百里飛行場(茨城空港) HISがジャックへ
茨城県とエイチ・アイ・エスは17日、来年のゴールデンウィーク期間にチャーター便を集中投入し、茨城空港をジャックする計画を発表しました。
17日から発売が開始されたフィリピン・セブ島、中国・海南島へのツアーを皮切りに最大20本のチャーター便を運航し、茨城空港をジャックする計画だそうです。
国内空港としては珍しく国内線が就航しない空港で、閑古鳥が鳴くことは必至ですから、こういう計画ができるのですが、新しい空港の活用方法として空港ファンとしてはかなり注目しています。
成田より遠いものの、集合時間は成田の3時間前に対し茨城なら1時間前でOK。アクセスさえ確保できれば、人は集まりそうです。(+4000円程度で都内・茨城空港往復送迎バス付とかやってくれないですかね。)
ちなみに、今回の計画。毎日新聞によると、「会見に同席した橋本昌知事は「(チャーター便が)定期便に移行する可能性もある」と終始笑顔を見せながら、2月にHIS側にチャーター便就航を打診したことを明らかにした。」と県側から提案したらしいことが報道されています。
こういうオモロイ計画は旅行会社が考える専売特許でしょ、とツッコミたくなるのですが、旅行会社には空港を宣伝商品にするなんて考えは一切ないんでしょうね。
国内にはまだまだジャックできる空港がたくさんあります。長崎や沖縄の離島ならジャック周遊も計画できますよ(大・中型機が飛べる空港は限られてしまいますが、、、)。ぜひぜひチャーター旅客便飛ばして、空港ファンを楽しませてくださいね、、、旅行会社さん。
→H.I.S.が2010年GWに茨城空港ジャックを計画!(茨城県茨城空港公式サイト)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kuko/info/HIS_JACK.html
→茨城空港:HISチャーター便就航 来年GW、最大20本3000席確保へ /茨城(毎日新聞公式サイト)
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20091218ddlk08020215000c.html
2009年12月20日
2009年12月03日
茨城 開港まで100日切る
■百里飛行場(茨城空港) 開港まであと100日切る
先月19日に開港日が決定した百里飛行場(茨城空港)。
平成22年3月11日の開港まで、12月2日でいよいよ100日を切りました(投稿した3日は98日前)。
6月に開港した富士山静岡空港と異なり、空港に関する見学施設がないために、その中身がいまいちよく分からず、当ブログでほとんど取り上げていませんでした。が、開港までいよいよ2桁日数になったので、カテゴリを新設しました。
で、この茨城空港ですが、、。
いまだにアシアナ航空しか就航を宣言しておらず、新聞紙上などでも絶対に赤字といった論調が多いですが、個人的にはかなり期待を寄せています。首都圏のセカンダリー空港で、LCC向けに配慮したターミナル・駐機場など、発想が後付けとはいえ、大化けする可能性があるからです。
いまだ就航が決まらない国内線は、採算取れる路線があるかないか程度。少数路線就航だとカウンター開設などの地上職員の費用が相対的に高くかかるので、JALもANAもなかなか新路線開設に踏み切れないのかもしれませんね。
就航を決めたアシアナにしても、茨城を結構高評価しているようなのですが、茨城就航を契機に福島撤退をもくろんでいるようで、実質的に付替のような形。日本の空港行政としてはこの辺はまた別の問題が生じますね。
ちなみに、茨城県からの委託があって、ANA総合研究所から「茨城空港の利活用に関する調査研究」が発表されています。同研究所の「茨城空港研究マガジン」によれば、「茨城空港は「従来型の空港」としては必要とは言いがたいが、日本の首都圏の未来を担うべき「本格的セカンダリー空港」としては有望かつ必要である」とまとめられていて、専門的にも注目度は高い空港のようです。
自分は多摩地区出身なので、セカンダリー空港は、調布を拡張するか、横田、入間を共用化するほうが絶対効果あり、と考えてしまいます。調布はこれ以上の拡張は難しく現状でも反発多数、横田はアメリカとの調整が必要、入間は滑走路短いとそれぞれ問題はあるのですけども、、、。入間はアクセス抜群でお勧めですよ、国交省さん、、、。
<百里飛行場(茨城空港)>
飛行場種別:共用空港(※旧空港分類なし)
設置管理者:防衛大臣
滑走路延長:2700m/2700m
空港コード:IBR/RJAH
旅客ビル管理者:茨城県開発公社
※滑走路2本で成田や羽田のダイバードにも期待??
→■茨城空港(茨城県公式サイト)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kuko/index.html
→■ANA総合研究所(ANA総合研究所公式サイト)=茨城空港に関する調査研究を公開中
http://www.ana-ri.co.jp/index.php
先月19日に開港日が決定した百里飛行場(茨城空港)。
平成22年3月11日の開港まで、12月2日でいよいよ100日を切りました(投稿した3日は98日前)。
6月に開港した富士山静岡空港と異なり、空港に関する見学施設がないために、その中身がいまいちよく分からず、当ブログでほとんど取り上げていませんでした。が、開港までいよいよ2桁日数になったので、カテゴリを新設しました。
で、この茨城空港ですが、、。
いまだにアシアナ航空しか就航を宣言しておらず、新聞紙上などでも絶対に赤字といった論調が多いですが、個人的にはかなり期待を寄せています。首都圏のセカンダリー空港で、LCC向けに配慮したターミナル・駐機場など、発想が後付けとはいえ、大化けする可能性があるからです。
いまだ就航が決まらない国内線は、採算取れる路線があるかないか程度。少数路線就航だとカウンター開設などの地上職員の費用が相対的に高くかかるので、JALもANAもなかなか新路線開設に踏み切れないのかもしれませんね。
就航を決めたアシアナにしても、茨城を結構高評価しているようなのですが、茨城就航を契機に福島撤退をもくろんでいるようで、実質的に付替のような形。日本の空港行政としてはこの辺はまた別の問題が生じますね。
ちなみに、茨城県からの委託があって、ANA総合研究所から「茨城空港の利活用に関する調査研究」が発表されています。同研究所の「茨城空港研究マガジン」によれば、「茨城空港は「従来型の空港」としては必要とは言いがたいが、日本の首都圏の未来を担うべき「本格的セカンダリー空港」としては有望かつ必要である」とまとめられていて、専門的にも注目度は高い空港のようです。
自分は多摩地区出身なので、セカンダリー空港は、調布を拡張するか、横田、入間を共用化するほうが絶対効果あり、と考えてしまいます。調布はこれ以上の拡張は難しく現状でも反発多数、横田はアメリカとの調整が必要、入間は滑走路短いとそれぞれ問題はあるのですけども、、、。入間はアクセス抜群でお勧めですよ、国交省さん、、、。
<百里飛行場(茨城空港)>
飛行場種別:共用空港(※旧空港分類なし)
設置管理者:防衛大臣
滑走路延長:2700m/2700m
空港コード:IBR/RJAH
旅客ビル管理者:茨城県開発公社
※滑走路2本で成田や羽田のダイバードにも期待??
→■茨城空港(茨城県公式サイト)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kuko/index.html
→■ANA総合研究所(ANA総合研究所公式サイト)=茨城空港に関する調査研究を公開中
http://www.ana-ri.co.jp/index.php