が就航しました。台湾の航空会社からは、国際線ターミナルの拡張が要望され、沖縄県も早速拡張に向けて動き出していましたが、冬ダイヤで全社が運休。夏ダイヤからTNAとチャイナエアラインが週2往復ずつで運航を再開したものの、なぜか両社とも水曜と土曜の運航で、限られた需要を2社で奪い合うことになっていました。
04/19
×(国際線)TNA 新石垣 -台北 桃園(週2→ 0)※4/16最終運航
■台北-石垣線運休のお知らせ(復興航空公式サイト)
http://www.flytransasia.jp/news.aspx?oid=47
復興航空(TNA)は15日、新石垣-台北・桃園線を19日から運休すると発表しました。
TNAが運休するのは、新石垣-台北・桃園線。水土の週2往復がなくなります。
この路線は、冬ダイヤ期間の運休を経て4月2日から再開した路線ですが、一か月持たず運休となってしまいます。
新石垣では、昨年3月の開港以降、国際線定期便として台北線が就航しました。台湾の航空会社からは、国際線ターミナルの拡張が要望され、沖縄県も早速拡張に向けて動き出していましたが、冬ダイヤで全社が運休。夏ダイヤからTNAとチャイナエアラインが週2往復ずつで運航を再開したものの、なぜか両社とも水曜と土曜の運航で、限られた需要を2社で奪い合うことになっていました。
04/19
×(国際線)TNA 新石垣 -台北 桃園(週2→ 0)※4/16最終運航
■台北-石垣線運休のお知らせ(復興航空公式サイト)
http://www.flytransasia.jp/news.aspx?oid=47
2014年03月27日
石垣_2月もSKY一人負け
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 2月もSKY一人負け
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は27日までに、2月の利用実績を公開しました。SKYが各路線とも、利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負けの状態です。
那覇線は、JTAは利用者数が増加、搭乗率は減少、ANAは利用者数・搭乗率とも減少しているものの、搭乗率6割台を確保しています。SKYは搭乗率が4割台に回復したものの、低調です。
ANAはこれまでと同傾向で本土からの直行便客数が大幅に増えていて、那覇線に影響が出ているものとみられます。
東京線(JTAとANAは東京国際線・SKYは成田国際線)はANAが搭乗率8割台と好調をキープ。JTAは旅客数は増加し、なんとか搭乗率6割台を確保しています。SKYは搭乗率4割台と引き続き低迷しています。
大阪線(SKYは神戸線・他3社は関西国際線)は、ANAは旅客数が増加した一方、JTAは引き続き大幅に実績を落としています。搭乗率はJTAは5割台、ANAは6割台で前年割れ、Peach Aviationの影響も出ているものと見られます。SKYはギリギリ搭乗率3割台と危機的なのは変わらない状況です。
■3社競合区間の2月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 46,447人(+ 1.3%)、61.4%(▲ 2.1P)
ANA 39,364人(▲ 8.0%)、67.2%(▲ 1.2P)
SKY 15,181人、44.0%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×56=10,080席)
(2)東京-新石垣線(JTA羽田2、ANA羽田1、SKY成田1)
JTA 9,857人(+ 7.0%)、64.1%(▲ 3.2P)
ANA 11,983人、80.7%
SKY 2,655人、40.5%
(3)大阪-新石垣線(JTA関空1、ANA関空1、SKY神戸週3、APJ関空1)
JTA 4,894人(▲22.2%)、58.5%(▲ 3.6P)
ANA 5,833人(+37.4%)、63.4%(▲ 0.3P)
SKY 1,316人、32.3%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×56=10,080席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は27日までに、2月の利用実績を公開しました。SKYが各路線とも、利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負けの状態です。
那覇線は、JTAは利用者数が増加、搭乗率は減少、ANAは利用者数・搭乗率とも減少しているものの、搭乗率6割台を確保しています。SKYは搭乗率が4割台に回復したものの、低調です。
ANAはこれまでと同傾向で本土からの直行便客数が大幅に増えていて、那覇線に影響が出ているものとみられます。
東京線(JTAとANAは東京国際線・SKYは成田国際線)はANAが搭乗率8割台と好調をキープ。JTAは旅客数は増加し、なんとか搭乗率6割台を確保しています。SKYは搭乗率4割台と引き続き低迷しています。
大阪線(SKYは神戸線・他3社は関西国際線)は、ANAは旅客数が増加した一方、JTAは引き続き大幅に実績を落としています。搭乗率はJTAは5割台、ANAは6割台で前年割れ、Peach Aviationの影響も出ているものと見られます。SKYはギリギリ搭乗率3割台と危機的なのは変わらない状況です。
■3社競合区間の2月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 46,447人(+ 1.3%)、61.4%(▲ 2.1P)
ANA 39,364人(▲ 8.0%)、67.2%(▲ 1.2P)
SKY 15,181人、44.0%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×56=10,080席)
(2)東京-新石垣線(JTA羽田2、ANA羽田1、SKY成田1)
JTA 9,857人(+ 7.0%)、64.1%(▲ 3.2P)
ANA 11,983人、80.7%
SKY 2,655人、40.5%
(3)大阪-新石垣線(JTA関空1、ANA関空1、SKY神戸週3、APJ関空1)
JTA 4,894人(▲22.2%)、58.5%(▲ 3.6P)
ANA 5,833人(+37.4%)、63.4%(▲ 0.3P)
SKY 1,316人、32.3%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×56=10,080席)
2014年03月08日
石垣_ぱいーぐる出世
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) ぱいーぐるが特別住民に登録、石垣市の公認キャラクターに出世
石垣市は7日、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」を特別住民として登録し、石垣市の公認キャラクターとなったと発表しました。
今回「ぱいーぐる」が登録されたのは、石垣市の特別住民。第一号の登録で、7日付けで、石垣市の公認キャラクターになったと発表されました。
「ぱいーぐる」は、南ぬ島石垣空港のマスコットキャラクターとして、開港前から活躍。開港1年の記念日に行政のキャラクターへと出世することになりました。
空港のキャラクターが、そのまま行政のキャラクターとなるのは珍しく、今後の活躍が期待されます。
■石垣市公式facebook
http://www.facebook.com/city.ishigaki?ref=stream&hc_location=stream
石垣市は7日、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」を特別住民として登録し、石垣市の公認キャラクターとなったと発表しました。
今回「ぱいーぐる」が登録されたのは、石垣市の特別住民。第一号の登録で、7日付けで、石垣市の公認キャラクターになったと発表されました。
「ぱいーぐる」は、南ぬ島石垣空港のマスコットキャラクターとして、開港前から活躍。開港1年の記念日に行政のキャラクターへと出世することになりました。
空港のキャラクターが、そのまま行政のキャラクターとなるのは珍しく、今後の活躍が期待されます。
■石垣市公式facebook
http://www.facebook.com/city.ishigaki?ref=stream&hc_location=stream
2014年02月27日
石垣_1月もSKY一人負け
■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 1月もSKY一人負け
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は26日までに、1月の利用実績を公開しました。SKYが各路線とも、利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負けの状態です。
那覇線は、JTA、ANAともに、利用者数・搭乗率は減少しているものの、搭乗率5割台を確保。SKYは相変わらず搭乗率3割台で、大手の約半分となっています。
ANAはこれまでと同傾向で本土からの直行便客数が大幅に増えていて、那覇線に影響が出ているものとみられます。
東京線(JTAとANAは東京国際線・SKYは成田国際線)はANAが搭乗率7割台と好調をキープ。JTAは旅客数は増加し、なんとか搭乗率5割台を確保しています。SKYは搭乗率3割台と引き続き低迷しています。
大阪線(SKYは神戸線・他3社は関西国際線)は、ANAは旅客数が増加した一方、JTAは引き続き大幅に実績を落としています。両社とも、搭乗率は4割台で前年割れ、Peach Aviationの影響も出ているものと見られます。SKYはギリギリ搭乗率2割台ですが、危機的状況は変わらない状況です。
■3社競合区間の1月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 41,215人(▲ 6.3%)、54.0%(▲ 6.1P)
ANA 35,892人(▲16.1%)、54.8%(▲ 5.0P)
SKY 12,463人、31.9%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
(2)東京-新石垣線(JTA羽田2、ANA羽田1、SKY成田1)
JTA 9,991人(+16.2%)、55.6%(▲ 2.6P)
ANA 15,264人、78.5%
SKY 2,267人、27.8%
(3)大阪-新石垣線(JTA関空1、ANA関空1、SKY神戸週3、APJ関空1)
JTA 4,025人(▲34.6%)、44.8%(▲10.4P)
ANA 4,848人(+24.5%)、46.8%(▲ 5.5P)
SKY 974人、21.2%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は26日までに、1月の利用実績を公開しました。SKYが各路線とも、利用者数、搭乗率ともに低迷し、相変わらず一人負けの状態です。
那覇線は、JTA、ANAともに、利用者数・搭乗率は減少しているものの、搭乗率5割台を確保。SKYは相変わらず搭乗率3割台で、大手の約半分となっています。
ANAはこれまでと同傾向で本土からの直行便客数が大幅に増えていて、那覇線に影響が出ているものとみられます。
東京線(JTAとANAは東京国際線・SKYは成田国際線)はANAが搭乗率7割台と好調をキープ。JTAは旅客数は増加し、なんとか搭乗率5割台を確保しています。SKYは搭乗率3割台と引き続き低迷しています。
大阪線(SKYは神戸線・他3社は関西国際線)は、ANAは旅客数が増加した一方、JTAは引き続き大幅に実績を落としています。両社とも、搭乗率は4割台で前年割れ、Peach Aviationの影響も出ているものと見られます。SKYはギリギリ搭乗率2割台ですが、危機的状況は変わらない状況です。
■3社競合区間の1月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA10、ANA8、SKY4、APJ1)
JTA 41,215人(▲ 6.3%)、54.0%(▲ 6.1P)
ANA 35,892人(▲16.1%)、54.8%(▲ 5.0P)
SKY 12,463人、31.9%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
(2)東京-新石垣線(JTA羽田2、ANA羽田1、SKY成田1)
JTA 9,991人(+16.2%)、55.6%(▲ 2.6P)
ANA 15,264人、78.5%
SKY 2,267人、27.8%
(3)大阪-新石垣線(JTA関空1、ANA関空1、SKY神戸週3、APJ関空1)
JTA 4,025人(▲34.6%)、44.8%(▲10.4P)
ANA 4,848人(+24.5%)、46.8%(▲ 5.5P)
SKY 974人、21.2%
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)