2011年01月16日

百里(茨城)_バス充実へ

百里飛行場(茨城空港) SKY増便に合わせバス路線も充実へ

百里飛行場(茨城空港)にアクセスバスを乗り入れている茨城交通と関東鉄道は14日、相次いで2月1日からの増便、路線新設を発表しました。2月1日からスカイマーク(SKY)が新千歳路線と中部国際路線を開設するのに合わせた措置で、「税金の無駄遣い」と揶揄された茨城空港がいよいよ本格的にアクセス充実の空港に生まれ変わります。

今回増便等を発表したのは茨城交通と関東鉄道の2社。
茨城交通は水戸駅とを結ぶ路線バスに加え、常陸太田市高速バスターミナル発着、勝田営業所発着の高速バスを各1往復新設。水戸駅発着についても増便を実施します。
関東鉄道は東京駅発着、水戸駅発着、つくばセンター発着をそれぞれ増便します。
東京駅路線については相変わらずSKY神戸路線に未接続ですが、その他の増便路線にSKY各便に完全に接続するダイヤになります。

02/01
◎茨城交通 茨城空港-勝田営業所(0→1)※路線認可まで予約制のツアーバス扱い
◎茨城交通 茨城空港-勝田営業所-常陸太田市高速バスターミナル(0→1)※路線認可まで予約制のツアーバス扱い
○茨城交通 茨城空港-水戸駅北口(5→6)※一部曜日運航便あり(路線バス)/空港発5→5、空港着5→7
○関東鉄道 茨城空港-水戸駅南口(1→3)(高速バス)
○関東鉄道 茨城空港-東京駅(3→4)
○関東鉄道 茨城空港-つくばセンター(1→3)


※茨城交通の新路線は、茨城空港-水戸駅南口-勝田駅西口-勝田営業所-東海駅東口-新田中内-常陸太田市高速バスターミナルに停車。

常陸太田・日立・ひたちなか・水戸方面ルート(茨城空港利用促進等協議会公式サイト)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kuko/kuko_iko/access02_03.html
茨城空港高速バス・連絡シャトルバスの増便について(関東鉄道公式サイト)
http://www.kantetsu.co.jp/news/110114_ibaku/110114_ibaku.html
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2010年07月21日

百里_SKY運航を復活へ

百里飛行場(茨城空港) SKYは結局運航を復活へ

スカイマーク(SKY)は20日、9月1日から運休する百里(茨城)-神戸線について、10月1日から定期便を再開すると発表しました。

SKYは6月24日に、「茨城空港と自衛隊との間で「民間共用」のスキームの見直し」がされるまで運休すると発表したばかり(詳細は「百里_SKYやっぱり撤退」でも取り上げています)。
今回のリリースでは、この見直しが行われ、「今後は通常の定期便運航ができるものと判断」したとしています。

実は昨日神戸空港を利用したのですが、茨城便は「満席」。開設を表明した当初は、こんな田舎の便利用する人なんているのかしらんと思っていましたが、東京駅までですら500円で出られることもあり、徐々に浸透してきているようです。

SKYでは、今回のリリースで同時に「今後の機材の導入時期や運航体制の検証を行い「神戸-茨城線」に続く茨城空港からの路線展開を積極的に進め早期に複数路線化したいと考えております」と発表。SKYのニュースリリースでは具体的路線は明記されませんでしたが、読売新聞によれば、「さらに、来年3月までに新千歳便(北海道)と中部国際便(愛知県)の2路線を新たに定期就航させることも明らかにした。」と2路線新設が報じられています。

茨城路線は、大手も他の新規航空会社もはじめから開設をあきらめた路線。突然の撤退表明で、「はじめから開設は無理だった」とか「いつもの即撤退」などと、ケチョンケチョンに言われていましたが、そんな茨城を拠点化しようとするSKYの集客術はかなりの注目点です。日本の航空の新しい流れを示すものでもあり、今後SKYがどのような戦略で路線網を広げていくのかますます目が離せなくなってきました。


「神戸‐茨城線」の運航再開について(スカイマーク公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/press100720.html

茨城―神戸再開へ、新規2路線も…スカイマーク(読売新聞公式サイト)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100720-OYT1T00897.htm


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2010年06月26日

百里_SKY運休に疑問符

百里飛行場(茨城空港) SKY運休に疑問符だらけ

24日の記事でアップした通り、8月末をもってスカイマーク(SKY)が茨城空港から撤退します。
この撤退、どうも疑問符が付きそうな点がありましたので、アップしておきます。

■高搭乗率?
 新聞各社の報道でも、自分のブログでも「70%以上の搭乗率をたたき出しています」と百里(茨城)-神戸線が高搭乗率であったかの印象で記事が出ていますが、はたしてこれが高搭乗率だったのか?
 日本経済新聞は別の切り口で、「3月のテストフライトでは満席だったが、5月の搭乗率は76%まで低下しており「採算性の悪化に素早く対応した」(関係者)との見方が多い」と報じていて、決して高い搭乗率とは言えなかったようでもある。
 ちなみに、引用中にあるテストフライトは、「茨城空港への国内定期便就航ゼロ」「羽田便などの珍しい路線」「運賃が激安」とマニア心をくすぐる内容だったから満席になるのは当然。そういえば茨城就航発表当時の記事には、SKY関係者がテストフライトが満席だったことで就航を即決したとの報道もあったが、それが事実であれば、その関係者がただの馬鹿だったということだろう。

■民間用滑走路?
 どこのメディアもほとんど報じていないのが、民間用滑走路の有無だ。
 茨城空港造成に当たり、自衛隊側は、旅客定期便発着時にも緊急発着できるよう自衛隊専用の滑走路を残すことを条件にした。このため、茨城空港は民間用の滑走路を既存滑走路に平行して整備している。
 航空祭のイベントでSKY側にダイヤ変更を迫るのは分かるのだが、百里の場合、自衛隊用に滑走路は1本確保されているのだから、1日たった1往復の旅客運航を変更させる必要があるのかそもそも?な話だ。それとも百里の自衛隊は旅客機が離着陸時は自分の滑走路で離着陸する技術すらないということなのだろうか。
 SKYは今回の運休でのもっともらしい理由付で、今になって自衛隊優先であることがかなりネックだと判明したかのような書き方をしている。この点については、ネット上でも「そんなの事前にわかってんだろ、ボケ」という人たちが多いのだが、民間用滑走路があるから、有事の際以外はダイヤ変更などそもそも求められないと判断した可能性はある。

■運休決定早くない?
 今回の運休決定で気になったのは、運休発表から運休までの期間が2カ月ほどしかないという点だった。JALとかANAが採算合わないから国内の多くの路線から撤退したいとしていることに、地元合意を得るのが大変としてなかなか撤退できないのに、なぜSKYはこんなにも早く撤退ができるのか?
 そもそも、空港から撤退する場合は、半年前までに申請が必要でなかったっけ?実はこの点は、ANAやJALが支店撤退などの事務手続きが時間がかかるなどのすぐに撤退できない別の理由の隠れ蓑として利用しているだけなのだろうか。
 個人的にはこの点は非常に不思議な点だ。

■当然神戸-福岡線復活?
 百里(茨城)-神戸線就航に先立ち、SKYは神戸-福岡線を運休にしている。その理由について、同社関係者が「百里(茨城)-神戸線就航」のためと述べたことが当時の報道では複数紙で出ている。
 百里(茨城)-神戸線運休と言うことは、当然ながら神戸-福岡線復活ということでいいのですよね、SKYさん?


なんだか、各種報道を見ても、よくわからない点を挙げてみました。



スカイマーク、茨城空港から撤退 開港半年で国内便ゼロに(日本経済新聞社公式サイト)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E0E6E290868DE0E6E2E4E0E2E3E28698E2E2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 百里飛行場(茨城空港) | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

百里_SKYやっぱり撤退

百里飛行場(茨城空港) SKYやっぱり撤退! 共用空港の欠陥指摘

スカイマークは24日、9月からの百里(茨城)-神戸路線の運休を突如として発表しました。


準備に時間がかかって開港に間に合わず4月から就航したばかりのこの路線。さまざまな路線で路線定着まで持たずにすぐ撤退するスカイマークだけあって、わずか4か月という短さで、今回もあっけなく運休が発表となりました。
今回は、リリースで理由づけが公表されるという異例の撤退となっています。

リリースでは、3便体制での黒字化を目指したことを書いたうえで、
ここに来て茨城空港は他の空港と異なり、自衛隊の指揮下で運航しなければならないことが判明いたしました。茨城空港と自衛隊との間でそのような取り決めがあるようです。
と他者原因による運休であることを強調。軍民共用空港の宿命である、自衛隊都合での運休について、
例えば、航空祭では運航ダイヤの大幅な変更を求められておりますし、観閲式では運航の中止を求められる可能性もあるようです。これでは定期便としての運航を行うことができません。
とし、いつも同じ時間での運航ができないことのデメリットを指摘しています。

スカイマークは、増便ができないと黒字化できないことから、積極的増便を行っていく前提として、
茨城空港と自衛隊との間で「民間共用」のスキームの見直し
を求めていて、それが行われるまでは運休するという結論に達したようです。


1往復体制の現在は、比較的不便な時間の運航、東京直通バス未接続というハンディがありながら70%以上の搭乗率をたたき出しています。なんとも残念な運休ではあるのですが、この理由付けを見る限りでは、共用のスキームに百里独特の強い制限があるかのような印象を受けます。
日本には、他にも小松や米子などいくつか共用空港がありますが、結構ポンポン飛行機が発着中。空港(茨城県)と自衛隊間によるスキームによる制限が他の空港よりもきついのであれば、茨城県の調整不足ということだとも言えそうです。
ただ、ウィキによれば、百里飛行場は、関東地方で唯一戦闘機運用が可能とのことで、自衛隊の中でもかなり重要度の高い基地でしょうから、調整は難航を極めることは確実でしょう。
海外の多くのLCCがスカイマークの動向をうかがっていたと思うのですが、これによりLCCの選択肢から外れた可能性がかなり高そうです。

観閲式でのダイヤ変更はしょうがないにしても、高い税金かけて民間機用として2本目の滑走路を整備したのに、航空祭のようなイベントでダイヤ変更が求められるのは、スカイマークとしては想定外といったところでしょうか。スカイマークが主張するように、常に自衛隊都合で民間機運航が影響を受けるのであれば、「民間機用滑走路の整備は必要なかったんとちゃう?」という意見も出てきそうです。
逆に共用空港でダイヤ変更を求められることを想定していなかったスカイマークもスカイマークで、今後の動きに注目です。


「神戸‐茨城線」の運休について(スカイマーク公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/press100624.html
posted by johokotu at 23:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 百里飛行場(茨城空港) | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

百里_6月バス便ダイヤ変更

■百里飛行場(茨城空港) アクセスバス便ダイヤ変更(2010年06月)

06/19
□ 茨城空港3番-東京駅(3→3)


06月19日:東京駅の発着位置が変更になります。のりばが鍛冶橋駐車場から八重洲南口6番のりばに、おりばが丸の内口から日本橋口おりばに変更です。
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2010年06月06日

百里_LCC日本上陸へ

百里飛行場(茨城空港) いよいよ本格的LCC日本上陸 春秋航空と就航合意

茨城県は6日、中国の春秋航空(CQH)が百里飛行場(茨城空港)と上海浦東空港を結ぶ路線を7月末から開設すると発表しました。

茨城空港公式サイトでは、
春秋航空は、当面、7月末から2ヶ月間の予定でプログラムチャーター便により茨城空港へ乗り入れ、その後も定期便を目指し就航を継続する。
と発表されています。
5日から茨城県の橋本知事が同航空を訪問、6日に合意文書に調印した模様です。

CQHは、中国の民間資本により設立されたローコストキャリア(LCC)。上海を中心に中国国内線約40路線を運航しています。とにかく格安サービスが売りらしく、片道99元(約1300円)からという値段はとにかく驚き。立席サービスの推進や水サービスの有料化などで話題も振りまいています。
LCC仕様で造成した茨城空港にとっては初の本格的LCCの就航になるとともに、CQHにとっては初の国際線参入となります。

自衛隊との共用空港である百里飛行場へ中国の航空会社が就航ということで、今後は防衛省との調整なども必要にあるかもしれません。


ところで、昨日、毎日新聞に
成田国際空港会社:新ターミナル検討 羽田に対抗、格安航空会社専用で
と題する気になる記事が載っていました。
発着枠がいっぱいいっぱいという成田でもLCC向けの動きがある状況のようです。空港の使用料など航空会社にかかる費用が大きく変わらなければ、多くのLCCは、東京への交通の便が悪い茨城よりは成田に就航したいでしょうから、この動きは茨城にとってはかなりの問題になるものと思われます。
すんなりLCCが茨城に就航すれば、同空港の有効活用にもなるわけですが、そう簡単にはいかない問題なのかもしれません。

ひとまずは、徐々に浸透してきた感じがするLCCの茨城。そしていよいよ日本市場に参入するLCC。値段は高いままサービス簡素化だけにひたはしるANAやJALが生き残れるのか、春秋航空が定着するのか、今年の夏に注目です。
※よくLCCは機内サービス最悪みたいなこと言われてますけど、国内線で比較すると、一般席ユーザーからしてみると、飲料サービスがあるかないか位しかANAやJALとの差はないのが実状になってきています。なにせ日本の航空会社はお値段据え置きのままサービス簡素化に向かっているので、、、。機内で寝てたら飲料サービスすら受けられないから、なんと差はなし!差が出るとしたら操縦の仕方や落ちるかもという漠然とした不安の度合い、それに席が少し狭いといったとこだけでしょう。春秋は機内販売がやかましいらしいので寝るわけにはいかないんでしょうが(笑)。あとは、裏から手が回って政治的にいろいろ制限がつく(国際線は食事出さねばならないとか、現地整備は日本の航空会社の関連会社でなければならないとか、、、?)でしょうから、それをどうクリアしていくのかは注目です。

茨城―上海便就航へ! 中国・春秋航空が就航を表明しました!(茨城空港公式サイト)
http://www.ibaraki-airport.net/news/news-13.html
茨城空港に上海便就航 7月末、中国・春秋航空(日本経済新聞公式サイト)http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE2E4E2E2E58DE2E4E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
成田国際空港会社:新ターミナル検討 羽田に対抗、格安航空会社専用で(毎日新聞公式サイト)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100605dde001020032000c.html
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2010年05月27日

百里_5月バス便変更

■百里飛行場(茨城空港) アクセスバス便ダイヤ変更(2010年05月)

05/27
◎関鉄観光 茨城空港3番-東京駅(0→3)


05月27日:茨城県が検討していた東京都内と百里飛行場(茨城空港)を結ぶ直行バスの運行開始です。
・空港発は東京駅丸の内口着、空港行は東京駅鍛冶橋駐車場発。
・当日茨城空港発着の航空便利用の場合はなんと片道500円、一般利用でも片道1000円。
・所要時間は空港発が2時間30分、空港行が2時間40分(いずれも日曜・祝日は30分短縮)。
・予約制。空席があれば当日でも利用可能。
・なんとコンシェルジュが乗車します。
・SKYの出発便に間に合うバス便はありません。


高速バス「茨城空港〜東京駅線」の運行開始について(関鉄観光公式サイト)
http://www.kantetsu.co.jp/kankan/ibaku/ibaku.html

(この記事は予約投稿です)
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2010年05月14日

百里_利用料徴収認可

百里飛行場(茨城空港) 旅客取扱施設利用料徴収認可

国土交通省は14日、百里飛行場(茨城空港)の旅客ターミナルビルを運営する茨城県開発公社が申請していた旅客取扱施設利用料の上限を認可したと発表しました。

今回申請されていたのは、国内線利用時にかかる旅客取扱施設利用料で、1人当たり大人100円、小人50円(税込)。8月1日から導入する予定で、航空券に含ませる形で徴収します。
現状運航しているのはスカイマークの神戸路線のみで、1路線のみでの導入となります。

百里飛行場(茨城空港)はLCCの就航をにらみ、旅客ターミナル自体を簡素化、経費削減に努めていて、雨が降れば濡れながら搭乗せざるを得ないなど、旅客からするとサービスが完全でない空港。
このような空港でも旅客取扱施設利用料をとることに不満の声が上がりそう。シビアに値段を見る利用者を扱うLCCに就航要請の的を絞っているだけに今後の影響が心配されます。


空港機能施設事業者の旅客取扱施設利用料の上限認可について(国土交通省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab05_hh_000022.html
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2010年04月16日

百里_4月バス便変更

■百里飛行場(茨城空港) バス便ダイヤ変更(2010年04月)

04/16
[水戸ルート]
◎関東鉄道 茨城空港2番-水戸駅南口(0→2)
[つくばルート]
◎関東鉄道 茨城空港3番-つくばセンター(0→2)


04月16日 スカイマーク神戸路線の就航に合わせて直通シャトルバスの運行が開始されます。水戸ルートはすでに路線バスが運行していますが、北関東道・東関東道経由の途中停車バス停なし。水戸駅まで約40分1000円です(路線バスは約65分1100円なので、直通シャトルのほうが安くて速い!)。つくばルートは、つくばエクスプレスとも接続します。
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2010年03月22日

茨城空港に行きました2

茨城空港に行ってきました(Part2)

表題のとおり、昨日、茨城空港に行ってきました。
開業後の様子をお伝えします。

が、あらかじめ言っておきますが、酷評です!


混雑状況
まずは気になる混雑状況から。
昨日は午前中強風+雨でしたが、午後はよく晴れ。人の入りはかなり良かったです。
午前10時ごろまではほとんど人がいませんでしたが、徐々に増え始め、飛行機乗り発着時間帯(12時-13時頃)がピーク。飛行機離陸後は帰る人も多いですが、来る人もまだまだ多く、売店や飲食店は夕方まで列が途切れませんでした。
静岡のように留置機もないので、発着時間帯以外は飛行機はまったく見られないのに、まだまだ混んでいます。
ただ、道路は入口付近で時間帯によって若干の列が見られる程度で、スムーズです。

アクセス
レンタカーで行って調べてきました。
水戸駅40-50分、県庁30-40分、茨城空港北IC10-20分、千代田石岡IC30-40分程度。千代田石岡ICへは石岡駅周辺道路の渋滞が激しく、ややアクセスしづらい印象でした。
でこの混雑を避けるために整備中の鹿島鉄道跡にバス専用路をつくっているのですが、駅側はまだ土地を平らにしている段階でした。バスターミナルにして東京-水戸間の高速バスと空港バスが完全接続するようにすれば利用者増も期待できそうです。
ibaraki2-01.jpg
水戸駅からの路線バス。小川駅行きが空港に経由するようになった。水戸駅の乗り場はやや遠い6番のりばで分かりづらい。

地元PR
県庁では専用ブースを設けて空港のPRが行われていました。
地元小美玉市役所にもブースがありますが、閉庁日の休日は見学できず、、、。
水戸駅の観光案内所ではアクセスマップのコピーがあるだけで、なんの宣伝もありませんでした(駅の広告に空港が出している広告があった程度)。

館内全般
内装は、白と黒を基調としたデザインで、白ベースですが、神戸に似た印象を受けました。国際線側区画である南側は使用されておらず、なぜかアシアナの手続きは国内線側区画で行われています。
ibaraki2-02.jpg
デザインは白黒がベース。雰囲気は神戸や北九州が近い感じで、それをさらに小さくしたような印象。

展望デッキ
悪名高き総ガラス張り+特定方向曇りガラスです。
特定方向は百里基地側(北西側)で、北から南へ離陸の際の加速状況、南から北への離陸時の離陸直後はまったく見えません。でもこの基地、飛行機乗れば丸見えですし、空港外周からも丸見え。そもそも防衛のために基地を見えなくする意味がよくわかりません。
離着陸時は二重三重の混雑で、ガラス際をとるだけでも大変。昨日は南への離陸だったのですが、南へ向かう姿が曇りガラスのせいで見えなくなるため、アシアナ機が滑走路に進入したとたん、正面ガラスに貼りついていた人々が、一斉に北側のガラス際へ近づこうとしたのには笑ってしまいました。ファンでなくても不満だらけですね。
ibaraki2-04.jpg
北側から。ガラスの向こう側がよく見える(タラップ等が丸見え)。
ibaraki2-03.jpg
南側から。ガラスは曇りの方向になり、まったく見えない。

売店
通常の商品に「茨城空港に行ってきました」というラベルや紙を貼っただけのエセ商品が続出
「いばらきブランド」を掲げる地元商工会出店売店(スカイアリーナ)では、手書きの紙を貼ったものや明らかにプリンター出力した紙を貼っている商品などヒドイものが多数出ていました(少なくとも業者に印刷頼むぐらい金をかけてほしい)。こういうエセ商品があり、かつ恥ずかしさもなく販売するというところが茨城ブランドなのでしょうか。
空港記念品としては開港記念ラベルの日本酒・ビール、茨城空港どら焼き・カップケーキ、キーホルダー、茨城空港に行ってきました(ブルーベリーパイ)が存在。名前が茨城空港になったのに百里基地商品がいくつか出ていたのと、茨城空港の名は入っていませんが、開港をにらんで作ったマカロンなどがありましたが、少なめです。
どら焼きは3個500円のぼったくり価格です(同社の高級菓子である極上どら焼きですら5個900円弱)。
地元鉾田の野菜を使った商品が多いことは◎。

飲食店
複数のテーブルを端に片づけているぐらいなのに、机が絶対的に足らず座れない人が続出。
テーブルが4人用しかないので、混雑時は1人では座席を取ることが困難です。韓国便とスカイマークしか飛ばないので、個人客が多くなるかと思うのですが、このあたり、どういう考えでいるのか不思議です。
座席確保に係員のフォローもなく、ゴミがあふれていても巡回するスタッフがおらず、汚らしかったです。
空港限定メニューは皆無です(定食は納豆付で、茨城らしさ少しは出ていたのかな)。

少しびっくりの内容でした。

詳細は、今後空港概要でも取り上げていきます。
ラベル:茨城空港
posted by johokotu at 13:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 百里飛行場(茨城空港) | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

3月バス便変更_茨城

■百里飛行場(茨城空港) バス便ダイヤ変更(2010年03月)

03/11
◎関鉄グリーンバス 茨城空港1番のりば-(直行)-石岡駅(空港発0・空港行0→1・0)
◎関鉄グリーンバス 茨城空港1番のりば-小川駅-石岡駅(空港発0・空港行0→1・0)
◎関鉄グリーンバス 茨城空港1番のりば-小川駅(0→6(土休は空港発4・空港行5))
◎関鉄グリーンバス 茨城空港2番のりば-水戸駅-吉沢車庫(0→2(平日は空港発2・空港行4))
◎関鉄グリーンバス 茨城空港2番のりば-水戸駅(0→2(平日は空港発3・空港行2))


03月11日 茨城空港開港に合わせた経由の開始です。運行系統は大きく、空港-石岡駅と小川駅-空港-水戸駅-吉沢車庫の2系統があります。
小川駅-空港-水戸駅-吉沢車庫は、もともと運航していた路線バスを経由させる形で新設した路線になっています。土曜休日は便数が少ないほか、区間便もあるので要注意です。
水戸駅まで1100円約65分もかかります!
ラベル:茨城空港 バス便
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 百里飛行場(茨城空港) | 更新情報をチェックする

祝!茨城空港開港

祝・茨城空港開港


本日、茨城空港が開業します。

百里飛行場に平行滑走路を整備してスタートする共用空港です。
首都圏第三空港としての需要や、福島空港同様北関東の需要の取り込みを目指すとのことですが、さてさてどうなる事やら。
まずはアシアナ航空のソウル仁川便のみでスタートし、路線定着が苦手なスカイマークにより4月から神戸便が運航開始となります。

北関東のうち、群馬アクセス時間は羽田・成田と大して変わらないですし、埼玉ですら成田・羽田のほうが便利。栃木も場所によってはアクセスしづらく、あくまで茨城の空港なのかなあという印象です。はっきり言って地の利はまったくないですね。
アクセス利便性は最悪、軍民共用で無制限には増やせないなどいろいろと制約はありそうですが、LCC誘致を目指すなど、様々な取り組みは注目点。羽田・成田の拡張がひと段落し、海外LCCが羽田・成田に参入できない場合は大きく飛躍する可能性を秘めています。

今後は都心や群馬方面とのアクセスの向上がカギを握る気がしますが、航空便が飛んでいない空港にアクセス交通を呼ぶことができるかどうか、実に大事なことかと思います。東京・水戸間の高速バスが寄れるよう石岡・茨城空港北IC間あたりに高速道路を整備するとか、北関東道まで北上しなくても西へストレートに出られるよう高速道路を建設するとか、鉄道整備とか、どれも実現は無理でしょうが、そのくらいはしないと航空会社の尻ごみは続くでしょうね。
あとは茨城の地方空港として考えるのであれば、茨城自体の魅力を高めないと利用増は難しい?。富士山や伊豆箱根に近い静岡空港ですら苦戦中。産業は成田に近い鹿島や日立程度で、有名な温泉とかゴルフ場等はほぼなく、地形も気象も平凡な茨城に来る人がいるかどうかといったところでしょうか。

空港乱立で無駄空港が多いと国民から批判が多い中での開港。首都圏第三空港としての飛躍を期待したいと思います。
ラベル:茨城空港
posted by johokotu at 06:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 百里飛行場(茨城空港) | 更新情報をチェックする

2010年03月07日

茨城空港へ行きました

百里飛行場(茨城空港)に行ってきました

ibaraki006.jpg


3月11日に開業する茨城空港。現・百里飛行場を改修して造成された新しい形の飛行場です。
富士山静岡空港と異なり、事前のPRが全然されておらず、見学のようなこともできませんでしたので、正直なかなか行く気になりませんでした。で、開業前に一度は様子を見に行かなくては思っていたまま、ずっと行けていなかったのですが、本日、やっと行ってきました。

6日に、地元市町により構成される茨城空港周辺地域活用推進連絡会主催で、空港前広場(11日に使用開始予定)を使って「空の市」イベントが行われいたので行きたかったのですが、別の予定が既に入っており断念。7日訪問となりました。


冷たい雨が降る茨城空港でしたが、今日は今日で、開港記念式典がはやくも行われていたようで、ひっきりなしに車が出入りしていました。
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記念式典がなくても11日までは一般人は進入禁止なのでは、、、。幟もまきつくほどの風雨の中、記念式典が行われた模様。

ibaraki003.jpg
駐車場には車がいっぱい。開業記念式典のせいだ。手前には調整池の公園が整備される模様。

ibaraki004.jpg
エプロン側。LCC仕様したために搭乗橋がなく安上がり、としきりに宣伝されていますが、離島空港などでは搭乗橋がない空港も多いのですが、、、。

■アクセス
アクセスについてですが、6日に東関東自動車道茨城空港北IC-茨城町JCT間がオープンしました。東京側からだと遠回りになりますが、空港ターミナルまで約9キロ(公表所要時間13分)の位置にあります。
ibaraki001.jpg
開業区間は東関東自動車道の北端側になる。暫定片側1車線一部交互通行による開通。将来は成田方面ともつながる予定なので、結構便利になりそうだ。

ただ、東京方面からの車でのアクセスは、千代田石岡ICか今後整備される石岡・小美玉スマートICが近いだけ。千代田石岡からだと17キロ25分もかかります。
バスは水戸からの路線バスと石岡駅3番のりば(駅改札口から一番遠いのりば)からのバスが経由しますが、便数は航空便に合わせた最低限の設定です(開業時はソウル仁川線に合わせた1日2往復)。
首都圏セカンダリー空港との触れ込みですが、交通の便が良くなく、定着にはなんとなく問題山積みの気もします。鹿児島みたいに高速道路の脇にあるわけではなく、高速バスを経由させるわけにもいかないでしょうから、スターフライヤーが北九州でやっているようなセンタク、あるいは1000円程度の乗合バスを、茨城空港-東京駅間にでも運行しない限りはアクセスで嫌気をさされてしまう可能性があり心配です。
ibaraki012.jpg
JR石岡駅に設置された石岡市のPR看板。ハッスル黄門によるPR。

■記念グッズ
空港が出来たらターミナルの売店でも販売されるでしょうが、、、。
今のところ目につくのはアサヒビールのスーパードライ特別缶程度でしょうか。茨城工場で製造された特別ラベル付きなのですが、ターミナルに最も近いスーパーマーケットのエコス小川店では、開業を前にすでに売り切れになっていました。
また、小美玉市の飲食店などでは、空港応援ラベルの貼り付け商品がいくつかで回っていて、空港のすぐそばに工場がある菓子のはしもとではラベルを張ったドラ焼きなどを販売していました。
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左が菓子のはしもとのドラ焼き、右がスーパードライの特別ラベル缶。どらやきは袋に小美玉市の独自PRキャラクタースカイスリーのシールが貼ってある。水戸に本社がある亀印製菓が焼印を入れた茨城空港どらやきを出すそうなので、あくまで市の独自認定商品といった感じでしょうか。(工場の人は空港に販売の申請は出したがまだ認められていないと言っていたが、、、)

■小美玉市役所
地元小美玉市の市役所にも行ってきました。
1階ロビーで特別なパネル展示が行われていました。

が、

なんと日曜日で庁舎自体があいておらず、見ることはできませんでした。
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小美玉市役所。入口入ってすぐの右わきでパネル展示が行われている模様。

■PRの数々
地元小美玉市では独自キャラクターを起用。なんだか、いまひとつ盛り上がりと統一感に欠けるPRの様子をどうぞ。

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小美玉市旧小川町地区のピアシティ前の看板群。小美玉市の幟、「日本全国ご近所大作戦」の看板、茨城空港6キロの交通看板が見える。

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小美玉市役所入口に掲げられた看板。小美玉市では空港PRに独自キャラクター「スカイスリー」(←絶対スカイツリーのパクリ)を採用、各所に使用している。青、赤、緑の三色があり、市役所前は緑。このほかアクセス道路沿いなどに赤や青を使った同内容の看板がある。

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鉄道アクセス駅となる石岡駅前の観光案内所。紺色の目立つ幟がある。石岡名物を空港で販売するかは、観光案内所の人でも知らないとのこと。盛り上がってないな〜、、、。

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水戸からのアクセスバスの終着地となる小川駅バス停に掲げられたPR看板。地元高校生による制作で、実は空港PRというよりは、鹿島鉄道代替バスの利用促進を狙ったPR看板だ。地元の高校生の方、どうです、空港利用促進と合わせて妙案出してみませんか、、、。

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石岡駅近くに掲げられているPR看板。やっぱり飛行機より新幹線、、、ですかね。乗り換えなしで名古屋(飛行機)へ、乗り換えなしで大阪(飛行機)へ、乗り換えなしで福岡(飛行機)へ、乗り換えなしで鹿児島(飛行機)へ。ってしてほしいなあ。あ、どちらにしても現地移動でバスや電車への乗り換えが必要だった、、、。

■新聞
たまたま買った今日の茨城新聞は茨城空港特集を掲載!
センター2面と1枚めくった2面の計4面でぶち抜き特集でした。気になる人は、是非茨城新聞をご購入を!
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センター2面のぶち抜き特集。良く読みたい人はご購読ください(笑)



それでは11日は行けませんが、新しい地方空港の挑戦をゆっくり見守ることといたしましょう。

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いばら「き」ですよ、念のため。
ラベル:茨城空港
posted by johokotu at 22:30| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 百里飛行場(茨城空港) | 更新情報をチェックする

2010年02月08日

茨城_SKY国内線就航へ

百里飛行場(茨城空港) SKYが国内線定期便初就航へ

スカイマークは6日、3月に開業する百里飛行場(茨城空港)に国内線定期便を就航させることを発表しました。

就航するのは、茨城-神戸路線1日1往復(午前中の運航を予定)で4月16日から。茨城空港への国内線定期便就航表明は初めてで、開港日には間に合わないものの、いよいよ国内線も運航が開始されます。
普通運賃は片道12,000円。ほぼ同区間運航となる東京国際(羽田)-神戸間9800円(1月実績)よりも2000円程度高い運賃が設定されていますが、羽田路線とは異なり各種割引運賃が設定されており、前割21であればなんと5,800円になります。

リリース情報でスカイマークは「羽田、成田に続く首都圏三番目の空港である茨城空港と、神戸空港を結ぶことで、お客様への更なる利便性向上を目指すとともに、新たな需要喚起を図りたい」としており、格安航空と格安向け空港が初めて手を組むことになります。


〜2010年4月16日就航〜新路線「茨城−神戸線」の就航について(スカイマーク公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/press100206.html
ラベル:茨城空港 sky
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2010年01月31日

茨城_SKY記念便運航

百里飛行場(茨城空港) SKYが記念フライト実施

スカイマークは1月29日、茨城空港開港記念フライトを実施すると発表しました。

茨城空港開港日の3月11日に限り、茨城空港と神戸空港、東京国際空港(羽田)をそれぞれ結ぶ臨時便を運航します。
初便は神戸発で茨城空港には9時30分到着予定。茨城との間を1.5往復したのち、最終便は茨城発羽田行となります。運賃は記念価格で、神戸線が6000円、羽田線が5000円。往復利用の場合、復路は4000円に割引です。

羽田線は約20分のフライトを予定。産経新聞の記事によれば、スカイマークは同空港への「就航を検討している」とのことで、今回の記念フライトで同空港就航への認知度を高める狙いがあるとみられます。

茨城空港では、定期便はアシアナ航空(AAR)によるソウル仁川線のみしか就航が決定しておらず、1日限りとはいえ国内線の運航表明は初。開港日は、AARの定期便に加え、チャーター便として、ホノルル(日本航空運航・JTB)、台北(復興航空運航・近畿日本ツーリスト)の各路線がすでに運航予定で、初日はなんとかにぎわいを保ちそうです。
台北行のチャーター便時刻がはっきりしないので、なんとも言えないのですが、SKY茨城着の初便が同空港初の旅客便となる可能性も高いほか、約20分となる羽田線も短距離区間運航として注目です。


開港日にスカイマークが記念フライト 茨城空港(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100129/ibr1001292013008-n1.htm
スカイマーク就航検討 茨城空港 神戸間の定期便(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100129/ibr1001290236000-n1.htm
ラベル:sky 茨城空港
posted by johokotu at 18:00| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 百里飛行場(茨城空港) | 更新情報をチェックする